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【芸能】「クズの役しか来ない…」 藤原竜也、35歳誕生日に振り返る “クズ役”で愛される演技力の軌跡

1 :ニライカナイφ ★@\(^o^)/:2017/05/16(火) 00:29:18.12 ID:CAP_USER9.net
入江悠監督がメガホンをとった映画『22 年目の告白―私が殺人犯です―』(6月10日公開)に主演し、殺人犯・曾根崎を演じる俳優・藤原竜也。
きょう5月15日に35歳の誕生日、さらに今年でデビュー20周年という節目の年を迎えた藤原の軌跡を振り返る。

■『身毒丸』でデビュー 舞台で培ったストイックさ

華やかに見える藤原竜也のキャリアだが、最初から順風満帆だったわけではない。
デビュー作は、蜷川幸雄さんが演出を務めた舞台『身毒丸』(1997年)。

この時のオーディションで、藤原は何度も不合格になっていると以前テレビで明かしている。
しかし、その度にあるスタッフが藤原の書類を合格書類の中にこっそりと紛れ込ませてくれたおかげで、最終選考まで生き残った。
そして、蜷川さんとの面接と演技テストをクリアし、最後は蜷川さんが藤原を主演にすることに決めた。

演技未経験だった藤原は、厳しいけいこで有名な蜷川さんのもとで発声や感情の表現の仕方などを学び、公演を迎えると若干15歳にして「天才俳優現る」と各方面から絶賛を集めた。
デビュー作からそんな環境で育ってきたため、同映画でもどんなに緊迫感漂うシーンでもほぼNG は出さず。
そのストイックな姿勢に加え、豊富な舞台経験が現在の藤原の演技力を生み出した。

『身毒丸』で注目されて以降、ドラマ・映画とさまざまな作品に出演。
その度に全く新しい姿を見せて鑑賞者を驚かせてきたが、その中でも特に高い評価を集めているのは、迫真の演技で見せる“クズ”役だ。

■『カイジ』が転機に “クズ役”なのに愛される魅力

端正な顔つきもあり、正統派な役を多く演じてきた藤原の転機となったのは、自堕落で借金漬けの男・伊藤カイジを演じた『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)。
誘惑に勝てず、追い詰められていく熱演が評判を呼び、徐々にクズ役が増えていった。

『MONSTERZ モンスターズ』(14年)では、自分の思い通りにならない人間をなんとしても排除しようとする自己中心的な超能力者、『藁の楯』(13年)では、死刑判決を受けながらも全く反省の色を見せない連続殺人犯。
最近では藤原自身も「クズの役しか来なくなった」と語るほどで、新たなクズ役を演じるたびに、ネット上でも“ハマり役”と人気を集めてきた。

最低な役柄とは反対に、これだけの人気を得られる理由は、苦労と努力の末に手に入れた演技力があるからこそ。
伊藤英明とW主演する『22年目の告白』では、22年前に起きた連続殺人事件が時効を迎えた時に突然現れた殺人犯・曾根崎雅人という新たな“クズ”役に挑み、自ら髪型を提案するなど、ビジュアル作りからこだわってきた。

“絶対に捕まらない殺人犯”となった曾根崎は、事件の真相を語る告白本を発表し、世間の注目を集めて一躍時の人となる。
美しい容姿とカリスマ性で人々から熱狂的な支持を集め、殺人犯であるにも関わらずサイン会を開くなど信じられない行動を次々に行い、日本中を狂わせていくが…。

デビュー20周年という節目の年。
これまでに培った演技力をぶつけて熱演する藤原の新たな“ハマり役”が楽しみだ。

写真:映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』で殺人犯・曾根崎雅人を演じる藤原竜也
http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20170515/2090691_201705150724631001494813608c.jpg

http://www.oricon.co.jp/news/2090691/full/

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