【サッカー】中村俊輔移籍の真相、そのキーは名波監督にあり　25日J1開幕

YG防衛軍 ★＠＼(^o^)／

2月25日（土）のJリーグ開幕に先駆け、2月20日（月）～23日（木）の4日間、毎朝5:00からTOKYO FMでオンエアされている「中西哲生のJリーグ朝会～サッカー界、ココだけの話～」。
この番組はスポーツジャーナリストの中西哲生と戸塚啓さん、北健一郎さん、ミムラユウスケさんの3人の敏腕スポーツライターがJリーグ、そして日本サッカー界の魅力や裏話をたっぷりと紹介していきます。
22日（水）の放送では、大きな話題となった中村俊輔選手の移籍の真相や知られざるJリーガーたちの練習事情など、オブラートなしの赤裸裸トークが展開されました。

【中村俊輔選手の移籍、その鍵はジュビロ磐田の名波監督にあった!?】

この日の最初のテーマは、今オフ最も注目を集めた中村俊輔選手の移籍について。海外挑戦時をのぞく約13年間在籍していた横浜Fマリノスから今季ジュビロ磐田へと移籍したわけですが、戸塚さんもこの一件に関しては「こんなに悲しい移籍ってあるのかな」とポロリ。
では、なぜ移籍したのか。中西はその理由はいくつかあると言い、ひとつは横浜Fマリノスのエリク・モンバエルツ監督との関係性。そして、もうひとつはジュビロ磐田の名波監督の存在。名波監督は昨季ジュビロが残留争いから解放されたその翌日に直接中村選手のところに行くほど熱意を持って動いていましたが、2人には以前から深い繋がりがあったそうです。

2000年のアジアカップのとき、両者はフィリップ・トルシエ監督のもと日本代表で活躍していましたが、当時中村選手は慣れないウイングバックで起用され悩んでいました。そんなとき、ボランチの名波さんが「もっと中に入ってきていいんだぞ」と声をかけ、中村選手を活かそうとしました。
そのときの名波さんのイメージに加え、今のジュビロは試合で点を取った後に選手たちがみんな監督の元に抱きつきにいく、そんなチームの関係性に惹かれたのかもしれません。
その他にも昨季横浜が練習場の変更をしたことなど、さまざまな理由があるようですが、「いろいろな事情があったにせよ、名波監督の存在は非常に大きいのかなと思いますね」と中西は話していました。ちなみに、移籍後に中村選手に話を聞いたところ、今はサッカーに本当に集中できている状況だと言っていたそうです。やはり、今季の中村選手は注目です。

【左利きはやり辛い!? レフティを揃えたジュビロに期待大！】

そんな中村選手が移籍したジュビロは、名古屋グランパスから元日本代表の川又堅碁選手も加入し、中西は今季楽しみにしているチームのひとつに挙げています。特に、ジュビロには“左利き（レフティ）”の選手が多く、そこが面白いとか。

左利きの選手は右利きとはボールの軌道が違い、とりわけ対峙したときにディフェンスがし辛いそうで、「僕も現役時代に相手のチームに何人左利きの選手がいるか、いつも頭に入れていたんですよ」と自らの経験談を話し、ジュビロがどんな布陣で戦っていくのか非常に楽しみにしているようでした。
しかも、開幕戦の相手は躍進が期待されるセレッソ大阪。ミムラさんも「開幕戦最大の注目カードと言ってもいいぐらいですね」と期待を寄せていました。

【サッカー選手は実はヒマ!? 日々の練習を中西が解説】

さらに、次のテーマでは知られざるJリーガーたちの日々の練習についても言及。多くのチームが1時間半から2時間という練習量に関して、ファンからは「短いのでは？」という意見がありましたが、戸塚さんはJリーグ開幕前とシーズン中では密度は変わると話しつつ、「一度練習を見に行ってもらいたいですね。その時間の中でどういうことをやっているのか、見てもらえればきっとわかると思うので」と決して短くないと言います。

かつて現役で活躍していた中西によると、チームによって違いますが試合の翌日、日曜日はリカバリーのため軽めの練習となり、月曜日が休みの場合は火曜日はボールを使わずに走り込みなど強度のある練習をし、水曜日には紅白戦。そして、練習後にも自主的にトレーニングに励むなど、一週間それぞれ練習の質も形態も変わっていくそうです。
そして、その練習に対する負荷はなかなか一般的には理解し辛いのかなと言いつつ、「プロ選手は基本的に練習で試合以上のことをしておかないと試合では（その力が）出せない。追い込むほど試合に出せるクオリティはあがっていくと思います」と興味深い話を披露してくれました。

【サッカー】中村俊輔 移籍の真相、そのキーは名波監督にあり 25日J1開幕

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