【サッカー】ACL広州撃破へ浦和レッズサポの後押し熱望、槙野は「他サポも見に来て」

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浦和イレブンが５日のＡＣＬ１次リーグ・広州恒大戦（埼玉）で、サポーターに“爆買い”へ対抗する後押しを願った。
チケットが中国側に大量購入されていることを受け、埼玉スタジアムで調整した日本代表ＤＦ槙野智章（２８）は
「広州のサポーターもたくさん来ると聞いてますけど、１人も多くの方に後押しして欲しいし、
日本サッカーを応援するという意味で他クラブのサポーターにも見に来て欲しい」と訴えた。

　１次リーグ３試合を終えて浦和は２位の浦項と並ぶ勝ち点４の３位、広州恒大は同２の最下位に沈む。
３月２６日の対戦では、浦和が２点差を追い付き、２―２のドロー。
１次リーグ突破に向け、両チームともに負けられない一戦だ。

　ただ、年間予算５００億円ともいわれる広州恒大はピッチ外でも圧倒的な資金力を見せている。
浦和は広州側からアウェー席６０００枚の購入を要望され、通常の試合と同じ３３００枚のみを販売したが、
自由席の購入は制限できない。
場合によっては、Ｊリーグトップの集客力を誇る浦和のホームゲームが“アウェー化”する可能性もある。

　クラブも対抗策として、３日に初めてスタジアム販売分の当日券の値下げ（席種により４～５００円割引）を発表。
平日開催で苦戦していた前売り販売もここ１週間で約５０００枚伸び、４日の夕方の段階でシーズンチケットを含めて３万１３００枚に達した。

　選手も、大一番へ気持ちを高ぶらせている。公式戦４試合連発中のＦＷ興梠慎三（２９）は「この一戦がすごく大事。
負けてしまうと（決勝トーナメントに）ほぼ上がれないというぐらいのモチベーションでやっている」ときっぱり。
ペトロヴィッチ監督（５８）も「いい時も悪い時も常にともに戦ってきたサポーターが、
必ずチームを後押しするためにスタジアムに駆け付けてくれると信じている。
最後の最後まで、力の一滴まで振り絞って戦う。スペクタクルな夜になると思う」と決意を示した。

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