【サッカー】Ｇ・ネヴィル監督、就任後９戦未勝利も「すでに死亡記事、フェアじゃない」

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リーガ・エスパニョーラで12戦未勝利と低迷が続くバレンシア。今季途中から指揮をとるギャリー・ネヴィル監督は
現地時間７日（以下現地時間）、自身就任後の成績を「受け入れられない」としつつも、正当な評価を受けていないと主張した。

　バレンシアは７日のリーガ第23節で、ベティスにアウェイで０対１と完封負け。これでリーガでは12戦未勝利で、
昨年12月のＧ・ネヴィル体制発足後も、９試合白星なしと泥沼の状態にある。

　そうしたなか、Ｇ・ネヴィル監督はベティス戦後「私は就任前、成功か失敗かは５カ月間の成績によって評価されると
言った。しかし、すでに“死亡記事”が書かれている。６週間で評価が下されているということだ」とコメント。
「現在のチームは、私が初めてここに来たときよりも、ずっと組織的になっている。しかし、結果が伴っておらず、
それこそが今の最大の問題点なんだ」と、現時点で評価を下すのは時期早尚と主張した。

　さらに「チームの改善ぶりが、結果に反映されていない」「説明するのは難しいが、サッカー界ではよくあることで、
私はこういうことを何度も目にしてきた。誰にでも起こりうることだ。今は私自身にそれが起きているが、
私は自分を信じている」と、自信を失っていないことを強調した。

　バレンシアは前週の国王杯（コパ・デル・レイ）ではバルセロナに０対７と大敗し、リーグ戦でも現在２連敗中。
Ｇ・ネヴィル監督は「リーグ戦でのここ２試合は、連敗するようなパフォーマンスではなかった。しかし、現実は２連敗。
今大切なものは結果だ。「すぐにこの流れを変えなければいけない。ずっとそう言い続けているのは分かっているが、
それ以外に君らに言うことはない」と、即座に結果を出す必要があると認めている。

　その上で「今は全員が団結しなければいけない」「全員が苦しんでいるが、ファンはそれ以上だ。
だが、我々も彼らと一緒に苦しんでいる。この２試合に勝ち、みんなが笑顔でいることもあり得たが、
サッカーは紙一重なんだ」と述べている。（STATS-AP）

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