【サッカー】Vファーレン長崎　悲願達成なるか

YG防衛軍 ★＠＼(^o^)／

　サッカーのJ1昇格プレーオフ（PO）準決勝は29日午後3時半から、福岡市のレベルファイブスタジアムで
「6位V・ファーレン長崎－3位福岡」、大阪市のヤンマースタジアム長居で「4位C大阪－5位愛媛」が行われる。
勝者が決勝（12月6日・ヤンマースタジアム長居）に進出し、J1昇格を懸けた最後の戦いに挑む。
2013年以来2度目の出場となるV長崎は、J2参戦3年目での悲願達成なるか。3日後に迫った試合を展望する。

　今季のV長崎の通算成績は15勝15分け12敗（勝ち点60）。全42試合の総得点42はリーグ12位だが、
総失点33は優勝した大宮などを抑えて、2季ぶりにリーグ最少だった。堅守を原動力に、いい守備から
リズムを生み出すスタイルでPO進出をつかんだ。

　対する福岡は通算24勝10分け8敗（勝ち点82）。井原監督を迎えた今季は、開幕3連敗を喫したが、
3バックへの変更で立て直し、堅守から素早く前線へボールを運ぶスタイルで上昇気流に乗った。
第35節から最終節まで8連勝。この8試合だけでも計22点を奪い、最後まで2位磐田との自動昇格争いを演じた。

　V長崎と福岡の今季の対戦成績は2引き分け。いずれも0－0に終わり、内容はほぼ互角だった。
ただ、年間順位が示す通り、地力、攻撃力では福岡が上。高木監督もそれを認めた上で、勝利への
ポイントを「0－0の状況をどれだけ長く保てるか」とみる。

　POはドローの場合、年間順位の上位チームが勝者となるため、仮に今回も0－0で終われば福岡が
勝ち上がることになる。だが、高木監督が言うように「何が起きるか分からないのがサッカー。
いろんなミスや信じられないゴールもある」。勝つしか道はないV長崎がスコアレスの緊迫した場面で
果敢に攻め込めば、アドバンテージをもつ相手は守りに入る。心理的に優位に立ち、勝機は必ず生まれるはずだ。

　14年に20点を挙げて湘南をJ2優勝に導いたFWウェリントンや国見高出身のFW城後ら、
福岡の強力な攻撃陣を、DF刀根、高杉らを中心にどう抑えるか。そして勝つために、FW佐藤ら
攻撃陣の奮起と好機を確実にものにする決定力が不可欠となる。

　今季は互いにホームで勝って1勝1敗。C大阪は1－0、愛媛は先制されながら後半に追いつき、
ロスタイムにFW河原が決めて逆転勝ちした。

　C大阪は第41節でV長崎に敗れた後、監督が交代。大熊新監督の初陣となった最終節は東京Vを2－0で下し、
6試合ぶりに白星を上げた。日本代表のMF山口を筆頭に、FW玉田、MF関口らJ2トップ級の戦力を備える。

　愛媛はJ210年目で過去最高成績。今季就任した木山監督の下、クラブ記録の4連勝、さらに5連勝を
飾るなど快進撃を続けた。終盤5試合は4勝1敗で好調を維持している。戦力的にはC大阪に分があるが、
勢いでは愛媛が上。接戦が予想される。

　◎ズーム

　J1昇格プレーオフ　J2からJ1への昇格枠全3枠のうち、最後の1枠を決めるトーナメント。
年間順位3～6位（1、2位は自動昇格）の4チームが出場できる。3位と6位、4位と5位が上位チームの
ホームで対戦し、勝者が決勝に進む。準決勝、決勝ともに引き分けの場合は年間順位の上位チームが勝ちとなる。

　2012年シーズンから導入され、今季で4度目。12年は6位大分、13年は4位徳島、14年は6位山形が制し、
J1切符を手にした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151126-00010004-nagasaki-l42

【サッカー】Vファーレン長崎 悲願達成なるか

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