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【バスケ】Bリーグ 「47都道府県すべての場所にクラブを」大河正明チェアマンが明かす未来構想

2 :YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2016/10/19(水) 22:01:47.94 ID:CAP_USER9.net
――開幕戦を行うにあたって特に重視していた点はどんなところですか?
大河 場所や対戦カードももちろん大事ですけど、テレビなどの生中継があるかどうかは大きな要素ですよ。せっかくLEDコートを準備しても、テレビでの情報拡散がなかったらここまで盛りあがらなかったと思います。会場に来てくださる方々を楽しませることは当然ですが、今後を見据えてテレビの生中継があるかないかは重要な要素の一つでした。

――最終的にはフジテレビ、NHK(BS)、スポナビライブが放送しました。
大河 いろいろありましたし、交渉も大変でした(笑)。各局にお声がけいただけて本当に心強かったですし、放送が決まってようやく先が見えたなという感覚でした。

――そして開幕戦に花を添えるように、元シカゴ・ブルズのホーレス・グラント氏が来場し、NBAのアダム・シルバーコミッショナーからもビデオメッセージがありました。
大河 今年1月にアメリカに視察に行き、NBAの本部にも表敬訪問しました。その流れでコミッショナーからメッセージをいただきました。

――NBAとは今後、どんな関係を築いていこうと考えていますか?
大河 選手育成などいろいろな形で力を借りていければと思っています。逆にNBAの日本でのプロモーションなどは我々が協力する形で、良い関係を築いていきたいですね。実際、8月にはDリーグからトライアウトのBリーグとしての特別枠をもらって3選手を派遣しました。そういう交流を発展的に継続して行い、関係を深めていければと思っています。

――2015年9月にチェアマンに就任して1年が経ちました。できたこと、できなかったこと、それぞれどんなことがありますか?
大河 まず何とか開幕することができました(笑)。今年の秋というゴールが決まっていましたけど、準備期間はJリーグの5年と比べるとわずか1年。それほど長くありませんでした。僕は「ゼロゼロスタート」と言っているんですけど、あの時は人もゼロで収入もゼロからのスタートです(苦笑)。そこからよく開幕までいけたなと。これだけ素晴らしい人材、気持ちを持った人材が集まって、いろいろな企業に支援いただき、もちろん川淵(三郎)さんの力は絶大でしたけど、その後押しもあってみんなが同じ方向を向いて進んでいくことができました。

――NBLとbjリーグ、2つのリーグを1つに統合することも大変だったと思います。
大河 会議を続けて、議論を重ねていく中で、各クラブの代表の皆さんも同じ方向を向いてくださるようになったんです。過去のしがらみなどは抜きにして、リーグを成功させようと。そこは本当に良かったです。ただ、こうして開幕はできましたけど、できなかったことというか、これからもっとやっていくべきは、お客さんに継続的に入ってもらうこと、それと日本代表を強くすることです。2019年のワールドカップ、2020年の東京五輪に向けて、自力で予選を突破できるチームを作っていかないといけません。

――日本代表の強化を推し進めていくにあたって、Bリーグのチェアマンとしてはどういうアクションを起こしていくのでしょうか?
大河 日本バスケットボール協会と協力してやっていく必要があると思います。6月に技術委員会を立ちあげましたが、これからも選手や指導者を強化していくトップリーグの評価部会などを作っていかないといけないですね。NBAでフィジカルトレーナーをされていた佐藤晃一さんのような世界トップクラスのノウハウを持っているスタッフを迎え入れていくことも大事ですし、代表の活動をどうしていくか仕組みも作らないといけない。代表の強化合宿を毎月実施するとか、そういったことも視野に入れて着実に強くしていきたいと思っています。

――代表合宿を毎月行うのは日程的に可能なのでしょうか?
大河 例えば日曜の試合終わりに集合して、月曜の午前午後、火曜の午前に練習して解散、であればやれる可能性はあります。来年の11月、再来年の2月にはW杯予選があるので、今シーズンも11月と2月は週末を1回、空けています。そこに強化試合を組みこんだり。あとはユースチームを作ることも重要です。レベルの高いプロ選手を育てていくためにフィジカルやテクニックを磨けるユースチームが必要になってくると思います。

――それは各クラブに作ってもらうということですか?
大河 そうですね。2018年ぐらいをメドにU−15の設立を義務付けできればと思っています。そうすると2、3年後にU−18ができる。今のイメージでは中学校の部活との両立で考えていますが、高校年代は部活ではなくクラブのみに所属する形にしたいなと。もちろん、登録については日本のバスケットがどうすれば盛んになっていくか、学校との関係なども議論した上で、良い形にしていきたいと思っています。

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