【海外】ブルース・スプリングスティーン、学校をさぼってサイン会に来た小学生の為に一肌脱ぐ…「さすがボス！」の声

きのこ記者φ ★＠＼(^o^)／

アメリカの伝説的ロックシンガー、ブルース・スプリングスティーンが、サイン会に訪れた小学生のために
一肌脱ぐという出来事が先月末にあった。
スプリングスティーンさんは、そのざっくばらんな性格から、ファンの間で「ザ・ボス（The Boss）」と呼ばれている。

米国フィラデルフイアの「ジュリア R. マスターマン・スクール」に通う5年生、マイケル・フェナティ君は、
ブルース・スプリングスティーンの大ファンだ。父親のマイクさんも大ファンで、これまでに160回以上コンサートに行っているという。
そんな2人の住むフィラデルフィアに、ボスがやって来た。最近発表した自叙伝のプロモーションとして、本屋でサイン会を開くという。

そのサイン会は平日にある。行くには学校を休まなければならない。だが、マイケル君の学校は欠席には非常に厳しい。
そこでマイケル君は父親に相談した。
「その時、私はマイケルこう尋ねたんだ」父親のマイクさんは海外メディアの取材に答えてこう言っている。
「正式に休ませてもらえるようにするには、どうすればいい？」

「学校にまず電話して、それから休む理由を書いたサイン入りの書面を提出するんだよ」とマイケル君は答えた。
そして父親をしばらく見つめてから「ブルース・スプリングスティーンにサインしてもらわなきゃいけないね！」と言ったそうだ。
2人は大笑いした後、ふと真面目になって「やってみようか」と声を合わせた。

それから2人は、学校のジェシカ・ブラウン校長に宛てて、学校を休む理由と謝罪の文章をタイプした。
ボスがサインしてくれることを想定して、ボスの視点で書いたという。

サイン会の当日、列に並ぶ小学生は珍しかったので、ボスはマイケル君をハグし、手と手を高く打ち合わせてくれた。
長年のファンである父親がボスと言葉を交わしている間に、マイケル君はポケットから例の紙を取り出した。
説明を聞いたボスは「最初によく読まないと。レコード会社との最初の契約では文章をよく読まなかったから、
トラブルに巻き込まれたんだよ」と言った。

これはダメかも、と父子は思ったが、ボスの人情は厚かった。下にあるのが、本人のサインの入った書面だ。一緒に写った写真もある。
https://pbs.twimg.com/media/Ctj7-m4UAAAtNwp.jpg:large
（親愛なるブラウン校長　　マイケル・フェナティ君は、今日、学校に遅れるか休むことになりますが、どうか赦してあげてください。
　彼は私に会って、私の本を買うために、フィラデルフィアの図書館に来ました。）

リツイートには、ボスの行動を賞賛する声が上がっている。
（さすがボスだ）（心温まる！）（なんてクールなんだ）

父親のマイクさんが、サイン入りの書面を校長に見せると、彼女は冗談交じりにこう言ったそうだ。
「これのオリジナルを提出すれば、休みを見逃してあげましょう」
どうやら彼女もボスのサインが欲しかったらしい。

それに対するマイケル君の答えは、「渡すくらいなら、学校の処罰を受けた方がマシだよ」だった。

http://irorio.jp/sophokles/20161006/355456/