【サッカー】浅野をベンゲル監督も後押し！アーセナル復帰へ積極的に代表派遣

砂漠のマスカレード ★＠＼(^o^)／

９月１日のＵＡＥ戦で開幕する１８年Ｗ杯ロシア大会アジア最終予選に臨む日本代表が２８日、さいたま市内で合宿をスタートさせた。
欧州移籍で初めて海外組として招集されたＦＷ浅野拓磨（２１）は２８日、羽田空港に帰国。「（時差ボケは）大丈夫」と笑顔を見せた。

決意の帰国だった。移籍したアーセナルでのプレーに必要な英国の労働許可証を取得できず、ドイツ２部シュツットガルトへの期限付き移籍が決定。
ロンドンではアーセナルのベンゲル監督から「１年で戻ってこられるように頑張れ」と激励され、浅野も「代表で出場し続けるのは絶対条件」と気合を入れ直した。

今回のＡ代表招集もベンゲル監督の“援護射撃”があった。関係者によれば、海外移籍当初は新たな環境への順応や定位置争いを勝ち抜くため、
クラブ優先の活動になることが多いが、レンタル元であるアーセナルの名将が積極的な代表派遣を後押ししたという。
英国の労働許可証取得には原則として過去２年間、国際Ａマッチで７５％以上の出場が必要になる。
日本は９月１日のＵＡＥ戦から来年６月までに計１０試合のＡマッチを予定。
浅野は過去５試合に出場しており、今後１年で全１０試合に出場すれば、出場数は現状の１５・６％から６５・２％にまで伸びる。
７５％に迫り、来季は特例措置が適用される可能性が高くなる。

労働許可証の問題に揺れている最中も、ベンゲル監督は旧知のハリルホジッチ監督から浅野のプレースタイルや生かし方などレクチャーを受けていたという。
リオデジャネイロ五輪で２得点を挙げた“ジャガー”の才能を高く評価しているからこそ、早期のアーセナル帰還を望んでいる。

「五輪はチームとして結果がついてこなかったけど僕自身は手応えを感じた。Ａ代表でも特長を出せれば、もう１ランクレベルアップできる」

アーセナル、そして日本代表監督の期待に応えるためにもゴールという結果だけを追い求める。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/08/29/kiji/K20160829013254940.html
2016年8月29日 05:45