【サッカー】CL16強激突！　注目は新戦力と新戦術

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チャンピオンズリーグは現地時間22日に決勝トーナメント１回戦ファーストレグの残り２試合が行なわれる。以下は、その２試合の展望。

●ポルト（ポルトガル） vs ユヴェントス（イタリア）

　セリエＡで２位ローマに勝ち点７差の首位。順位表の上では、イタリア王者は順風満帆に見える。しかし、水面下では、選手とマッシミリアーノ・アッレグリ監督の間にヒビが入っている。

　17日のセリエＡ・パレルモ戦では、DFレオナルド・ボヌッチ（自身はフル出場）が、選手交代を巡って、指揮官と激しい口論になった。選手が采配に疑問を投げかけたのは、ここ３週間で３度目。最近はFWパウロ・ディバラ、DFシュテファン・リヒトシュタイナーも公の場で不満を表わしていた。

　アッレグリ監督はこの件について、「どんなときも敬意を欠いてはいけないし、言い方というものがある」「しかし、緊張状態にあるときは、誰しも間違いを犯すことがある」と語っている。なお、この件によりボヌッチはファーストレグを欠場する。

　ヌーノ・サント監督率いるポルトは、早くも４ゴールを決めた１月の新戦力フランシスコ・ソアレスを原動力に、国内リーグ６連勝中と好調。首位ベンフィカに１ポイント差と肉薄した。ユーヴェが攻撃的なタレントを並べる4-2-3-1の新機軸を打ち出したのに対し、こちらは新加入選手が、得点力アップに繋がりそうだ。

●セビージャ（スペイン） vs レスター（イングランド）

　CLグループリーグ最終節からの２か月間、レスターは悲惨な時期を過ごしている。昨シーズンの奇跡的なプレミアリーグ優勝から一転、現在17位と降格の危機に瀕している。リーグ戦５連敗中の不振に輪をかけるように、18日のFAカップでも、ミルウォール（３部）屈して敗退が決まった。

　対照的にセビージャは好調だ。１年目のホルヘ・サンパオリ監督のもと、リーガ・エスパニョーラで2009年以来の３位フィニッシュを視界に捉えている。２試合未消化ではあるものの、首位レアル・マドリーにも１ポイント差としている。

　2013年から15年までマンチェスターＣ（イングランド）でプレーしたFWステヴァン・ヨヴェティッチは、レスターの一部選手にとっては馴染みのある相手だろう。

　イングランドでは44試合11得点に終わったモンテネグロ代表FWだが、冬にインテル（イタリア）から期限付き移籍で加入すると、レアルとの２連戦（リーグとカップ戦）で２ゴールを決めるなど、新天地で早くも３得点をマーク。18日のエイバルとの国内リーグでも２アシストを記録と、高い攻撃センスを遺憾なく発揮している。（STATS-AP）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000017-ism-socc

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