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【芸能】<立ちはだかるBPOの壁>日本のお笑いから“裸芸”は絶滅してしまうのか?

2 :@Egg ★@\(^o^)/(★):2017/05/31(水) 11:44:01.17 ID:CAP_USER9.net
■“同業者”は擁護派が多数、規制による“反動”で新たな可能性も

だが、アキラを擁護する声も多い。3月に開催された映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』のブルーレイ&DVDリリースイベントでは、
モデルの藤田ニコルが「(お笑いは)際どい変態っぽいのが好き。(アキラさんは)“安心”を捨てている感じが新しい」と絶賛。

また、先ごろ放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、バカリズムがクレームに対して「見えてから言ってほしかった」と発言。
さらに「見えた時は集中砲火でいい」「見えそうだから苦情が来るのはかわいそう」と意見を述べた。

また、松本人志も同番組で「放送コードで(局部を)出してもいいってなったらこの芸は成立しない。
規制があるからこそできる芸。その規制で文句を言われてるっていう、不思議な現象ですよね」と自身の見解を明かしている。
さらにSNSに目を向けても「アホすぎて好き」、「芸人に安全を求めるのは勝手だが、あれはあれですごい芸」などの声が挙がっている。

このように“裸芸”に関しては賛否両論。昨今では、“否”の声に注目が集まりやすく、同様に行きすぎた“自主規制”によるテレビの萎縮も問題に挙げられるが、
衣輪氏は「20世紀前半に活躍したフランスの哲学者の巨人ジョルジュ・バタイユは、“エロティシズム”の概念は宗教などによる厳しい規律があり、
そのタブーを破った時に初めて、ロマンとして意味を持ったと喝破しています。快楽とは、逆に“禁止”が強化されたことでさらに力を増したんです。

これに則って考えるなら、アキラさんの芸風も、テレビでの局部露出がタブーだからこそ、そこへの挑戦が人々への刺激となっていると言えます」と語る。
つまり、厳しい規制があるからこそ、その“反動”によって新たなムーブメントが生まれるというわけだ。

「かつてのダウンタウンも、大物芸能人に遠慮なくツッコむ、当時のタブーを破る姿で人気を博しました。規制が厳しい今だからこそチャンス。
萎縮して自主規制を強化するのではなく、寧ろギリギリのラインを攻める。そうすればテレビはもっと面白く刺激的になるのではないでしょうか」(同氏)

■実は世界的に見ても伝統と格式高い“裸芸”

境界線を攻めることで快楽が生まれる。さらに言えば、下品の代表にされる“裸芸”は世界的な伝統芸でもあるのだ。
衣輪氏は、「天照大御神が隠れた天岩戸を開けるきっかけになったアメノウズメの裸踊りは日本最古の“裸芸”。

旧約聖書にもダビデ王が奪われていた契約の箱を奪還した際、神の御前で全力の裸踊りをしたエピソードが残っています。
今は倫理的な問題もありますが、こうした人類の伝統とも言える芸が絶滅するのは寂しいこと」と付け加える。

局部を隠す衣服の面積をほぼ“ゼロ”で攻めるアキラ100%の芸に対する見解は、今後の地上波テレビの方向性すら左右するかもしれない。
彼には日本に蔓延する“閉塞感”という名の天岩戸を開く、アメノウズメとなるべく活躍を期待したい。

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