【サッカー】大島僚太が歩んだ2016年…感じたのは「やり続けることの大事さ」

YG防衛軍 ★＠＼(^o^)／

2016年の日本人年間最優秀選手を決める『Goal25 presented by DAZN』。25位には川崎フロンターレの大島僚太が選ばれた。受賞に際し行われたインタビューで、今年1年の戦いを振り返ってくれた。

??2016年を彩った日本人選手を選出する『Goal50』に今回、大島僚太選手が選ばれました。今のお気持ちを聞かせください。

「率直にうれしいです。チームとして今年は上位にいて、Jリーグの中では独自のスタイルを築いてきて、試合に使ってくれた監督もそうですし、そういうサッカーをチームメイトとできたことをうれしく思います。風間(八宏)監督が就任してからの5年間では、リーグ戦でタイトルを獲ることはできませんでしたが、今年が一番チームとしても納得のいく試合も多かったと思いますし、そういった意味でも、今回、評価してもらえたのかなと、うれしく思いますね」

??大島選手にとって2016年は特に忙しい1年だったのではないでしょうか。

「かなり忙しかったですね(笑)。今年だけでなく、昨年、川崎フロンターレは天皇杯(4回戦)で敗れていたので、12月の頭から毎日2部練習を始めて、そのまま(U?23日本代表の)キャンプに行きました。それもあって、年末年始は2日間の休みしかなかったので、かなりきつかったですね」

??タフな1年を過ごしたことで個人的に成長したと感じているところはありますか?

「あまり感じていないですね(苦笑)。もともと忙しいと感じないように生活していたこともあったのですが、実際、シーズン途中には体調を崩しましたし、ケガもありました。ところどころで身体がいうことを利かなくなり、休まざる得ないときもありました。だから、自分の中にこのシーズンを乗り切ったという感覚はないですし、納得のいくシーズンだったかと言われれば、物足りなさもすごくあります」

??今季はリオデジャネイロ五輪に加えて、A代表の試合も経験しました。そこで得たものとは?

「あまり変わってないんですけど(苦笑)、やり続けることの大事さみたいなものは感じましたね。僕らは結果的にリーグ戦を3位→2位で終えることになりましたけど、(チャンピオンシップ準決勝で対戦した)鹿島アントラーズは90分のうちに決着をつけるというか……それが勝負強さというものなのかどうかは、まだ自分には分からないですけど……その姿勢を見て、なおさらやり続けることの大切さを感じました」

??自分自身のプレーでチームを勝たせたいという気持ちがより強く芽生えたということですか?

「それはすごいありますね。今シーズンは練習からもチームのことを考えましたし、自分自身ももっと成長するためにはどうすればいいかを考えてやってきました。数字の部分で言えば、ゴールもそうですし、アシストもそうですけど、もっともっと(得点に)関わらなければと思いましたね」

??チャンピオンシップでは準決勝で敗れ、個人的にもピッチに立てず、悔しい経験をしたと思います。ただ、まだ天皇杯でタイトルを獲得するチャンスが残されています。

「そこへの思いはありますね。今シーズンはすごい悔しい思いもしましたし、風間監督が最後の年でもある。それ以上に、このチームで長くプレーしている選手たちの中には、特にタイトルを獲りたいと思っている選手が多いので、そういう意味でも獲りたいですね。僕もこれまで日本一を経験したことがないので、優勝したらどう成長できるのかは分からないですけど、『1つ獲れれば』ということをよく聞くので、その1つ目を獲りたいなって思います。もちろん、そこへの自信は持っています」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000024-goal-socc