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【サッカー】 Jリーグが直面する“スケジュール破綻”の危機。2S制導入で生じた『変則』、今こそ夏春制移行の議論を

2 :casillas ★@\(^o^)/:2015/10/28(水) 13:48:08.05 ID:???*.net
■ “興醒めの期間”の解消へ。今こそシーズン移行の議論を

 もっとも、今後も同様の変則スケジュールが繰り返されれば、改革そのものが水泡に帰す恐れもある。
 来シーズンの開幕を史上初めて2月最終週に前倒しして、過密日程を解消させる案がJリーグの実行委員会内で話し合われたという報道があったが、たとえ実現に至っても根本的な解決策にはならない。
たとえ1週間でもオフが短くなることは、選手のコンディションにもマイナス効果を及ぼすはずだ。

 しかも、FIFA(国際サッカー連盟)が定めるカレンダーでは、すでに2018年まで9月、10月、11月に国際Aマッチデーが2日ずつ組み込まれている。2019年以降も、おそらく変わることはないだろう。
 FIFAクラブW杯を今後も日本で開催していくことを前提として考えれば、12月第1週をもってチャンピオンシップを終えるスケジュールも簡単には動かせない。
 ならば、今後も毎年秋、特に11月に生じる“興醒めの期間”を解消する最も有効な手段は、長年の懸案事項となっているシーズン開始時期の移行となるのではないだろうか。

 ヨーロッパの各国リーグにならって、秋というよりは夏場の8月にファーストステージを開幕させる。
9月、10月、11月と代表戦による空白期間が生じるが、セカンドステージからチャンピオンシップへと至る過程で、何度も中断を余儀なくされるよりはマイナス効果を抑えられる。
 ナビスコカップもシーズンと同時進行で予選リーグを開始し、年明けから決勝トーナメントに突入。セカンドステージ終盤で、かつ国際Aマッチデーが設けられる予定のない4月もしくは5月に決勝戦を行う。
実際、Jリーグは2013年6月に開催したJ1・J2臨時合同実行委員会で、現状の春秋制シーズンをヨーロッパに合わせた夏春制シーズンへ「然る時期に移行する」ことで合意している。

■ 積雪地域からの反対も一転…ACLもシーズン移行へ

 アルビレックス新潟やモンテディオ山形に代表される、積雪地域をホームタウンとするJクラブが断固拒否してきた経緯もあって、シーズン移行に関する議論は遅々として進まなかった。
 それが一転して40を数えるJクラブの全会一致で合意に至った背景には、アジアサッカー連盟(AFC)がACLを現状の「2月開幕・11月決勝」から、
UEFAチャンピオンズリーグに倣った「9月開幕・翌年5月決勝」に変更するプランを進めていることが判明したからだ。
実際にACLのシーズンが移行されると、ホーム&アウェー形式で行われるグループリーグが9月以降の年内に行われることになる。

「そうなると、J1終盤戦の優勝争いのストーリーがまったく成り立たなくなってしまう」
 2ステージ制の導入を含めた改革の中心を担ってきたJリーグの中西大介・競技事業統括本部長(現常務理事)は、
Jリーグのカレンダーそのものが破綻すると警鐘を鳴らし、シーズンを移行するメリットを実行委員会で説明した上で合意を得るに至った。


 バーレーンの王族であるサルマン・アル・ハリファ会長以下の要職を中東勢が独占し、実質的な「伏魔殿」と化しているAFCからは、ACLの件を含めて日本へほとんど情報が伝わってこない。
その上で中西統括本部長はこう語ってもいた。
「11月の上旬にはナビスコカップの決勝戦も行われる。破綻したカレンダーのもとでは、シーズンを送ることができなくなる。
本当にお手上げになってしまう。ACLが変更された時点で速やかにJリーグもシーズンを移行できるように、準備だけは整えておかないといけない」

 しかしながら、現状ではACLのシーズン移行に関係なく、J1終盤戦の盛り上がりに冷や水が浴びせられている。
ならば、AFCの動向に関係なく、日本サッカー界独自の判断でシーズンを移行するための議論を急がせてもいいのではないだろうか。
 天皇杯の開催時期やACL出場クラブの選定方法、そしてウインターブレークを設けるか否か。
何よりもJクラブだけでなく自治体、Jリーグ、日本サッカー協会が一体となって積雪地域のスタジアムや練習施設に屋根やヒートシステムを設置するための方策など、話し合うべき課題は枚挙にいとまがない。

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