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【NBA】ボストン・セルティックスの“新”アイザイア!? 身長175cmで打ち立てた驚異の記録。

2 :鉄チーズ烏 ★@\(^o^)/:2017/01/06(金) 20:12:31.87 ID:CAP_USER9.net
>>1の続き

■長らくスター選手扱いをしてこなかったメディア。

 公称175cm(実際には170cmないと言われている)という彼の身長は、一般的に高身長が有利に働くという常識があるバスケットボールの世界では、不利と言える。

 大学時代ワシントン大学で活躍したにもかかわらず、2011年のドラフトでは全選手中最後の2巡目60位指名。彼を最後に指名したのはサクラメント・キングスだった。

 '14年にフェニックス・サンズに移籍後、'15年にセルティックスにトレードされた彼は、若い指揮官ブラッド・スティーブンズのもと頭角をあらわした。

 得点力を見ても昨シーズン平均22.2得点、今シーズンはここまで平均27.7得点と他のエースガードと比べても遜色ない働きであるにもかかわらず、メディアは彼を球団を代表するスター選手として扱わなかった。決定的な場面でサイズが不利に働く可能性も度々指摘されてきた。

「今後セルティックスが大型選手をトレードで獲得する際の良い駒にすぎない」、そんな声すらあった。

■「身長からくるレッテルを覆す作業の繰り返し」

 それを払拭すべく活躍を続けた彼に、転機が訪れた。

 昨年2月、監督推薦でオールスターに選ばれたのだ。NBAがドラフト2巡制を導入後選ばれたオールスターの中で、一番ドラフト順位の低い選手だった(ドラフト外選手は除く)。

 メディアの取材に対しトーマスは、「監督やコーチの推薦での選出は、業界内での評価なのでとても名誉なこと」と喜んだ。

 トーマスはことあるごとに「自分のバスケ人生は常に身長からくるレッテルを覆す作業の繰り返しだったし、今もなにも変わらない」と言う。

 トーマスを知るコーチや関係者はそんな彼のことを「He always has a chip on his shoulder」と評価する。

 意訳すると、「彼は常に“なにクソ”精神がある」。逆境を跳ね返す精神力に満ちているということだ。

 試合終盤の決定力を疑問視されたことに関しても、今回NBA史上2番目の記録を打ち立てたことによって批判の声を消した。

■「日本人選手はNBAで活躍できるのか?」への答え。

 トーマスは才能はもちろんだが、身長のレッテルに負けず夢を成功させる意志をエンジンにNBAでスターに登りつめたと言える。

 よく「日本人選手はNBAで活躍できるのか?」という話題になるが、私はトーマスのような選手こそ、それが可能であることを証明していると思う。

 あの夜、ボストンのTDガーデンに鳴り響いた「MVP!」コール。これこそが多くのレッテルを跳ね除け、自らスターの座を勝ち取ったアイザイア・トーマスにとっては最高のご褒美だったに違いない。

 そして、ボストンの長年のファンは、'80年代後半アイザイア・トーマスという名に苦しめられた苦い想いを胸に、今現れた小柄な“ニュー”アイザイアに夢を託すだろう。

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