【サッカー】＜J1山形＞知事「社長解任は降格の総括」

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吉村美栄子山形県知事は30日の定例記者会見で、サッカーJ1山形を運営する
モンテディオ山形（山形県天童市）の高橋節前社長を県などの株主が事実上解任したことに関し、
「最下位でJ2に降格した今季の総括。株主の総意だ」と説明した。

「山形が力強く活躍し、勝利する姿を県民は待ち望んでいる。（交代は）次に進む一つのステップ。
心機一転、新体制で再復帰を目指してほしい」と述べた。
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　主要株主・県スポーツ振興21世紀協会の細谷知行理事長（副知事）は、選手補強や観客動員が
不足した責任も問うたが、吉村知事は「細かいことはあるだろうが、今季の総括と捉えてもらいたい」と繰り返した。
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　サポーターからの批判には「私もいろいろと話を聞いている。続投を望む声もあるし、誰も責任を取らないのは
おかしいという声もある。しかし、総括は大事だ」と強調。政治介入との指摘には「株式会社の
在り方がそうなっていると理解していただきたい」と語った。

　その上で、サポーターに対し「新社長の下で一丸となり、とにかく前を向いて、山形をしっかり支えていただきたい。
強いモンテディオをみんなでつくろうと申し上げたい。それに尽きる」と結束を呼び掛けた。

　後任社長となる元県環境エネルギー部長の森谷俊雄氏については「調整力や交渉力があり、
県庁時代は民間感覚のある方だなあと思った」と手腕を評価。民間人の登用は「将来的には望ましいことだ」
と話した。
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　高橋氏が有識者の検討委員会を発足させ、既にまとめた新スタジアム構想に関しては
「それも合わせて新社長がどう考え、どう進めるつもりか（を見極めること）が先決だろう」と述べ、
具体的な言及を避けた。

　「新スタジアムはサポーターの切なる希望。J1定着（の先に）という考えは基本的に変わらないが、
新社長の考えを聞いて、私も考えたい。消極的と受け取られているが、決してそうではない」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000001-khks-spo