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■■■明日の日経平均を予想するスレ24460■■■

1 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 19:05:11.19 ID:ARWNa0q2.net
前スレ
■■■明日の日経平均を予想するスレ24459■■■ [転載禁止] ©2ch.net
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455 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:37:10.90 ID:WSQ5lOWu.net
写真より、実物のほうがスリムで美人だから♪

456 : 【北陸電 - %】 ◆23f4X2UHjf3X :2015/11/22(日) 21:37:34.42 ID:p3amR+8s.net
>>431
ばんわん
>>437
普通に歩いてます

>>442
スーパー自由ちんちん、見苦しいよ

457 :終了山師 ◆owatanayH8HB :2015/11/22(日) 21:37:42.81 ID:HAsBj3Io.net
>>452
俺も寝るお、朝4時おきだお

458 :|ω・`) 松戸@mousePC ◆YVMSCB45BQ :2015/11/22(日) 21:37:49.40 ID:CjHjIlvv.net
やり手な小泉ジュニア

459 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:37:57.56 ID:Hkh5zvxH.net
悪質だなーロシア人は

460 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:37:59.70 ID:zs4NzrH3.net
>>428 北海道で食ったのは まずかった (・∀・) 観光客を馬鹿にしていると思う

461 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:38:07.54 ID:YuXB5GoE.net
>>453
1の1だと思うけど
そのどっちも

462 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:38:42.96 ID:WSQ5lOWu.net
新しいダーリンになるかもしれない人、私は写真よりスリムで美人です。そこから6キロくらい痩せてます

463 :空腹 川∂д∂川 ◆boczq1J3PY :2015/11/22(日) 21:38:45.83 ID:Lj4lDUS6.net
なぜ他人のふり?w

464 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:12.35 ID:mprGP3CR.net
米倉涼子ほんとキレイだな
こんな人がドMだなんて(´・ω・`)

465 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:15.74 ID:zs4NzrH3.net
>>429 高級散歩と言いつつ (・∀・)9m ナンパしに行ってるんだよね?

466 :180 ◆OK0LyVAbF. :2015/11/22(日) 21:39:23.57 ID:Nzr9Q8I8.net
>>454
重鎮TAKA様は市況1、風俗部の顧問だ。

風俗部のエースで四番でキャプテンがお主、フリーちんちんだ。

467 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:24.34 ID:YuXB5GoE.net
安保反対運動してた人やろ
こういう人は全く信用できん

468 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:28.94 ID:6FN41F+X.net
>>462
だったら、その痩せた写真を出せよ

469 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:29.33 ID:Hkh5zvxH.net
一般人ならまだしも歴史の専門家は知らないではすまされない。
故意に言っている

470 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:39:53.09 ID:4Yr1BRa2.net
>>464
稲葉さんはMですね(´・ω・`)

471 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:16.70 ID:Hkh5zvxH.net
ロシア人は朝鮮人以下だな

472 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:17.10 ID:zs4NzrH3.net
>>435 じつは フリーちんちん (・∀・)9m だったんですね。  人になすりつけて・・・。

473 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:20.68 ID:SOx30p5S.net
>>391
うらやまあああ

474 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:25.79 ID:WSQ5lOWu.net
>>468
うん、レーザーでツルツルプリプリにして、プロに撮って貰うわ

475 ::2015/11/22(日) 21:40:26.00 ID:RHCMv46N.net
>>447
え?そんなこと言いましたっけw

京都は魑魅魍魎の街ですし…
左派なんてかわいいものですお

476 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:31.10 ID:mprGP3CR.net
>>470
ど、どうしてそれを(; ・`д・´)

477 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:45.31 ID:4Yr1BRa2.net
>>466
ワラオ産業もありますよ(´・ω・`)

478 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:40:51.20 ID:WSQ5lOWu.net
>>391
コレステロールがなぁ

479 :ミリンダ=ブランティーニ中尉:2015/11/22(日) 21:41:01.50 ID:QsnpOMho.net
よく見たらあんまりかわいくなかった

480 :お爺さん ◆TOPIXQCP8g :2015/11/22(日) 21:41:12.89 ID:o41Fa6Z+.net
(´ω`)そういえば最近、稲葉君みないね
忙しいのかな

481 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:41:17.96 ID:lCSDEnFs.net
>>458
まっちゅんは秋葉原行ったんけ?

482 ::2015/11/22(日) 21:41:21.96 ID:RHCMv46N.net
>>457
おやすみ

483 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:41:33.37 ID:LGoIvuRj.net
落札できると思ってたのに、誰かに高値の札を入れられてしまった。
クソガ

484 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:41:39.70 ID:lCSDEnFs.net
>>480
毎朝いるよあいつ

485 :|ω・`) 松戸@mousePC ◆YVMSCB45BQ :2015/11/22(日) 21:41:45.20 ID:CjHjIlvv.net
>>481
行ってないお(´・ω・`)

486 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:41:47.30 ID:nu5SE2X/.net
しかし栗原柳本両候補は次の国政選挙のポストが与えられてんだろうな

487 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:42:05.22 ID:YuXB5GoE.net
南京事件とか言う作り話じゃなくてシベリア抑留は紛れもない事実なんだよな
レッドチームが言うことは全部つくり話だからシナが慰安婦言い出したということはやっぱり嘘だったのかって世界が思うきっかけになる

488 : 【北陸電 - %】 ◆23f4X2UHjf3X :2015/11/22(日) 21:42:10.30 ID:p3amR+8s.net
>>465
>>472
スーパーフリーちんちんさん、こんばんわ

489 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:42:12.48 ID:zs4NzrH3.net
>>445 人違いですよ (・∀・) キッパリ
>>446 見た目で (・∀・) 
>>447 忘れた (・∀・) 自転車に幟つけて走ってる。 効率の悪い方法しか思い浮かばないらしい。

490 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:42:16.25 ID:lCSDEnFs.net
>>485
松戸のユニクロは?
ハァハァ・・・

491 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:42:19.81 ID:4Yr1BRa2.net
稲葉さん、結局2ch引退してないよね(´・ω・`)

492 :お爺さん ◆TOPIXQCP8g :2015/11/22(日) 21:42:41.95 ID:o41Fa6Z+.net
>>484
(´ω`)ふむ、元気なようですね

493 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:43:01.82 ID:LGoIvuRj.net
>>491
稲葉は追加ファンディングが欲しいようだな。

494 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:23.28 ID:nu5SE2X/.net
株板うpロダってスレが消えても画像は残ってるもんなん

495 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:27.45 ID:mprGP3CR.net
ぼくは稲葉さんじゃありません(´・ω・`)

496 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:28.24 ID:zs4NzrH3.net
>>450 ミョウバン漬けで無い (・∀・) こっちのスーパーでミョウバン漬けのウニ食の方が味がするもん。
ウニの味が薄くて誰も食わない安いものを食わされたと思う。

497 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:38.13 ID:WSQ5lOWu.net
まずはお会いして下さいね。
お付き合いするかはその時決めればよろしいですよね♪
>>483
ウフフ♪劣後は大切な保護者だからお茶飲み会ならいつでもするよ。

498 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:43:38.61 ID:IJePn9q2.net
帰宅
ストーブ本格稼働であったかいお(^ω^)ザマーw

499 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:39.31 ID:YuXB5GoE.net
>>479
よくみろ
>>202
>>219

500 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:43:46.68 ID:LGoIvuRj.net
次は1万円くらいファンディングしてやるかな。

501 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:43:58.15 ID:zs4NzrH3.net
>>456 人違いですよ (・∀・) キッパリ!

502 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:44:14.05 ID:Hkh5zvxH.net
ロシアの歴史の専門家とやらは、「日本兵はすぐ日本に帰れた」、と言ってる

503 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:44:17.59 ID:tqDrtO0H.net
>>498
消してやる。

504 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:44:34.11 ID:zs4NzrH3.net
>>466 誰やねん そいつは? (・∀・)

505 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:44:52.81 ID:LGoIvuRj.net
>>497
ビービーアーは今年春に挙式あげたんじゃなかったのかよ。
スレの住民みんなで祝福したのを忘れたのか?

506 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:45:02.73 ID:4Yr1BRa2.net
あぼーんがいるわ(´・ω・`)

507 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:45:12.97 ID:YuXB5GoE.net
>>502
当時GHQ統治下の日本にそのような嘘は通用しないおね

508 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:45:18.35 ID:PnuT1fgK.net
>>498
:: (●)ε(●)::
:: / つ⊂\ :::

509 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:45:26.57 ID:zs4NzrH3.net
>>488 あんた (・∀・) 痴ほう症や! キッパリ

510 ::2015/11/22(日) 21:45:42.77 ID:RHCMv46N.net
>>502
スターリンの強制移住でシベリアに遣られたクリミアの人たちはまだ帰れませんぬ

511 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:45:51.29 ID:Hkh5zvxH.net
>>507
ロシアではシベリア抑留は日本の捏造なんだな

512 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:46:00.27 ID:LGoIvuRj.net
>>498
道民はエネルギー浪費するだけで何の役にも立ってないな。
もうそろそろ北海道をロシアに割譲してもいいな。

513 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:46:09.16 ID:WSQ5lOWu.net
>>505
うん、色々あって別れた。
劣後とは変わらず友人として付き合ってくつもり。

514 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:46:16.25 ID:IJePn9q2.net
>>503
ウッヘッヘ
今夜はフルチンとまでは行かないがかなりの薄着やで お(^ω^)プププノプ

>>508
――煤\(;ω;)!―――

515 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:46:23.57 ID:zs4NzrH3.net
>>498 ストーブの火がカーテンに燃え移って (・∀・) 火事になる人 きたー

516 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:46:43.52 ID:tqDrtO0H.net
>>514
うp

517 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:46:55.82 ID:IJePn9q2.net
>>512
お前は牛5頭分のメタンガス排出するのヤメれや お(#‘ω‘ *)

518 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:47:11.15 ID:LY0fgXCm.net
   第九章 法学と政治によせて

  第一二〇節

 自分の足もとにあるようなものを雲の中に求めるのが、ドイツ人特有の欠点だ。哲学の教授諸公が
自然法を取り扱うやり方など、その尤なるものである。自然法の素材になっている単純な人間の生活関
係、すなわち正と不正・所有・国家・刑罰権などを説明するのに、およそ法外な、抽象的きわまる、つ
まり最も包括的で最も中身のない概念がもってこられる。そしてこの概念から、それぞれの教授の特殊
な気まぐれに応じて、あれやこれやのバベルの塔が雲のなかに打ち建てられるのだ。かくて、きわめて
明瞭な、単純きわまる、われわれに直接関係する生活の事態が、わけのわからぬものに仕立てあげられ
る。こういう学校で教育を受ける若者たちこそ迷惑だ。じつは問題そのものはきわめて単純・明快なの
で、それはこの問題についてのわたしの叙述(『道徳の基礎について』第一七節、『意志と表象としての
世界』正編・第六二節)によって納得できよう。ところが、ある種の言葉、たとえば権利・自由・財
産・存在(この無内容な不定形詞の連辞)といった言葉を聞くと、ドイツ人はすっかりめまいを起こし
て、たちまち一種の精神錯乱におちいり、最も包括的で最も空っぽな概念を技巧的にならびたてなが
ら、なにも言っていないくせに大げさな空言を弄しはじめるのだ。実際は現実にこそ着目すべきであ
り、これら抽象概念のもとになっている。したがってその真の内容をなす唯一のもの、事柄や事態を具
体的に見ればいいのに、ドイツ人はそれをやらないのである。

  第一二一節

 正あるいは権利と言う概念が積極的なものであるにちがいないといった先入見から出発して、これを
定義しようとくわだてる人は、失敗するだろう。つまりそれは影をつかもうとして亡霊を追いかけ、一
種の「非存在」を求めているものだからである。正あるいは法の概念は、自由の概念と同様、否定的・
消極的概念であって、その内容はたんに一種の否定にとどまるからだ。不正あるいは不法の概念こそ積
極的概念であり、最も広い意味での損傷、つまり「侵害」と同義である。損傷は人にも財産にも名誉に
も該当する。――こう考えれば人権を定義することは簡単にできる。各人は、他の人を傷つけないかぎり
どういうことをしてもよい権利をもっている、ということになる。――

 あることへの権利をもつとは、他人を傷つけないかぎり、そのことをしてさしつかえないということ
であり、あることに対する権利をもつというのは、だれかほかの人を傷つけなければ、それを受けとっ
て利用してよいという意味にほかならない。――「単純明快さは真理の目じるし」なのだ。――この論
法でゆくと、いろいろな問題が無意味であることがわかる。たとえば、われわれに自殺する権利がある
かどうかといった問題だ。他人がわれわれの一身にかんしてもちうる権利の話ならば、これはわれわれ
の生命をそこなわないという条件に制約される。だからこの条件がみたされないかぎり、そういう権利
はない。だが、自分ではもう生きていたくないという人に、ひとさまのためにただの機械になって生き
つづけるべきだというのは、行きすぎた要求だ。

519 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:47:23.24 ID:IJePn9q2.net
>>515
(*‘ω‘ *)オマエダレヤ?

>>516
(*ノωノ)

520 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:47:34.46 ID:LY0fgXCm.net
     第一二二節

 人の力量には差があって平等ではないが、人間としての権利は平等である。それはこの権利が力量に
もとづくものではなくて、権利の道徳的性質からいって、どの人にも、生きんとする同一の意志が、こ
の意志の客体化の同じ段階であらわれているためである。しかしこのことは、人が人として有する根源
的・抽象的権利についてのみいえることだ。めいめい各人がその力量によって手に入れる財産とか名誉
などは、この力量の程度と種類しだいであって、その権利の及ぶ範囲は広くなる。つまりこういう問題
では平等ということはなくなる。しかし財産の多い人とか活動的で名誉にめぐまれた人とかは、それだ
け獲得するものが多いからといってその権利が大きくなるわけではなくて、権利の及ぶものの数がふえ
るだけなのだ。


   第一二三節

 わたしの主著(続編・第四七章)で説明しておいたとおり、国家は本質的に単なる防衛施設である。
対外的には国全体を外的の攻撃から守り、対内的には個人がおたがいに攻撃しあうことをふせぐための
施設なのだ。以上のことから結論されることは、国家が必要なゆえんは、つまるところ、天下周知の人
間の不正にあるということだ。人間が不法なことをやらなければ、国家など考えられもしないだろう。
そうなれば自分の権利をおかされはしまいかと思う人もなくなるわけだし、たんに野獣の攻撃をふせい
だり天災を避けたりするためのただの団体というのだったら、国家と似ても似つかないものになるはず
だからだ。大げさな美辞麗句を使って、国家こそ人間存在の最高の目的であり精華であるなどと述べた
とて、俗物根性讃美まるだしにしている似非哲学者どもの馬鹿さかげんと平板さは、この観点からすれ
ばはっきりわかる。

   第一二四節

 もしこの世に正義が行なわれていれば、家を建ててしまえばそれでじゅうぶんで、明白な所有権以外
に、べつだん防衛を必要としないことになろう。ところが不法がまかりとおっているから、家を建てた
人はそれを守るだけの力をもつことが要求されるのだ。力がなければ、その人の権利は事実上、不完全
ということになる。侵略者は強者の権利をもっているからだ。強い者は暴力をふるう権利をもっている
というのが、ほかならぬスピノザの法概念だ。彼は他の権利を認めないで、「各人はその有する力の量
に応じて、それだけの権利を有する」(『政治論』第二章・第八節)と言い、また「各人の権利はその有
する力によって規定される」(『エティカ』第四部・定理三七、注一)と述べている。――こういう法概
念の手引きをスピノザにあたえたのは、ホッブス、とりわけその『市民論』第一章・第一四節であるよ
うに思われる。この個所でホッブスは、神さまが万物に対して権利をおもちなのは、なんといってもそ
の万能の力によるのだ、という奇妙な説明をつけ加えている。――市民社会では、こういう法概念は理
論面でも実践面でもすでに廃棄されたが、政治の世界では、理論的に葬られたとはいえ、実践面では
依然として通用している。現に最近、北アメリカ人のメキシコ掠奪行によって、この法概念は輝かしく
も実証されたばかりだ。もっともこれをはるかに凌駕するものに、フランス人が首領ボナパルトのもと
に全ヨーロッパを掠奪した昔の例があるけれども。ただこうした征服者は、掠奪行そのものよりもはる
かにしゃくにさわることの多い、例の公式の嘘で事態を言いつくろったりしないで、むしろ堂々と厚か
ましくマッキャヴェッリの学説を採用すべきであろう。というのは、この学説から引きだせることは、
個人どうしのあいだでは、また個人に対する道徳や法学では「他人が汝に加えることを欲しないことは
他人になすなかれ」という原則が通用するけれども、政治においては、その逆の「ひとが汝に加えるこ
とを欲しないことこそ他にむかってやるべし」という原則が妥当するからだ。屈服するのがいやなら、
機を見て、つまり相手の弱みにつけこんで、ただちに隣のやつを制圧せよ。

521 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:47:56.29 ID:LY0fgXCm.net
というのは、もしきみがその機を逸する場合、いつの日か、それは敵陣に寝返りを打って、隣のやつの好機
となり、きみが制圧される羽目に追い込まれるからだ。もちろん好機を逸したいまの世代の罪のつぐないは、
次の世代が背負うことになるわけだ。このマッキャヴェッリ的原則は、大統領演説なんかに見られるみえす
いた嘘のトリックなどより、掠奪をくるむ覆いとしては、はるかに品のよいものだ。ましてや、兎のほうから
犬に襲いかかったという有名なお話に帰着するようなまっかな嘘などより、礼節にかなっている。要するに
すべての国家は他の国を、好機到来と見るやただちに襲いかかる強盗の集団と見ているわけである。


   第一二五節

 ロシアなどの農奴制度とイギリスあたりの大地主制度の違い、一般に農奴と小作人・借家人・抵当
権設定者などとの違いは、実質よりも形式にある。百姓そのひとが農奴として自分のものであろうと、
小作人が食ってゆく土地そのものが自分のものであろうと、あるいは鳥とその餌、果実とその木のどち
らが自分の所有に属しようと、本質的にはあまり違いがない。現にシェークスピアもシャイロックに言
わせている。

  わたしの食ってゆく手段をおとりあげになれば、
  あなたはわたしの生命をおとりあげになることになる。

 自由な百姓はいくらも広い世間へ出かけられる利点はあるものの、農奴や「土地に所属した奴隷」の利
点はおそらくさらにこれを上まわるものがある。つまり不作とか病気とか、年をとって働けなくなれ
ば、主人のほうがその面倒をみなければならなくなるからだ。だから、不作の年ともなれば、農奴にパ
ンをくれてやる手だてをあれこれ考えて、主人のほうが眠れない一夜を輾転反側するのに、農奴自身は、
高枕で寝ていられるのだ。だからすでにメナンドロス(ストバイオス『抜粋』第二巻三八九頁、ガイス
フォルト編)も言っている。

  自由な身空で みすぼらしく みじめに暮らすより、
  よい主人に身を寄せたほうが よっぽどよい。

 自由人のもう一つの取りえは、なにがしかの才能によって、いくらかましな境遇に移れる可能性があ
ることだが、奴隷にもその可能性がまったくないわけではない。奴隷が比較的高級な種類の仕事をやり
とげて、その主人にひけをとらないようになれば、やはり主人扱いを受けることになる。現にローマで
は、手工業者・工場長・建築家、それどころか医者までがたいがい奴隷だったし、現代のロシアには農
奴で大銀行家になっている人もあるという話だ。またアメリカでよくあることだが、奴隷もその稼ぎで
自分を買いうけて自由になりうるのである。

 貧困と奴隷とは同じ事態の二つの形式にすぎない。いや、ほとんど名前だけが違っているのだといい
たいくらいのものだ。その事態の本質がどこにあるかといえば、その人間の力が大部分は自分自身のた
めには使われないで、他人のためにふりむけられるということだ。このことから、労働の荷重というこ
とも起こってくるし、自分の欲求をみたすことが乏しいということにもなる。というのは、自然はよく
したもので、自分にさずかった力を適当に働かせて、自分の食いぶちを大地からかちとるだけの力しか
人間にはあたえておらず、だれでもありあまる余力などもって生まれてはいないからである。ところで
人類の相当部分のものが、人類が食ってゆかねばならぬという共同の重荷をまぬかれれば、それだけほ
かの人たちの荷が勝つことになり、悲惨になるわけだ。こうしてさしずめ、奴隷とかプロレタリアート
といった名のもとで、いつでも人類の大多数の者に重荷がのしかかるというあの禍が起こってくる。
その遠因は贅沢だ。つまり二、三の少数の者がなくてもすむもの・余計なもの・洗練されたものをもつ
ことができ、それどころか、ひとひねりしたような欲求を満たすことができるために、現在高がきまっ
ている人力の大部分がそんなことにふりむけられ、したがって不可欠なものを生産するという肝心かな
めの必要なことには手をぬくということになる。

522 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:48:01.95 ID:zs4NzrH3.net
>>519 麿は ゴザール殿下 (・∀・) 正1位ですよ

523 :180 ◆OK0LyVAbF. :2015/11/22(日) 21:48:14.26 ID:Nzr9Q8I8.net
>>512
ストーブガンガン焚いて酎ハイ飲んでるとこです。

524 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:48:20.94 ID:LY0fgXCm.net
 何千という労働者が、自分の掘っ建て小屋も建てられ
ないのに豪荘な邸宅の建築に従事したり、自分や家族のために粗末な布地を織るかわりに、金持ちの
ために精巧な絹のものやレースまで編むわけで、一般に彼らは富める者らを満足させるために、くさぐ
さの贅沢品をつくっているのである。都会の人口の大部分は、こういう贅沢品の生産に従事する労働者
からなっており、百姓はためにこの都市労働者や、またこういう贅沢品を注文する連中の肩がわりをし
て、耕作したり、種をまいたり、放牧したりしなければならず、けっきょく自然がもともと彼に課した
以上の仕事をもつことになる。そのうえ彼はその力と土地を、穀物・馬鈴薯・牧畜にふりむけるより
は、むしろ葡萄・蚕糸・ホップ・たばこ・アスパラガスなどに割かねばならない。さらに、砂糖・コー
ヒー・茶などを輸入するために造船業や航海に従事する要員をそろえる必要から、たくさんの人間が耕
作から引きぬかれてゆく。こういう余計な品物の生産は、何百万という黒人奴隷の悲惨の原因となる。
彼らがその生国から強引に拉し去られるのも、彼らの汗と苦役によってあの嗜好品を生産させるためな
のだ。これを要するに、人類の力の大半は、少数の者のためにまったく余計でどうでもいいものを調達
するために、万人にとって必要欠くべからざるものの生産活動から引きぬかれてゆくのだ。したがって
一面において贅沢が行なわれているかぎり、他面においてはプロレタリアートの貧困という名のもとで
あれ、奴隷制度の奴僕という名のもとであれ、必然的に過重労働と粗末な生活が存続せざるをえない。
奴隷とプロレタリアートの基本的違いは、奴隷のほうが暴力にその発生原因があるのに対して、貧乏人
は策略にその原因を帰さねばならぬということだ。社会のきわめて不自然な状態、悲惨をまぬかれよう
とする一般的戦い、多数の人命を犠牲にする航海、錯雑した商業上の利害、最後に以上すべてのことが
機縁となって起こる戦争――これらすべての唯一の発生源は贅沢にある。しかも贅沢は、これを享受す
る人を絶対に幸福にするどころか、むしろ病的に不機嫌にするのである。したがって人間の悲惨を軽減
する最も有効な手段は、贅沢をへらすか、さらには贅沢をやめることであろう。

 こういう考え方全体に真実な点が多々あすことは議論の余地がない。それにもかかわらず、この考え
方は、経験によって確かめられる別の考え方によって、結果的に反駁されるのである。すなわちあの贅
沢に営々と奉仕する労働によって、人類はその必要欠くべからざる目的にふりむける筋力(刺激性)の
点では失うところがあるのだが、そのかわりに、まさにそういう機会に(化学的意味で)遊離してくる
神経力(感受性、知性)によって、その穴埋めが徐々にではあるがいろいろなされるということであ
る。というのは、神経力のほうが高級な力であるから、その仕事もまた筋力の仕事にはるかにまさって
いるからだ。

  一つのよき献策はしばしば多くの手にまさる。
               (エウリピデス『アンティオペ』)

百姓だけ集まっても、発見や発明はできぬ。手が遊んでいると、頭が働くようになるのだ。芸術や科学
はそもそも贅沢の子供であり、贅沢という金主に借金を返してゆくのだ。科学は、機械工学・物理学・
化学などのすべての部門において、テクノロジーを完成した。それは現代において機械を昔では想像も
できなかった水準にもちあげ、とりわけ蒸気機関や電気によって、昔の人なら悪魔のせいにしたと思わ
れるほどのことをやっている。今日ではあらゆる種類の工場や手工業において、ときに農耕において
も、機械のはたす仕事はたいへんなもので、いま遊んでいる裕福な連中・インテリ・頭脳労働者の総力
を結集しても、したがってまたあらゆる贅沢をやめて、すべての人が百姓の生活を送ることにしても、
とうてい問題にはならぬのだ。こうした企業の製品は金持ちにだけ役立つわけではなくて、すべての人
が恩恵を受けるのである。

525 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:48:30.95 ID:IJePn9q2.net
リゾートマンション前理事長、11億円超着服か [転載禁止]©2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1448152869/


ツインタワー石打崩壊キタタタタタタタタタ━(;(;ω(;ω;(;ω;);ω;)ω;);)タタタタタタタタタ━!!!!!w

526 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:48:44.57 ID:LY0fgXCm.net
 昔ならほとんど手のとどかぬような品物が、今日では安く大量に手にはいる
し、最下層階級の生活もいちだんと快適さを増してきている。中世期ではイギリス王も、フランス大使
に謁見を給うさいに、貴族のひとりから絹の靴下を借りたものだ。エリザベス女王でさえ、一五六〇年
のお年玉に絹の靴下を一組はじめてもらったときには、びっくりしてひどく喜んだものだ(ディズレー
リ、第一巻三三二頁)。ところが今日ではそれくらいのものはどんな売り子でも持っている。五十年前
に貴婦人の着た更紗の服は、いまでは女中が着ている。この調子で機械がいましばらく進歩すれば、人
間が力を労することはほとんど完全にまぬかれるところまで行きつけるであろう。現に馬力の大部分は
すでにそうなっているのだ。そうなればもちろん、人類全体に精神文化が及ぶことも考えられよう。人
類の大部分の者が肉体的重労働に従わねばならぬかぎり、そういうことは不可能な話である。というの
は、つねにどのような場合にも、一般的にも個別的にも、刺激性の筋力と感受性の神経力は敵対関係に
あるからだ。つまり両者の根底にある生命力は一定しているためだ。さらに「芸術のわざは風習をやわ
らげる」と言われるとおり、やがて大にしては戦争、小にしてはなぐりあいや決闘も、おそらく完全に
この世から姿を消すっであろう。あと二つはすでに今日、はるかに珍しくなっている。しかしここでユ
ートピアを描きだすことが、わたしの目的ではないのである。――

 しかしこれらの理由を別としても、贅沢を廃してあらゆる肉体労働を均等に分けるべきだという右に
述べたあの論拠に対して一考すべきことは、人類という大集団は、いついかなる場合にも、それぞれの
問題に応じて、さまざまな姿で、指導者、指揮者、助言者をかならず必要とするということだ。裁判
官・統治者・将軍・官吏・牧師・医者・学者・哲学者といった人たちがこれにあたる。こうした人たち
はすべて、大多数の、まったく能力のない、倒錯した連中を人生の迷路をつきぬけて案内する使命をお
びている。


 したがってこうした人たちは、めいめいそれぞれその地位と能力に応じて、その視野に広い
狭いはあっても、人生の見通しをもっているのである。こういう指導者が肉体労働から解放されるとと
もに、卑俗なことの欠乏や不便にわずらわされないということ、それどころか、その大きな仕事の程度
に応じて、普通の人より所有や享受の点でまさるものがなければならないということは、当然・至当の
ことである。大商人でさえも、彼らが国民の需要の見通しをつけてこれに応じるかぎり、労働を免除さ
れるあの指導者階級に数えいれるべきである。


   第一二六節

 主権在民の問題はつきつめたところ、およそだれかが根源的に、ある国民をその意志に反して支配す
る権利をもちうるかどうかという点に帰着する。そういうことが筋を通して主張できるとはわたしは思
わない。ともかく国民に主権はある。しかしこの主権者は永遠に未成年の主権者を、いつまでたっても
後見を受ける必要があり、自分で自分の権利を行使すれば、かならず無限の危険をまねく。とりわけこ
の主権者は、すべての未成年者と同様、扇動政治家とよばれる術策にとんだぺてん師に簡単に乗じられ
るのである。――

 ヴォルテールは言う、「最初の王は運のいい兵隊だった」と。

 もともとすべての君主はなるほど常勝の将軍であった。そしてこの特性を生かして長いあいだ支配し
てきたのである。常備軍をもつようになると、彼らは国民を、自分ならびにその兵士たちを養ってゆく
手段とみた。つまり面倒をみるのは、毛や乳や肉をださせるためといった一種の畜群と見ていたわけ
だ。これは(次の第一二七節で詳論するように)もともと、つまり本性上、この世で幅をきかすのは正
義ではなくて暴力的権力ということ、第一占有者の特権はあらゆる正義に優先するということに
もとづく。

527 :ミリンダ=ブランティーニ中尉:2015/11/22(日) 21:49:03.12 ID:QsnpOMho.net
みぞーうwwwwwwww

528 :/ノ、^ヮ゚ノ、,ヽ ◆29IGBJX752 :2015/11/22(日) 21:49:05.18 ID:LGoIvuRj.net
>>523
道民ならウオトカじゃないのか。

529 :空腹 川∂д∂川 ◆boczq1J3PY :2015/11/22(日) 21:49:07.30 ID:Lj4lDUS6.net
ttp://market-uploader.x0.com/neo/src/1447504459293.jpg

530 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:49:12.70 ID:LY0fgXCm.net
 したがってこの権力は絶対に破棄できず、この世から片づけるわけにはいかないもので、い
つでもこれを代表する者がなくてはならない。権力が正義の側に立って、これと結びつくというような
ことは、ただ要望できるだけである。そこで君主はこう言うのだ。「わたしはおまえたちを支配する。権
力によってだ。わたしの権力は他のすべての権力を排除する。なぜならわたしは、わたしの権力となら
ぶいかなる権力にもがまんできないからだ。外からやってくる権力であろうと、国内において甲が乙に
対して有する権力であろうと、わたしは甘受できない。おまえたちは権力をこういうものとして納得せ
よ」と。こういう仕上げができてしまうと、時の進むにつれて、王権はまったく別のものになってしま
い、暴力的権力といった概念は背景にしりぞいてしまって、たまにそれがちらつくと亡霊のように見ら
れるまでになる。暴君といったイメージに取ってかわって、国君、すなわち国の父という概念があらわ
れる。かくて国王は、あらゆる法的秩序、したがってまたすべての人の権利がそれに支えられることに
よってのみ存続できるといった、確固としてゆるぎない大黒柱になってしまう。さてこういうことがで
きるというのも、国王には生得の特権があるからにほかならない。この特権は、いかなる権威も匹敵で
きないような権威を、国王に、しかも国王にのみあたえる。この権威を疑ったり攻撃したりすることは
できない。いやそれ以上に、すべての人が本能的にこれに従うのだ。さてこそ君主が神の恵みを受けて
「天佑を保全する」とよばれるのは当然であり、つねに国家において最も役立つ人物であり、どんな無
鉄砲な王室費を計上しようとも、その功績にむくいるにはじゅうぶんではないということになるのだ。

 ところでマッキャヴェッリは最初に述べたあの中世期的概念の君主から断固としてその論を展開して
おり、自明のこととしてこれを説明することなく、暗黙の前提として、その上に彼特有のさまざまな助
言を基礎づけている。一般に彼の本は、当時まだ幅をきかせていた実践を理論に遡及し、体系的に首尾
一貫して論述したもので、まさにその理論的形式と完成によってきわめて辛辣な趣を呈することになっ
たのだ。――ついでに言えば、ラ・ロシュフコーの不滅の書についても、辛辣ということは言えるが、
その主題は公の生活ではなく私的生活であり、その内容は献策ではなく感想である。いずれにしてもこ
のすばらしい本の表題には文句をつけることができよう。それは大部分「箴言」でもなければ「反省」
でもなく、ただの「落想」だからだ。したがって「アペルシュー」とでも題すべきところだろう。
――それはそうと、マッキャヴェッリにも私的生活に応用できるものはいくらでもある。


    第一二七節

 正義自体は無力である。本来のさばるのは暴力的権力なのだ。ところでこの権力を正義に導き、権力
手段によって正義が行なわれるようにすること、これこそ統治術、すなわち政治の問題なのである。そ
してこれはたしかにむずかしい問題だ。ほとんどすべての人の胸のうちに無限の利己主義が巣くってい
ることを考えれば、これが難問題であることがわかろう。しかも、たいがい利己主義に加わってくるの
は、たまりにたまった憎悪と悪意のたくわえで、「憎しみ」のほうがもともと「愛」をはるかに凌駕す
るのだ。さらに考えられることは、こういう性質をもった何百万という個人を、秩序・平和・安寧・合
法といった枠のなかにおさえようというのである。ところが各人は、もともとどんな人にむかっても
「おたがいさまじゃないか!」という権利をもっているのだ。こうしたことをじゅうぶん頭においてみ
れば、現に見られるように、世の中がともかく全体として平静・平和に、正しくまともに動いているこ
とに驚かざるをえない。しかもこのことは、なんといっても国家というからくりひとつで達成されてい
ることなのだ。――

531 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:49:13.65 ID:IJePn9q2.net
>>522
京都名物人権カンバン作ってる人ですかお(*‘ω‘ *)?

532 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:49:25.85 ID:4Yr1BRa2.net
阿部ちゃん物知りだのう(´・ω・`)

533 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:49:32.94 ID:LY0fgXCm.net
 というのは、直接に効果的なのはいつでも肉体的暴力というやつだ。普通の人間が
受けいれて考慮を払うのは、これだけなのである。このことを経験によって確かめてみたければ、いっ
さい強制しないという条件で、利害に反してでも理性や正義や公平を守るべきだなどと、口をすっぱく
して普通の人間に説いてみることだ。返事に帰ってくるのは嘲笑くらいであろう。ただの道徳力だけで
は無力なことが、いやというほどわかるだろう。つまり考慮が払われるのは肉体的暴力だけなのだ。と
ころがこの力はもともと大衆のものだ。そもうえそのお相手をつとめているのが、無知・愚鈍・無法と
三拍子そろっている。したがってさしずめ統治術の課題は、こういう困難な事情のもとで、それにもか
かわらずこの肉体的暴力を精神的優越性である知性に従わせ、これに役立てることである。しかしこ
の精神的優越性が正義ならびによき意図と組んでいない場合には、それがうまく運んだとすると、そう
いう仕組みの国家はあざむく者とあざむかれる者とからなる、という結果になる。しかしこのことは、
どれだけ大衆の知性化を妨害しようとしても、大衆の頭が進んでくれば、しだいに明るみに出てくるこ
とで、結局は革命に行きつくわけである。これに反し正義ならびによき意図が知性の側についている場
合には、人間の世界の尺度からは、完全な国家ができることになる。この場合、非常に役立つことは、
正義ならびによき意図が事実としてあるというだけでなく、これを公表・周知せしめ、公の批判と検討
にまかせることである。しかしこのさい、多数の者が参画することによって、国家が内外に対して働き
かける必要な権力の中心点が、その集中と力の点でマイナスにならぬよう、用心しなければならな
い。現にこのことは、共和国においてほとんどつねにみられることなのだ。以上すべての要請に国家の
形式をとおしてこたえることが、したがって統治術の最高の課題であろう。しかし現実においては、統
治術は、その素材としてそれぞれの国民的特性をそなえた所与の国民を念頭におかねばならぬのであっ
て、この仕事が完全にはこぶかどうかには、この素材の性質がつねに大きな影響力をもつだろう。

 国家共同体に不正の残存することができるだけ少なくなるていどに、統治術が以上の課題を解決する
ならば、それだけでもつねにたいしたことであろう。なぜなら、不正が影も姿もなくなるなどというこ
とは、ただ近似的にしか達成できない理想的目標にとどまるからだ。というのも、一方で不正を片づけ
れば、他方からまたしのびこんでくるからで、不法ということは深く人間の本性にひそんでいるからに
ほかならぬ。われわれは憲法の人為的形式と法の完備によって、あの目標に到達しようと努めているの
であるが、これはしかし百パーセントには近づかぬ一種の漸近線にとどまるのである。というのも、法
律の条項の概念をどんなに確定してみても、個々の場合すべてをつくすことはできず、ひとりひとりの
個人的場合に及ぶことは不可能であって、それはいわばモザイクの石ていどに近づけられるものの、と
うてい絵筆のニュアンスまでは出すことができないからである。そのうえ、政治においては、すべて実
験は危険である。なにぶん相手はいちばん扱いにくい素材、すなわち人間であり、その取扱いは爆発す
る雷金の扱いとほとんど同じくらいに危険だからだ。この点で、出版の自由が国家機関に対してもつ意
味は、安全弁が蒸気機関に対するのと同様である。というのは、どういう不平・不満も、出版の自由が
ありさえすれば、ただちに言葉で発散させることができ、それどころか、材料があまりない場合には、
言葉だけで種切れになるからだ。しかし種が多い場合には、機を失せずそれを看破し、はけ口をつけ
てやるがよい。不平をむりやり閉じこめ、それが卵をかえし、発酵し、煮えたぎり、伸びほうだいに伸
びて、ついには爆発するよりも、このほうがはるかにうまくいくのだ。――他方、出版の自由は毒物販売
の許可のようなものとみるべきだ。毒物といっても精神と気分に対する毒物だ。というのは、知識も判
断ももたない大衆の頭にどんなことが浮かぶか、わからないではないか。とりわけ目先に利益や儲けと
いったことをちらつかせる場合、なにを考えだすかわかったものではないからだ。

534 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:49:55.85 ID:UUWW0Svq.net
>>483
フィギュアか・・・

535 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:50:00.93 ID:LY0fgXCm.net
 いったんなにかをこの頭に吹きこんでしまえば、どんな非行・犯罪もできないことはないではないか。
だからわたしは、出版の自由は危険のほうがその利点をうわまわることになりはしまいかと、非常におそ
れるものである。とりわけどんな苦情でも法的に訴える道が開かれているから、なおさらである。いずれ
にしても出版の自由は、いっさいの匿名を厳に禁止することを条件にすべきであろう。――

 一般的に次のような仮説を立てることができよう。つまり法は、純粋に遊離して析出することのでき
ないある種の化学的物質と似た性質をもっている。この物質は、担体の役割をはたしたり、あるいは必
要な濃度をあたえてくれるごく微量の混ぜものを要するのだ。たとえば弗素、アルコール、青酸のたぐ
いだ。法もこれと同じことで、現実の世界に根をおろして支配しようとするからには、気まぐれや暴力
といったものをほんの少しつけ加えることがどうしても必要だ。法本来の性質は、純粋に理想的な、つ
まりエーテルのようなものだが、この現実の物質的世界に存立して作用を及ぼし、ヘシオドスに見られ
るように気化してこの世から天上へ飛んでいかないためには、その必要がある。すべての生得権・相続
特権・国教そのほか多くのものは、こういうやむをえない化学的塩基もしくは合金とみなすべきであろ
う。この種の恣意的にきめられた基礎のうえに立ってはじめて、法も流通し、矛盾なく施行できるであ
ろう。いってみれば、こういう基礎は法の「立つべき場所」であろう。

 リンネの人為的な恣意的に選ばれた植物体系を自然の体系でとりかえることはできない。たとえ自然
の体系がどれだけ理性にかなっていようとも、またじつにしばしばそういう体系がこころみられたにし
ても、それはできないのである。というのは、自然の体系には、恣意的・人為的体系のそなえているあ
の概念規定のしっかりした確実さがないからである。同様に、右に示唆したような憲法の人為的・恣意
的基礎を純粋に自然的な基礎でとりかえることはできない。自然的基礎は上述の諸制約を非難して、生
得の特権のかわりに人格的価値こそ特権をもつべきだとし、国教のかわりに理性的探究の成果をすえよ
うなどとするものだ。

こうした言いぶんがどんなに理性にかなっていようとも、そこには国家共同体の
安定性を確保する、あの諸規定の確実さが欠けているのである。たんに抽象的な法だけが具体化されて
いるような憲法は、立派は立派でも、なにか人間以外の存在のためのものであろう。というのは人間の
大多数は、きわめて利己主義的で不正であり、思いやりもなければ嘘もつき、ときには邪悪でさえあ
り、知性などろくにそなえていないからだ。さてこそ一身に権力を集中した人間、法や規則に超然とし
てなんの責任ももたぬ権威、すべてのものがそれに屈服する権力、いちだんと高い存在とみなされる、
いわゆる天佑を保全せる支配者が必要になってくるわけだ。こうしてはじめて、人類は長期にわたって
制御・支配されうるのである。

 これに反して、北アメリカの合衆国では、こうした恣意的基礎をすべて完全に排除して処理しようと
する試み、すなわちまったく混ぜもののない、純粋・抽象的な法を施行しようとする試みがなされてい
る。しかしその成果はかんばしくないのだ。というのは、この国は物質的に繁栄しているにもかかわら
ず、低劣な功利主義が支配的志操としてのさばっており、これにはかならずつきまとう相棒の無知が、英
国教会的な偏狭な頑信、おろかなうぬぼれ、ばかばかしい女性崇拝と組んだ残忍な粗暴さといったもの
のお先棒をかついでいるのである。さらにもっと始末のわるいことが一般的に行なわれている。すなわ
ち、罰あたりな黒人奴隷制、奴隷に対する極端な残酷、自由な黒人に対する不法な抑圧、リンチ法、頻
発するにもかかわらずしばしば処罰されないで終わる暗殺、ひどく残忍な決闘、ときには公然たる法の
無視、公債の支払い拒絶、詐欺同然の腹立たしいくらいの隣接した州の政治的接収、その結果として起
こる富める隣国への貪欲な掠奪行、それをまた最高の筋が、その国のだれもが嘘と知っていて笑ってい
るような出まかせで弁護すること、いよいよ高まってゆく衆愚政治、右に述べたような上層部の法の無
視が一般の道徳性に及ぼす結果としての堕落といったことどもである。

536 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:02.24 ID:+M4GaQBd.net
まあ言わせて貰うならば松牛の牛丼について来る黒七味は失敗です

537 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:06.30 ID:4Yr1BRa2.net
あー、このスレもうだめだな(´・ω・`)

538 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:19.87 ID:5Gwm6jnF.net
でもカネが無いんじゃ作れないだろ

539 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:50:20.79 ID:LY0fgXCm.net
 そういうわけで、この地球の裏側における純粋な法形態の見本は、共和国の肩をもつものでなく、いわ
んやこれを模倣したメキシコ、グァテマラ、コロンビア、ペルーにとってはさらに黒星である。共和国と
いうものにつきまとうまったく特別な、いわば逆説的な不利のひとつは、共和国においては卓越した頭脳
の持ち主が高い地位につい直接政治力を及ぼすようになることが、君主国におけるよりは困難であるとい
う点だ。というのも、偏狭・薄弱・平凡な頭のやつらが、それこそ断然、いつもあらゆる場合に、そして
あらゆる関係において、卓越した頭脳に対して天敵同然に謀反をおこし、あるいは本能的に結託し、すぐ
れた人物に対するその共通した恐怖によって大同団結をむすぶからである。このつねに多数を占める馬鹿
者どもの集団には、共和体制の場合、卓越した人物たちを抑圧し閉めだし、これらすぐれたものたちに凌
駕されまいとすることは、容易に成功するであろう。なにぶんここではもともと同権で、しかもつねに五十
対一となるからだ。これに反し、君主政体では、どういう場合にも当然おこるこの団結、すなわち愚かな者
がすぐれた者に対して徒党を組むということが、あることはあるけれども、それはたんに一方的に、下から
起こるだけで、上からは理性と才能が自然なとりなしと保護者を見いだすのである。というのは、まっ
さきに君主そのひとの地位はあまりに高くかつ堅固であるから、およそだれかと競争しなければならな
いといった心配はいささかもいらない。そのうえ君主自身は国家に奉仕するにあたって、自分の頭だけ
ではじつに多方面にわたる要請にとうていこたえることはできぬから、その頭脳よりもむしろその意志
を働かせるのである。すなわち君主はつねにひとの頭を使わねばならない。そして当然のことながら、
自分の利害が国の利害としっかりからみあい、不可分・一体となるように顧慮して、自分にとっていち
ばん役に立つ道具である最上の頭脳を優先的にえらび、これに目をかけることになる。ただしそれは人
材を見つける能力あっての話であるが、誠実にさがせば、これはたいして困難なことではない。

 同様に大臣たちも声望のある為政家たちをいちだんと抜いているゆえ、これを嫉視するはずもなく、君主
の場合と同様の理由から、すすんですぐれた頭脳を抜擢し、その力を利用するために活躍させるであろう。
このようにして君主政体では、悟性が、いたるところにいるその仇敵、すなわち愚昧さをおさえる好機を、
共和政体よりも見つけやすいのである。これはしかし大きな長所だ。

 一般に君主政体のほうが人間には自然な政治形態だ。蜜蜂や蟻・空を渡る鶴・移動する象・掠奪のた
めに群をなして集まった狼・そのほかすべてなにか事をなす場合に、一匹だけを先頭に立てる動物に、
この形態が多く見られるのとほとんど同じといってよい。そのうえ人間の場合も、すべて危険を伴う企
図、たとえば行軍とか船舶はかならず一人の指導者に従うのである。どのような場合も、指導する意志
は一つに限られねばならない。動物のからだでさえ、独裁君主的体制をもっている。つまり頭脳だけが
すべてを牛耳る支配者、ヘゲモニーを握る指導者なのである。たとえ、からだ全体が存立してゆくには
心臓・肺臓・胃がはるかに寄与するところ多いとはいえ、これら俗人どもに比すべき器官は、なんら指
揮・指導することはできぬのである。それは頭脳だけの問題であり、すべて指揮はただ一つの点から出
発しなければならぬ。太陽系でさえ独裁体制をもっている。これに対し共和体制は人間にとって自然に
もとるものであり、いちだんと高い精神生活、つまり芸術や科学にとっても不都合なものである。以上
すべてのことに応じて、古今東西、全地球上において、文明が進んでいようと野蛮であろうと、あるい
はまたその中間段階にあろうと、いろいろな民族がいつでも君主体制で支配されているのが見いだされ
るのである。

   多頭政治は便利なものではない。唯一の支配者、
   ただひとりの王があるべきだ。
                    (ホメロス『イリアス』二の二〇四)

540 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:25.23 ID:tNyRKY2d.net
>>512
ロシアの保護の方が経済的に安定するよ、マジで
サハリンから格安天然ガスを売ってくれる。
今の北海道は東京に搾取されすぎ。
自立したら凄い国になる。

541 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:37.77 ID:YuXB5GoE.net
11億も着服してたらベンツビーエム買い換えまくりでバレバレだろうな

542 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:50:43.49 ID:LY0fgXCm.net
 君主体制的本能が人間にもともとあって、ただひとりの人を自分たちにふさわしいものとして君主に
祭りあげるということは、もしなかったとしたら、何百万、いな億という人たちが、あらゆる時代に、
いたるところの国で、たったひとりの男に服従し、ときにはたったひとりの女性、暫定的にはたったひ
とりの子供にさえ唯々諾々として従うなどということが、どうしてありえようか。なぜなら、これは考
えてできたことではないからだ。どこでも王はひとりときまっており、しかも普通は王位は世襲的に継
承される。王はいわば全国民の人格化、あるいは頭文字であり、王において国民は個性をもつようにな
るのだ。この意味で王は「国家、それはわたしである」と言って当然なのである。だからこそシェーク
スピアの歴史劇においても、イギリス王とフランス王はたがいにたんに「フランス」あるいは「イギリ
ス」と呼びかけ、(『ジョン王』第三幕・第一場では)オーストリア公に「オーストリア」の一語で話し
かけているのが見られるのであって、いわばたがいに自分をその国民性の権化と見ているのである。こ
うして君主制はまさに人間の本性に適しているのだ。だからこそ世襲君主は、自己とその家族の安全を
国家の安寧と不可分なものと見るのである。これに反し選挙による首長の場合は、たいがい二つが分か
れるのである――教会国家を見よ。シナ人は君主制しか知らず、共和制がどんなものであるか、ぜんぜ
ん理解できないのだ。一六五八年、オランダ公使がシナに赴任したとき、オランイェ公をオランダ王と
して説明せざるをえない破目になったものだ。そうしないとシナ人は、オランダなど首長をいただかな
いで生活している海賊の巣とでも思いかねなかったからだ。(ジャン・ニュホフ著『シナ帝国派遣諸国
連合東洋商会の使節』ジャン・ル・シャルパンティエ訳、一六六五年ライデン発行、第四五章参照。)
――ストバイオスは「君主政体が最上のものであること」という見出しをつけた独特の一章で、古代人
が君主政体の長所を説明した最上の個所をいろいろと集めている。共和政体はまさに反自然的であり、
人為的にこしらえたもの、反省に由来するもので、したがって全世界史をつうじてまれな例外とし
て出現するだけである。

 すなわちギリシアの小型共和国、ローマおよびカルタゴがそれで、これらはす
べてその人口の六分の五、ひょっとすれば八分の七までが奴隷だったという特殊事情がつけ加わる。共
和国アメリカ合衆国も一八四〇年に一千六百万の人口に対し、三百万からの奴隷をかかえていたではな
いか。そのうえ、古代の共和国の存続期間は、王政のそれにくらべれば、非常に短かったのである。
一般に共和政体は打ち建てるのはやさしいが、維持するのは困難であり、君主政体にはまさに逆のこと
があてはまるのだ。

 ユートピア的計画を求められるなら、わたしはこう言おう。この問題の唯一の解決は、最も志操の高
い男性たちを最も賢明にして才気煥発の女性たちと結婚させ、生殖の方法によって生みだされた真のア
リストクラシー、生粋の貴族に属する聡明で高貴な人たちが専制政治を行なうことであろう、と。この
提案はわたしの「理想郷」であり、プラトンのそれに相当するわたしの「国家」である。

 立憲君主はエピクロスの神々にひどく似ている。すなわち人間界のことには口ばしをはさまず、なん
ら煩わされることのない平安と至福のうちに、上のほうの天国に鎮座ましますのだ。ところが断然これ
がいまや流行となって、ドイツのほうぼうの小粒の君主国に、英国型憲法の真似事が上演され、上院・
下院から人身保護令・陪審制度まですっかりそろえるしまつだ。こうした形式は、イギリスの国民性な
らびにイギリスの事情に由来し、またそれを前提としてはじめて、イギリスの国民には適当なものであ
り、また自然である。それはちょうどドイツ民族には多くの部族に分かれていることが自然なのと同様
だ。ドイツの諸部族は、まことに数の多い、実施に政務をみる王侯のもとにあり、頭には皇帝をいただ
いて、この皇帝は内には平和を保ち、外にはドイツ帝国の統一を代表している。こういう形式がドイツ
民族にとって自然だというのも、それがドイツの国民性とドイツの事情に由来しているからだ。ドイツ
がイタリアの二の舞いを演じたくなかったら、仇敵ナポレオン・ボナパルトによって廃された帝位をで
きるだけ効果的に復権すべきだというのがわたしの意見である。

543 :山田ソビエト ◆YJiFSBBjZ6 :2015/11/22(日) 21:50:53.00 ID:IJePn9q2.net
1 名前:んこスラ ★[] 投稿日:2015/11/22(日) 09:41:09.90 ID:???*
http://news.infoseek.co.jp/article/20151121_yol_oyt1t50165/

 新潟県南魚沼市の大型リゾートマンション「ツインタワー石打」(576戸)の管理組合前理事長(68)が約16年間にわたり、
組合の管理費など総額約11億7800万円を着服していた疑いがあることが、組合関係者への取材で分かった。

 前理事長は組合に「個人的な投資に充てた」などと着服を認めたという。組合は時効前の約4億円分について、業務上横領容疑で警視庁に告訴状を提出した。

 同マンションは19階建てと12階建ての2棟あり、1990年に建設された。
スキー場に隣接し、上越新幹線の越後湯沢駅から車で約10分という近さから、首都圏のスキー愛好者らが購入したとされる。

 組合関係者によると、前理事長は公認会計士で、99年から理事長を務めていたが、昨年11月、自ら組合に着服を打ち明けた。


FXで溶かしたかのお
株なら取り敢えず下落しても塩漬にしとけたものを お(´・ω・`)

544 :180 ◆OK0LyVAbF. :2015/11/22(日) 21:50:54.39 ID:Nzr9Q8I8.net
>>528
それよりゆうきリーダー召還の儀式やってょ。

545 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:50:54.62 ID:zs4NzrH3.net
>>523 まじで ストーブ (・∀・) たいてるの? まだ11月なのに

546 :|ω・`) 松戸@mousePC ◆YVMSCB45BQ :2015/11/22(日) 21:50:55.01 ID:CjHjIlvv.net
サクラダだからガウディか

547 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:51:06.91 ID:LY0fgXCm.net
 なぜならドイツの統一はこの帝位にか
かっているのであり、これなしには統一といってもただ名ばかりであるか、あるいはおぼつかないと思
うからだ。といってもわれわれは、皇帝の選挙に真剣にとりくんだギュンター・フォン・シュヴァルツ
ブルクの時代に生きているわけではもはやないから、帝位の冠は一代かぎりの条件でオーストリアとプ
ロイセンに交互に渡すべきであろう。小国家群の絶対主権などというものは、いずれの場合も、絵にか
いた餅だ。ナポレオン一世がドイツに対してやったことは、オットー大帝がイタリアに対してやったこ
と(『略奪されたバケツ』の註解を参照)とまったく同じで、つまり「分割して統御せよ」の原則にも
とづいて、独立した多数の小国に分けたのだ。――

 イギリス人が昔からの制度・風習・慣習を神聖なものとして変えず、そのねばり強さを極端に押しす
すめて笑いものになるのも辞さないという点に、彼らの頭のよさが示されている。というのは、こうし
たものはのんびりした頭のなかで孵化されたものではなくて、徐々に周囲の力と生活の知恵から生いたっ
てきたもので、したがって国民としての彼らにうってつけのものだからだ。ところが愚直なドイツ人は
先生から「英国式燕尾服など一着に及んで闊歩しなくちゃだめさ。断然、似合うよ」などと吹きこま
れると、親父の反対を押しきって手にいれたはよいが、まことにぎこちなく、ぎくしゃくとして、その
かっこうは笑止千万なのだ。ところでこの燕尾服というのが田舎者のドイツ人には窮屈きわまるものだ
が、その最たるものが陪審制度だ。これは読み書きができれば死刑も免除されたような未開のイギリス
の中世紀、アルフレッド大王時代からあるもので、刑事裁判で最もやっかいなしろものだ。というの
は、こそどろ・人殺し・ぺてん師がたくらんだ罠や仕掛けを日夜解くことで頭も白くなり、こうして事
件の手がかりをつかむことを覚えた腕ききの学問もある判事にとってかわって、仕立て屋や手袋屋と
いった面々が裁きの席にすわり、その遅鈍・粗野・とんまで不慣れな頭をひねり、それどころか小一時
注意を集中する習慣さえないのに、知恵をしぼって、欺瞞と見せかけの目もくらむような織物のなかか
ら真実を見つけだそうというのだからだ。おまけにそうしているあいだにも、商売の布地や革のことも
考えねばならず、家へ帰りたくてうずうずしており、いわんや蓋然性と確実性の区別などちんぷんかん
ぷんで、むしろ一種の確率をそのにぶい頭に打ち建て、それによって平然としてひとさまのいのちを断
つのである。彼らにあてはまるのはサムエル・ジョンソンの言葉だ。彼はある重要な問題でひらかれた
軍法会議にあまり信を置かず、こう言っているのだ。すなわち、この軍法会議に陪席した者のうち、お
そらく、ただのひとりも、その生涯において、蓋然性をつらつら考えることでただの一時間も送った者
はあるまい、と(ボズウェル『ジョンソン伝』一七八〇年の記事。ジョンソンの年齢は時に七十一歳)。
しかしこういう連中こそ不偏不党だ、と言う意見もないではない。――あそこにいるあの「あさまし
い民衆」がそうだというのか。まるで一方に偏する執念は、被告と身分の同じ者の場合よりも、被告と
完全に縁のない、まったく別の領域で暮らしている判事、職務の名誉を自覚している解任できない刑事
事件の裁判官のほうがひどいような話ではないか。ところで国家ならびにその首長に対する犯罪や出版
法違反の罪まで陪審制度でさばくなどということは、文字どおり猫に鰹節の番をさせるものだ。


   第一二八節

 いたるところ、あらゆる時代に、政府や法律や公の機構に対する不満が絶えたことはない。しかしそ
れは大部分、人間の生活に不可分離にくっついてくる悲惨、神話的にいえば、アダムが受けた呪いであ
り、アダムとともに人類全体が受けた呪いともいうべき悲惨を、いつでも政府や法律などのせいにする
からにほかならぬ。しかしそういう誤ったなすりつけを「いまどき」の民衆煽動家以上に、嘘っぱち
の鉄面皮なやりかたでやったものはない。彼らはキリスト教の敵としての楽天主義者なのだ。

548 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:51:17.31 ID:Hkh5zvxH.net
あぼーん:幸ちゃん追加

549 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:51:22.77 ID:5Gwm6jnF.net
甘い連中だ!

550 : 【北陸電 - %】 ◆23f4X2UHjf3X :2015/11/22(日) 21:51:27.06 ID:p3amR+8s.net
>>537
なんでですか?

551 :幸ちゃん ◆m9SwOOeiO5OB :2015/11/22(日) 21:51:34.67 ID:LY0fgXCm.net
世界は彼らにとって「自己目的」であり、したがってそれ自体において、すなわちその自然な性質のうえ
で、完全にすばらしくできあがっているのであり、至福の棲み家である。これを打ち消すような世界の巨
大な禍を、彼らはすべて政府の責任に帰するのだ。政府がその責任さえはたしておれば、地上に楽園が出
現し、万人がなんら苦労しないでもたらふく食い、鯨飲し、おたがいに宣伝しあったうえ、くたばること
ができるというのだ。じつはこれは彼らの称する「自己目的」をわたし流に言いかえたもので、彼らが
はなやかなきまり文句で倦むこともなく唱えている「人類の無限の進歩」の目的とするところなのだ。


    第一二九節

 昔は王冠を支えるおもなつっかい棒は信仰だったが、いまは信用だ。教皇ご自身でさえ、彼の債権者
が自分を信用してくれることよりも、彼の信者が自分を信頼してくれることのほうがよけい気にかかる
などということは、ほとんどあるまい。昔は世の咎(シュルト)を嘆いていたものだが、いまは世の借金
に目をそそいで、おじけづくのだ。昔は世界最終審判という予言があったが、いまは大がかりな債務の
免除、一般的な国家財政の破綻といった予言がなされる。しかし、自分だけはそういう目に会うまいと
あてにしていることは、まえの場合と同様だ。


    第一三〇節

 所有権(占有権)は倫理的にも合理的にも生得権とは比較にならないくらいうまく基礎づけられるに
しても、じつはこの二つは親類筋のもので癒着している点がある。だからこれを切り離すと、所有権が
あやしくなる可能性がある。というのは、たいがいの所有は親ゆずりのもので、つまり一種の生得権だ
からだ。現に昔の貴族はその世襲地の名を名乗っていたが、つまり名前でその所有をあらわしていたわ
けだ。――だからすべて有産者は、生得権をもっている人を羨んだりしないで、少し頭を働かせて、生
得権支持にまわるべきだろう。

 一面には王の所有権を、他面では王の生得権を支持する助けになっているというのが、貴族がはたし
ている二重の効用である。というのは、王はその国における貴族の筆頭で、したがってまた普通は貴族
たちを身分の低い親戚として扱うのであり、どんなに信任が厚かろうとも、ただの平民とはぜんぜん別
の扱いをするのだ。その祖先がたいがい自分の祖先の第一の奉仕者であり、つねに側近であった者たち
に対して、王がより多く信頼を示すことは、これまた当然・自然な話である。だから貴族がなにか疑い
をかけられて、自分の忠誠と帰依は変わらないと王に誓うような場合に、自分の名を引き合いにだすこ
とも当然である。わたしの読者にはおなじみのことだが、たしかに性格というものは父親ゆずりのもの
だ。その息子であるくせに、そのことを見ようとしないのは、愚かで笑止なことだ。


     第一三一節

 まれな例外はあるにしても、女はすべて浪費癖がある。だから、彼女らが自分で稼いだといった珍し
い場合は例外として、すべて手もとにある財産は彼女たちの愚かさから守る必要がある。だからこそわ
たしは、女というものは完全に成年に達することなく、いつでも男の監督を受けるべきだという意見
である。現にインドではそうなのだが、その男は父でも夫でも息子でも、あるいはまた国家でもいいの
だ。したがって女は自分で稼いだものでないような財産については、絶対に自分の一存で処理しては
ならぬという考えをわたしはもっている。父親がその子供たちに残した財産の管理役・後見役に母親を
あてるようなことは、わたしはゆるすべからざる破滅的愚行とみなすものだ。父親が子供たちのことを
考えて一生営々と働いて稼いだものを、たいがいの場合、母はその情人といっしょになって使いはたし
てしまうであろう。その情人と結婚してもしなくても、同じことだ。こういう警告はすでにホメロス爺
さんも発していることである。

552 :ミリンダ=ブランティーニ中尉:2015/11/22(日) 21:51:34.81 ID:QsnpOMho.net
が 絶対無理なレベルではない

553 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:51:38.63 ID:kHGFDlxS.net
>>525
ミッコシ なら帳簿操作で・・・

554 :山師さん@トレード中:2015/11/22(日) 21:51:40.94 ID:aFl08fAc.net
佃社長、演説しすぎw

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