【話題】ベッキー３３歳の抱負「できるだけ笑顔でいたい」

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　あのベッキーが博多にやって来た！「ゲス不倫」騒動から再出発の年となるタレントのベッキー（３３）が、複合商業施設・ＪＲ博多シティの広告モデルとして、博多市内でトークイベントに出演した。ＪＲ博多シティの「新しい一歩を踏み出そうとする全ての人を応援したい」とのコンセプトから起用されたベッキー。２万人を超える観覧応募があったトークイベントでは、笑顔満開でファッション、料理、福岡への思いなど語った。（東山　貴実）

　真っ赤なブラウスに、星形ワッペンにスリットの入った青色のデニムで登場したベッキー。ゲスの極みの乙女。川谷絵音との不倫騒動で昨年２月より芸能活動を休止。長期休養を経て、今年が本格復帰イヤーとなるベッキー。最近になって宗教法人「幸福の科学」に出家した女優・清水富美加が自らの不倫交際でＬＩＮＥを封印した背景に「ベッキー騒動」の影響があったとの報道も飛び出し、再び過去がクローズアップされたこともあったが、全ては終わったこと。トークショーでは、春満開の笑顔でファンを存分に楽しませた。

　「想像以上に私がいました。私だらけで、ちょっと恥ずかしいぐらい」

　ＪＲ博多シティでは３月で開業から満６周年を迎えた「ＡＭＵ（アミュ）」を記念して、駅ビルや館内にベッキーの特大ポスターを掲出。その数の多さに、ベッキーは照れた。撮影はシンガポール生まれで、世界中のスーパーモデルやセレブリティを撮影し続けているレスリー・キー氏が担当。「“再出発という形の私を撮りたい、強くて格好良い感じの女性に撮りたい”と言っていただいて」。そして、ポスターには「春です。鳥たちの歌が一生懸命で高らかなのは、きっと、あたらしい季節に、あたらしい気持ちで、思いきり羽ばたこうとしているから。人だって同じです。さあ、いっしょに歌いましょう。春ですから」とのキャッチコピーが綴られている。

　その「春」に向け、ベッキーはファッションカラーとしてピンクを推奨。「世界的にもピンクがトレンド。春にピンクを着るのはストレート過ぎるけど、挑戦してみようかなって」。さらに春のグルメとして、「エスニック店に行けば、別盛りで頼みます」というパクチーを推した。自宅で栽培もしており、よく作るのはパクチートマトサラダ。ごま油と寿司酢を半分ずつ配合したドレッシングがよく合うという。

　ＪＲ博多シティの新しい顔として、２月２４日から福岡県全域でオンエアされているテレビＣＭでは、猛練習したピアノの弾き語りも披露。「親友が住んでいた縁で、プライベートで福岡にはよく来ていました。福岡の皆さんは優しいし、きょうも温かく迎えてくださって感謝です」。国民的アニメ「サザエさん」にベッキー役で出演したことがあるだけに、「（百道浜の）サザエさん通りに行きたーい」と声を弾ませた。

　今月６日に３３歳の誕生日を迎えたベッキー。抱負を聞かれ、「お仕事も頑張って、プライベートも楽しんで。そして、できるだけ笑顔でいたいなと思っています。当たり前のことだけど、それが大事かな」と、この時ばかりは真剣な表情に戻った。ベッキーが博多で新しい一歩を踏み出した。

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