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【サッカー】次期日本代表監督ハリルホジッチの知られざる人物像…勝利のためには非情采配も

1 :依頼@べがρφ ★:2015/03/10(火) 22:53:34.99 ID:???
☆勝利のためには非情采配も――。フランス在住記者が迫る、次期代表監督ハリルホジッチの知られざる人物像

日本代表新監督に内定したヴァヒド・ハリルホジッチ氏。すでに多くの報道があるため、おなじみの名前となっているが、
その人物像はご存知だろうか? 過去の逸話から素顔を紐解く。

◆フランスサッカー界では馴染みの深い御仁

昨夏のW杯ブラジル大会、優勝者となったドイツにフルタイムの90分までに1点も入れさせなかった対戦国が準優勝のアルゼンチンに加えて、
もうひとつだけある。

アルジェリアだ。

8強入りをかけたラウンド16、自国のサッカー史上初めてグループリーグ突破を果たした北アフリカの挑戦者は、延長戦で2点を入れられた後も、
ロスタイムに1点を返す渾身のプレーで、観る者の心を熱くした。

そして、若手選手が中心で発展途上にあったそのチームを率いていたのが、次期日本代表監督に内定したと発表された、ヴァヒド・ハリルホジッチ氏だ。

ボスニア・ヘルツェゴビナの出身だが、1995年に帰化申請してフランス国籍も持つ。ストライカーだった現役時代はナントに所属して2度のリーグ得点王。
指導者になってからも、リールやパリ・サンジェルマンにトロフィをもたらすなど、フランスサッカー界では馴染みの深い御仁だ。

指導者としてのハリルホジッチ氏の印象を、彼の腹心だったスタッフ何人かに尋ねたところ、判で押したように同じ答えが返ってきた。

「厳格で、要求が厳しく、非常に計画的。練習メニューも試合での戦術も、細部にいたるまで計算され尽くされている。
彼のやることに偶然はひとつもない」

それがハリルホジッチ氏の指導法であるらしい。

アルジェリア時代に出演したテレビ番組のインタビューで本人も認めている。

「わたしは平和主義者で理想主義者だが、同時に完璧主義者でもある。物事を中途半端にやることはわたしにはありえない。
そして、常に『勝利』を追求する。スポーツにおいて、わたしが関心があるのは『勝つこと』。ただそれだけだ」
(つづく)

http://www.footballchannel.jp/wordpress/assets/2015/03/20150309_haril_getty.jpg
2015年03月09日(月)10時45分
http://www.footballchannel.jp/2015/03/09/post75946/

2 :べがρφ ★:2015/03/10(火) 22:54:17.62 ID:???
>>1のつづき

◆背信行為には厳格な対応も
しかし、フランスメディアの多くがレッテルを貼るような「独裁者」では決してないとかつての腹心たちは口を揃える。

「常にスタッフの意見に耳を傾ける。最終的に決めるのはヴァヒドだが、彼は周囲の者へのリスペクトは欠かさない」

しかしひとたび方針が決定したならば、それをとことん貫く。その一徹さを、メディアは「軍隊のようだ」と揶揄するのだろう。

彼がもっとも嫌うのは、嘘や背信行為だ。

チーム内での出来事が知らずにメディアに漏れている、というのはよくある話だが、それが起きるのは、必ず誰かメディアに内情を
漏らしている人物がいるからだ。

パリジャン紙には、非公開だったはずのパリ・サンジェルマンの練習内容が載っていたりするが、番記者のドミニクに「一体どうやって?」
と尋ねるたびに、彼は意味深な笑いを浮かべて「植え付けてあるからね」とウィンクする。

そのような人物をフランスでは「モグラ」と言うが、アルジェリア代表を取材していた同国のマブルーク記者は
「ヴァヒドはモグラ探しを徹底していた」と話す。

「選手のロッカールームに近づけるスタッフの誰かが、モグラ監視役を任命されているらしい、という噂が選手たちの間にも流れていたから、
おのずと彼らも警戒していたんだ」

率直であることを信条とするハリルホジッチ監督は、思った事をストレートに口にするため、ときに誤解を招き、メディアから非難を受けることも多い。
それは真実をぼかすことを嫌う彼の性格を象徴しているのだが、それは選手に対しても同様に向けられる。
(つづく)

3 :べがρφ ★:2015/03/10(火) 22:54:43.86 ID:???
>>2のつづき

◆水タバコを吸った選手を追放
アルジェリア代表の攻撃的MFアブデルムメネ・ジャブーは、チームでは交代要員だったが、ある時ハリルホジッチ監督が自分を
「彼は10分間だけの選手」と評しているのを聞き、ショックを受けた。

しかしここでジャブーは「ピッチの上で自分の真価を見せて、監督を納得させてみせる」と奮起した。
その結果、監督自ら「自分の見立てが間違っていた」と謝罪にきたという。冒頭のドイツ戦、121分に根性の1点をあげたのは、このジャブーだ。

そして、規律を重んじること。同じアルジェリア代表では、代表合宿中の宿舎でシシャ(水タバコ)を嗜んでいたのが見つかって、
グループから追放された選手もいる。現在リーグアンのバスティアに所属するMFブードゥブーズだ。

「シシャはタバコの15倍も体に悪い!」

ハリルロジッチ監督は憤り、数試合の間、謹慎処分にした。

その後ふたたびチャンスを与えたが、彼が不在の間にブライミ(FCポルト)やマレーズ(レスターシティ)が躍進したこともあり、
ブードゥブーズはその後代表から遠ざかっている。

彼には、シシャ事件の前にも、クラブでは試合に出ていたにもかかわらず、怪我だと申告して、代表招集を辞退したことがあった。
ハリルホジッチ監督の脳裏にはこのときの不誠実な行為も刻まれていたのだろう。

背信行為と規律違反、ハリルホジッチがもっとも嫌う2大行為を犯しては、彼のチームから追われても仕方ない。
しかし、常にポリシーや方針が明確である彼のようなリーダーには、非常について行きやすいとスタッフたちは口を揃える。
(つづく)

4 :べがρφ ★:2015/03/10(火) 22:55:30.73 ID:???
>>3
のつづき

◆世代交代を進める日本に適任か
試合ごとに対戦相手に関する膨大な数の資料に目を通し、その時点で手元にある戦力を使って、いかに相手を苦しめるプレーをするか綿密に作戦を立てる、
それがハリルホジッチのやり方だ。

基本フォーメーションはある程度決まっていても、対戦相手や自陣の状況によって、その都度ストラテジーは変化する。
つまり、ハリルホジッチのチームについて行くには、順応性も求められる。

と同時に、そのとき最善だと思える選手をピッチに送り出すため、ときには、選手側にとっては非情とも思える人選を受け入れなくてはならないこともある。
しかしハリルホジッチにとっては「勝利を追求すること」こそが最優先事項であり、そこに情が介入する余地はないのだ。

昨年のW杯では、それまで長年チームの支柱だったキャプテンのブーゲラをグループリーグ3戦目のロシア戦で外した。
このとき指揮官は「ラウンド16に勝ち進んだらお前の力が必要になる。だからロシア戦では温存する」とブーゲラに伝えた。

しかし、ロシア戦で先発したベルカレム(トラブゾンスポール)が予想以上に良い出来だったため、次のドイツ戦でも引き続き彼を起用する決断を下した。

そのときはショックを受けたブーゲラだったが、「アルジェリア代表の将来を考えれば、自分が居座るよりも後進にチャンスを」と引き際を知り、
今年のアフリカ大陸選手権を最後に代表を引退した。

世代交代の時期が近づいている日本代表にとっても、ハリルホジッチ氏は、適任だといえそうだ。

一見強面だが、内面は心優しく、家族の話になるとテレビカメラの前でも大泣きするような情緒豊かな面も持ち合わせる。
しかし、日本人が得意な「空気を読んで」「場を察して」は彼には通じない。

いろいろな意味で新風を吹き込んでくれそうなハリルホジッチ監督のもと、日本代表がどのような成長を遂げるのか、今から楽しみだ。

(おしまい)

5 :名無しさん@恐縮です:2015/03/11(水) 21:12:17.08 ID:xcuD5qCf8
わー非情 ハリルホジッチ

6 :名無しさん@恐縮です:2015/03/11(水) 21:13:19.62 ID:xcuD5qCf8
プゲラかわいそう

7 :名無しさん@恐縮です:2015/03/12(木) 01:17:27.18 ID:tcinvPXV3
なんかサポートに宮本が付くとか付かないとか

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