【フィギュアスケート】愛知県が「愛知県民栄誉賞」創設、浅田真央さんが第1号の受賞者に

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真央さんに愛知県民栄誉賞　創設第１号「夢もらった」
2017年4月23日 14時17分

愛知県は、県民栄誉賞を創設し、第１号として、引退した元フィギュアスケート選手の
浅田真央さん（２６）＝名古屋市出身＝に贈ることを決めた。

スポーツの枠にとどまらず、ひたむきな努力と明るい笑顔で「夢と希望、活力」を
県民に与え続けた栄誉をたたえる。大村秀章知事が２４日午前の会見で表彰を公表する。

引退表明後、県は功績に報いたいと、浅田さん側に栄誉賞の創設と表彰の意向を伝えた。
本人も了承しているという。表彰の時期や場所は今後、詰める。

浅田さんは５歳でスケートを始め、２００２年、高針小（名古屋市名東区）６年時に
出場した全日本選手権で、自身の代名詞となるトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）に成功。
高針台中、中京大中京高、中京大に進学し、世界のトップ選手として活躍を続けた。
１０年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得、世界選手権は３度、制した。

スポーツ選手への県民栄誉賞は他県で、マラソンの野口みずきさん（三重）、
レスリングの吉田沙保里さん（同）、スキーノルディック複合の荻原健司さん（群馬）などの例がある。

愛知県は、神田真秋・前知事時代の０１年、米大リーグのイチロー選手に贈ろうとしたが、
本人から「受賞するまでに成長していない」と辞退された。

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017042390141734.html