【ボクシング】村田、簡単ではない再戦のワケ　“疑惑判定”問題で異例事態も本人は戸惑い

砂漠のマスカレード ★＠＼(^o^)／

異例の再戦は実現するのだろうか。

ＷＢＡ（世界ボクシング協会）ミドル級王座決定戦（２０日・東京有明コロシアム）で、“疑惑の”判定負けを喫した村田諒太（３１）＝帝拳＝は
「負けたらもう１回頑張るんです、とはいえない。気持ちの整理が必要」と話し再戦の行方は微妙だ。

ＷＢＡのヒルベルト・メンドサ会長は２１日、ツイッターで自身が付けた採点表を公表。７ポイント差で村田が勝っていたとし、
「正しい判定を下させないスポーツに怒りを感じる。まずは村田選手と帝拳、日本のボクシングファンにおわびしたい」と発信。
「会長の権限で『ｄｉｒｅｃｔ　ｒｅｍａｔｃｈ（再戦）』を要求する」と綴った。ボクシング団体のトップがジャッジの間違いを認め、再戦を求めるというのは異例中の異例だ。

村田が挑戦したミドル級は世界屈指の激戦区だ。帝拳ジムは村田を４年かけて強化。念願の世界戦には総額５億円をかけていたといわれる。

日本にとってはミドル級は大きな壁。１９９５年に竹原慎二がＷＢＡ王者になったが、翌年の初防衛に失敗。今回の村田で６連敗となった。

ボクシングの世界戦を日本で開催する場合、１億円が相場になっている。その５倍のビッグイベントになったのは村田が勝てると踏んでの興行だったからだ。

ボクシングでは基本的に同じ顔合わせを２試合続けることはない。連戦を許可すると勝敗を分け合うなどの不正が生じやすい。
再戦には、帝拳ジム側もこの労力を再びつぎ込むことをためらっているし、村田本人もこの騒動に戸惑っている様子だ。

あとはあの不可解な一戦を目撃したファンの間にどれだけ再戦を求める機運が高まるかどうか。
テレビ中継の視聴率などで村田の人気が証明されれば、再戦への動きが加速する可能性はあるのだが…。

http://news.livedoor.com/article/detail/13101699/
2017年5月23日 17時6分 ZAKZAK（夕刊フジ）

【ボクシング】村田、簡単ではない再戦のワケ “疑惑判定”問題で異例事態も本人は戸惑い

【ボクシング】村田、簡単ではない再戦のワケ　“疑惑判定”問題で異例事態も本人は戸惑い