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【サッカー】J3へのセカンドチーム参戦を考える。育成ルート多様化と、ベテラン問題。

1 :YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:07:28.14 ID:CAP_USER*.net
セカンドチームの指揮を任された新人監督が1年後、トップチームの指揮官に抜擢され、セカンドチームで
その新人監督に1年間みっちり鍛えられた若者たちが翌シーズン、新監督の“秘蔵っ子”としてトップデビューを
果たし、チームを新時代へと導いていく――。
 新人監督はジョゼップ・グアルディオラ、秘蔵っ子はセルヒオ・ブスケッツやペドロ・ロドリゲス。
これは2008-09シーズンのバルセロナで起きた出来事だったが、それに近いことがJリーグでも実現するかもしれない。
 FC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪の「U-23チーム」が来シーズンのJ3に参加することが、12月15日のJリーグ理事会で承認された。
 この新しい試みは、23歳以下の選手の試合出場機会を増やし、将来有望な選手の強化・育成に寄与することが目的だ。
 10代後半から20代前半の選手が公式戦になかなか出場できないという問題は、Jリーグ創設期から続く恒久的な課題である。
さらに近年アジアのライバルが続々と育成に力を注ぐようになり、なかでも中国、中東、東南アジアの若手の
成長は目覚しい。日本が4大会連続してU-20ワールドカップを逃したこともあり、育成面の改革が急務とされていた。
.
U-22選抜のJ3参加のきっかけはロンドン五輪。
 日本サッカー協会とJリーグはこれまでも、いくつかの施策を打っている。「ベストメンバー規定の緩和」、
「育成型期限付き移籍制度の導入」、「Jリーグ・アンダー22選抜のJ3リーグへの参加」がそれだ。
 とりわけ'14年、'15年に試されたJリーグ・U-22選抜のJ3参加は、J1、J2でベンチに入れない22歳以下の
選手を試合2日前に招集し、即席チームを結成してJ3に臨むという、世界でも類を見ないトライだった。
('15シーズン限りでの終了が決定)
 この試みのきっかけは、'12年のロンドン五輪に向けた選手選考の難しさにあった、と導入当時、
日本サッカー協会の霜田正浩技術委員(現技術委員長)は明かしていた。
 「ロンドン五輪のとき、関塚(隆)監督が試合を見に行っても、該当する年代の選手が出場していないことが
多かった。それで翌日、各チームの練習試合を見に行くんだけど、大学生との練習試合では強度も低ければ、
クオリティも低く、選考の参考にならないことがあった。そこで考えたのが、五輪代表に選ばれる選手の分母を
増やすということ。分母とは公式戦に出ている選手の数。J1でもJ2でも、それが難しければ、選抜チームを作って
J3でもいいから、毎週末どこかで必ず公式戦に出ているという環境を作りたかった」

「まずはやってみる」という体で実験的にスタートしたこのチャレンジだが、結論から言えば、思い描いたような
効果は得られなかった印象だ。
 たった1日の練習だけで試合に臨み、メンバーも試合ごとに変わるため、チームとしての継続的な強化も、
チーム・個人の課題克服も、選手間の連係を磨くこともままならない。また、この試合でのパフォーマンスが
U-22日本代表への選出や、所属チームでの出場機会増に直接的につながらず、選手のモチベーションも
上がりにくい状況だった。
 そうした反省を踏まえて来シーズンからスタートするのが、スペインやドイツでも行なわれている
セカンドチームの下部リーグへの参戦、「U-23チーム」のJ3参加である。村井満Jリーグチェアマンは
こんな風に説明している。

 「(U-22選抜では」直前までチーム編成が決まらず、13人しか集まらないこともあった。寄せ集めゆえに
チーム戦術が徹底されず、戦うマインドも熟成されにくかった。そうした問題を補う意味で、単独チームで
戦う機会を増やそうということになったんです」

 締め切りに設定されていた11月末までに参加を申請したのは、前述のFC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪、
そしてサガン鳥栖の4チームだったが、ヒアリングの結果、鳥栖に関しては、今回は難しいとの判断を下したという。

 「チェアマンヒアリングという形で合計4クラブ、鳥栖も含めてインタビューさせてもらいました。
鳥栖さんの、市民クラブとして若手を育てたいという熱意や意欲は感じましたし、チャレンジしてもらうのもいいな、
とも思ったのですが、こればかりは相手があるものですので、若手の保有状況だとか一定の投資だとか、
複合的な要素から総合的に難しいだろうと判断しました」

トップ/U-23を行き来して出場機会を増やす。
 U-23チームのJ3リーグ参加に関して、26項目の決定事項が発表されたが、主なところでは次のような
ものがある。

2 :YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:08:53.19 ID:CAP_USER*.net
 ・年齢制限:23歳以下の選手で構成する。ただし、試合エントリーメンバーのうち3名のオーバーエイジを認める。
また、GKに限り、追加で1名のオーバーエイジを認める。

 ・同日の試合出場:トップ/U-23の試合でベンチ入りのみならば、同日に別の試合に出場可。
1分でもプレーしたら、同日に別のチームでは出場不可。

 ・U-23の監督:トップの監督との兼務は不可。トップ(またはアカデミー)のコーチとの兼務は可。
S級ライセンス資格が必要。

 ・チーム数:U-23チームの参加数は、J3クラブ総数の3分の1を上限の目安とする。

 ・昇格=J2リーグへの昇格資格を有しない。U-23チームが上位となった場合、次順位のクラブを繰り上げる。

 ・U-23チームの入れ替え:17シーズン以降、U-23チームへの参入希望クラブ数が、
J3クラブ総数の3分の1以上になった場合、成績下位のU-23チームとの入れ替えを実施する。


 U-23チームを結成すれば、土曜日のJ1で試合に出られなかったり、数分しかプレーできなかったりした
若手選手が翌日にJ3のピッチに立ち、実戦経験を積めるようになる。

 もちろん、J3で活躍した若手選手がシーズン途中にトップチームのレギュラーに抜擢される、ということも起こり得るだろう。

 また、U-23チームにはアカデミー所属の選手も起用できるため、トップチームに昇格する前に
公式戦デビューし、経験を積むユース年代の選手の数も増えるに違いない。

 そしてバルセロナとグアルディオラの例ではないが、U-23チームは若手選手のみならず、
指導者を育てる場としても有効だ。

 トップチームの監督になる前段階としてトップチームのコーチを経験する、という道は確かにある。
ただし、ヨーロッパや南米ではコーチは専門職と考えられているように、監督とコーチは似て非なる職業だ。
身近で監督の仕事を観察することはできるが、あくまでも監督の指示に従い、監督をサポートするのが
コーチの役目。そこには決定権もないし、チームの成績に対して直接的に責任を負うこともない。

 あるいは、アカデミー(U-18やU-15)の監督を経験するという道もある。その場合、決定権を持つことができ、
責任も生じる。ただし、アカデミーの最大の目的は選手を育成することにある。アカデミーの監督には
その道のスペシャリストが就き、ある程度長い期間にわたって指導するのが理想だろう。

 もちろんU-23チームも育成を意識したものではあるが、アカデミーとは異なり、れっきとしたプロ集団。
しかも、参加するのはJ3リーグである。J2昇格を本気で目指すチームとの真剣勝負は、若手選手だけでなく
指揮官にとっても貴重な経験となるはずだ。
.
23歳以上の選手は練習相手がいなくなる可能性も?

 とはいえ疑問がないわけでもない。例えば、23歳以上の選手はどうなのか。

 オーバーエイジの起用が認められているが、あくまでも3人プラスGKが1人だけ。しかしながら、
実際にはどのチームにも、毎試合スタメンを張れているわけではないベテラン選手や中堅選手が4人以上は
いるものだ。

 そうした選手たちにとって、公式戦翌日に組まれる練習試合は、試合勘を鈍らせないための貴重な場だったが、
U-23チームが結成され、J3に参戦するようになると、練習試合が組めなくなる。トップチームの
コーチングスタッフはJ3の視察に赴くだろうし、U-23チームを結成すれば、それとは別に練習試合を
組むだけの人数が揃わないからだ。


続きは↓の記事から
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151230-00824821-number-socc&p=3

3 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:09:20.70 ID:SPJU1KTaO.net
つーかJ-22は明らかに失敗だろ?

4 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:09:29.54 ID:rbgkJGygO.net
これは良い

5 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:09:31.61 ID:9sM39eDh0.net
クラブ数を増やしすぎ
選手層が薄いくせに欧州強豪国並みのクラブピラミッドが構築できると思ってるの?
もう水増しは止めるべき。

6 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:12:53.03 ID:dEqDVYFO0.net
>>3
失敗は挑戦した者だけが分かる。挑戦もしない組織はダメだと思う。

7 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:31:15.65 ID:OtZPWZdXO.net
J1は2枠J2は3枠○歳以下の選手を起用するなんてルールは…まあ駄目だろな

8 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:36:44.06 ID:7d1w/07w0.net
日本の選手層がアジアではぶっちぎりに厚いのは明らかにチーム数が多いおかげ

9 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:44:04.57 ID:b3TXxkd20.net
J2にはあげないとか生ぬるいこと言ってんなよ
育成考えるならJ2まで行かせるべきだろうが
J3で試合感は得られるかもしれんがそこまでの経験値になるとは思えん

10 :名無しさん@恐縮です@\(^o^)/:2015/12/30(水) 22:48:04.45 ID:8c0dSykq0.net
>>2
> ・チーム数:U-23チームの参加数は、J3クラブ総数の3分の1を上限の目安とする。

これは要らないなあ
増えすぎたら二つに分けてやれば良いんじゃないか?

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