【テレビ】テレ朝竹内由恵アナ（29）「（年齢を重ねる事に対して）”賞味期限”という考えに反抗してみたい」

きのこ記者φ ★＠＼(^o^)／

「新しいことに挑戦してみたい」と本人が熱望し、初めて飛び込んだ報道の世界。
３月３０日にメインキャスターとして夕方の顔に就任してから１週間が過ぎた。
スポーツ、バラエティー番組が中心だった今までとは違う慣れない仕事。
「今は勉強の毎日。周りの方々に助けてもらってます」と明るく話す。

テレビで見せてきた元気いっぱいのキャラの裏で、ここ２年は人知れず深い悩みを抱えていた。
「２７歳を過ぎたあたりから、何を目標に仕事をすればいいのか全く分からなくなった」。

入社当初に立てた「ミュージックステーションの司会をする」「スポーツ関係の仕事をする」
といった目標は、ほぼ達成。今後のアナウンサーとしての生き方を考えていくうちに、
自分を見失い、オフになるとただボーっとし続ける日々が続いた。

状況を変えたのは、３人の“偉人”の言葉だった。１人目はＭステでタッグを組んだタモリ（６９）。
相談を持ちかけると「今いる場所でできることなんて無数にある。局アナはやりがいある仕事だよ」と
励まされ、自分の存在意義を見いだした。

２人目は、サッカー元日本代表・三浦知良（４８）。
インタビューで聞いた「自分はサッカーしかないから、ただ頑張るだけしかできないんです」の言葉で、
はっきりした目標を持つことの重要性に気づいた。
３人目は「報道ステーションＳＵＮＤＡＹ」で３月まで共演したフリーアナウンサー・長野智子（５２）。
「報道は年を重ねるほど自分が出せる仕事だよ」と諭され、自らの進む道を見定めた。

かつては「アナウンサー３０歳定年説」などの俗説にも動揺し、年を重ねることを悪く捉える時期もあった。
「でも、今は報道の世界で、この『賞味期限』って考えに反抗してみたいと思っているんですよ」。
悩み抜いた時期を経て、第二のアナウンサー人生がようやく始まった。（樋口　智城）

２９歳　◆竹内　由恵（たけうち・よしえ）１９８６年１月２０日、東京都生まれ。２９歳。
小、中学校時代は父の仕事の関係で米国、スイス、仏で過ごす。慶大法学部入学後、３年時にミス慶応選出。
０８年にテレビ朝日入社。１２年ロンドン、１４年ソチ五輪では現地キャスターを務めた。
現在の担当番組は「やべっちＦＣ」など。身長１６２センチ。血液型Ｏ。

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