【バスケットボール】日本代表の新愛称は「AKATSUKI FIVE（アカツキファイブ）」

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新愛称は「アカツキファイブ」　男女代表の新ユニ、ロゴなど発表／バスケ
2016.4.11 15:52

新愛称は「アカツキ」－。日本バスケットボール協会は１１日、東京都内で男女日本代表に関する記者会見を行い、
チームの新たな愛称（ペットネーム）とロゴマーク、新ユニホームを発表した。

新愛称は、夜明け前を意味する言葉とコート上でプレーする人数から「アカツキファイブ」。
ロゴマークはバスケットボールのような太陽が昇り、炎が立っている様子を描いたものとなった。
「日出ずる国、日本の夜明けを象徴し、大きな夢、大きな発展、大きな変化に向かう象徴でもある」。
川淵三郎会長（７９）は、新愛称とロゴに込められた意味を説明した。

代表のユニホームも、赤を基調に、従来の黒と白を配した新しいデザインとなった。
前日、合宿で集合し、初めて新ユニホームを見たという女子のエース、渡嘉敷来夢（２４）＝ＪＸ－ＥＮＥＯＳ＝は
「メインカラーが赤になってビックリですけど、自分自身、赤も似合うなと感じています」とおどけた。

従来、日本代表の愛称は男女とも「隼（ハヤブサ）ジャパン」だった。
だが昨夏に女子がリオデジャネイロ五輪出場権を獲得した際、川淵会長が「隼はスピード感があってバスケットに
ふさわしいが、女性にはふさわしくない」と変更を提案。専門家を交えて検討されてきた。
当初は男子の隼を残す前提で別の動物名が検討されたが、「隼との対比が難しい」（川淵館長）。
発想を転換し、自然現象を表す語のうちで勢いを内包する「暁」を使い、男子は黒、女子は赤で色分けすることにした。
「できるだけ若い人のセンス、感性から見て何がいいかを考えて決めた」という。

「昨日から（手を広げて前に出して）『アカツキぃ～、ファイブ！！』ってやってます」と、渡嘉敷はいたく気に入った様子。
主将の吉田亜沙美（２８）＝ＪＸ－ＥＮＥＯＳ＝は「まだ慣れていないけど、日本中のファンに覚えて
いただけるようにやっていきたい」と話した。

リオ五輪のスローガンに「メダルへの挑戦」を掲げる女子代表は、五輪でも対戦する世界ランク２位の豪州と
５月に国際強化試合を行う。吉田は「強豪を迎えられるのは私たちも楽しみ。
五輪で応援してもらえるよう、精いっぱい戦う」と決意を示した。

一方の男子は７月に、世界最終予選（ベオグラード）でリオ五輪出場権獲得を目指す。
「奇跡を起こさないとリオには出られないが、秋に始まるプロリーグに勢いを付けるためにも奇跡を起こしてほしい」
と川淵会長。代表最年長の田臥勇太（３５）＝栃木＝は「子供たちに夢を与えられるよう、会長がおっしゃったように
奇跡を起こしたい。この（新しい）ユニホームが輝くように全力を尽くす」と誓った。

サンスポ　http://www.sanspo.com/sports/news/20160411/spo16041115520006-n1.html
新愛称のロゴマークの前に、新しいユニホームで並ぶ代表選手たち。
左から男子の竹内譲次、比江島慎、田臥勇太、
川淵三郎会長を挟んで女子の吉田亜沙美、山本千夏、渡嘉敷来夢＝東京都港区の東京ミッドタウン
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