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【サッカー】ブンデスリーガの実績は嘘をつかない。大迫・原口のドイツ組躍動でサウジアラビアを撃破

1 :YG防衛軍 ★@\(^o^)/:2016/11/16(水) 20:23:22.51 ID:CAP_USER9.net
2018年ロシアワールドカップ出場を果たすために、15日のサウジアラビア戦(埼玉)で絶対に勝ち点3が必要だった日本代表。アルベルト・ザッケローニ時代から軸を担ってきた本田圭佑(ACミラン)、香川真司(ドルトムント)ら攻撃陣の主力を出すのか、それとも11日のオマーン戦(鹿島)で躍動した大迫勇也(ケルン)、清武弘嗣(セビージャ)らロンドン五輪世代を先発させるのか。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はこの重大問題に頭を悩ませたに違いない。

考え抜いた結果の答えは後者だった。1トップに大迫、2列目右に久保裕也(ヤングボーイズ)、左に原口元気(ヘルタ)、トップ下に清武というロンドン・リオデジャネイロ五輪世代の選手をズラリと並べ、3枚看板を揃って控えに回したのだ。ここ一番で勝負強さを発揮する本田だけは残すのではないかと見られたが、エースに君臨してきた男といえども、今季ACミランでの苦境とコンディション低下を見逃すわけにはいかなかったのだろう。大迫が「僕が監督だったらこういう采配はできないかなっていう采配をしてくれた」と驚き半分に語った通り、ハリルホジッチ監督は失敗すれば進退問題に発展するリスクを乗り越えて、若手に賭けたのだ。

その期待に彼らはしっかりと応え、2−1での勝利の原動力になった。とりわけ、今季ドイツ・ブンデスリーガ1部で6位と健闘しているケルンの2トップを占めている大迫は、1年5カ月ぶりのA代表公式戦で堂々と1トップを務め、最前線で起点を作った。2014年ブラジルワールドカップの頃と比較して見違えたのは、相手を2〜3人背負ってもボールを収められる力強さと間合いの取り方のうまさ。日頃は今季ブンデスリーガ得点ランキングトップに立つアントニー・モデストと2トップを組んでいるが、1トップになっても相手の寄せに全くて動じず、むしろ余裕すら感じさせた。

「緊張する必要がないし、いつもやってることばっかりなんで。監督も『いつも通りの俺らのプレーを出せば大丈夫だ』って話はずっとしていた。代表戦はやっぱり楽しい。いい緊張感があるし、この中でできることは幸せだと思う」と大迫本人も納得の表情で語っていたが、ドイツで積み重ねた経験値はやはり嘘をつかない。「当たりの部分もそうですし、プレーの速さにも慣れた。レベルの高いサッカーに慣れたところが一番成長できてるかな」と彼自身も今回の代表合流時に語っていた。ブンデスリーガのレベルは最終予選とは比べ物にならないほど高いということが、この大迫を通じて実証されたと言っていい。

もう1人のドイツ組である原口も凄まじいインパクトを残した。目下、ブンデスリーガ4位につけているヘルタで毎試合のように走行距離、スプリント回数、デュエル(局面での勝負)の勝率でナンバーワンの数字を叩き出しているアタッカーは、そのままのハードワークとアグレッシブなアップダウンを前面に押し出した。前線からの献身的守備でボールを奪う回数も多く、原口の存在価値が決定力だけでないことを、見る者の多くが再認識したのではないだろうか。

加えて、9月のタイ戦(バンコク)から最終予選4試合連続ゴールという偉業を成し遂げたのも特筆すべき点。後半35分に左サイドで長友佑都(インテル)と後半頭から出た本田がチャンスメークし、長友が入れたクロスを同じく後半出場の香川が触ってコースを変え、そこでフリーになった原口が右足で蹴り込むというゴールシーンだったが、決めるべきところで冷静さを保てるようになったのは大きな成長だ。

「ゴールなんてホントにおまけみたいなもの」という発言からも、浦和レッズ時代の原口との違いが如実に見て取れる。当時は自分が活躍したいがゆえに、エゴを前面に押し出し、黒子になってチームを支えるような仕事をあまり好まない選手だった。ドリブル突破とスピードはもともと傑出したものがあったが、シュートを打った後に自陣まで帰らなかったり、守備をさぼったりすることも少なくなかった。

それが今では「ゴールがおまけ」と言い切れるほど、フォア・ザ・チームに徹するプレーをするようになった。こうした変貌ぶりはヘルタでの日々の積み重ねが大きい。バル・ダルダイ監督が今季いまだノーゴールの原口をコンスタントに使い続けているのも、得点以外の部分での貢献度が非常に高いからに違いない。今の日本代表は、彼にとってクラブでやっていることをそのまま出せる環境。本人もやりやすいはずだ。

司令塔としてタクトを振るった清武、後半守備で奮闘した香川を含め、ブンデス経験者が日本代表にもたらすものは大きい。その重要性を改めて認識したうえで、今週末以降のブンデスリーガをしっかりとチェックし続けたいものだ。

http://www.jsports.co.jp/press/article/N2016111610524102_3.html

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