2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【サッカー】<ハリルホジッチの「采配力」>ロシアW杯で日本をどう勝たせるか?カメレオンのような状況に応じた戦い方

1 :Egg ★@\(^o^)/ :2017/09/12(火) 09:21:20.10 ID:CAP_USER9.net
● ハリルホジッチの選手起用の基準

波乱に富んだW杯アジア最終予選が終わった。グループBの日本代表は、6勝2分け2敗で勝ち点20を獲得。サウジアラビア、オーストラリア両代表に1ポイント差の1位で1年間に及ぶ長丁場の戦いを制し、6大会連続6度目となる本大会出場を決めた。
サウジアラビアとの最終戦を残してロシア行きの切符を獲得したが、昨年9月1日の初戦でUAE(アラブ首長国連邦)代表に苦杯をなめた時には暗雲が立ち込めた。過去5大会のアジア最終予選で、初戦を落としたチームはすべて敗退しているからだ。

確率0%の悪しきジンクスを吹き飛ばし、過去のW杯予選で5分け2敗と未勝利だった難敵オーストラリア代表にも快勝。歓喜と笑顔の大団円を迎えるまでの日本の軌跡を注視すると、過去のアジア最終予選と比べて特異な戦いを演じてきたことがわかる。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、10試合すべてで異なる先発メンバーを選択。システムも当初の「4‐2‐3‐1」から、後半戦に入ると相手によって「4‐3‐3」や「4‐1‐4‐1」を使い分けた。

途中出場を含めて起用された選手は32人。記憶に新しい指揮官と比較すれば、日本を前回のブラジル大会出場に導いたイタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督は、最終予選8試合で6通りの先発メンバーを選択。起用された選手は22人だった。
もっとも、ザッケローニ監督はシステムを「4‐2‐3‐1」で一貫して固定。不動の11人の中でけが人や出場停止者が出たときに代役をあてがう少数精鋭的な手法だっただけに、余計にハリルホジッチ監督の選手起用を含めた変幻自在な采配が際立つ。

実際、昨年10月11日のオーストラリアとの第4戦では、指揮官は驚く選手起用を見せる。敵地メルボルンで行われた前半戦の大一番で1トップに指名されたのは、それまで右ウイングを主戦場にしていた本田圭佑(当時ACミラン、現パチューカ)だった。
この試合では、183センチの右サイドバック・酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)が累積警告で出場停止だった。ハリルホジッチ監督は酒井高徳(ハンブルガーSV)を左から右に回し、左には182センチの槙野智章(浦和レッズ)を起用した。
槙野の出場は、このオーストラリア戦が最初で最後になっている。

体格で優位に立つオーストラリアは、特に日本に対しては徹底したロングボール戦法で攻めてくる。ゆえに槙野の起用で「高さ」を保ったうえで、守備ブロックの重心を自陣のゴール前に下げて、オーストラリアの攻撃に対する守り方を事細かく設定した。
攻撃はフィジカルが強く、ボールキープにも長けた本田に預けて時間を作らせる。その間にスピードのある左の原口元気(ヘルタ・ベルリン)、右の小林悠(川崎フロンターレ)が相手の最終ラインの裏へ抜けるパターンを重用した。
開始5分に原口があげた先制点は、まさに青写真通りの連携から生まれている。

後半開始早々に不運なPKから同点とされ、そのまま試合は引き分けた。グループBで最もクォリティーが高いと警戒していたオーストラリアの攻撃を封じ込めたが、一部で飛びだした批判に、指揮官は怪訝そうな表情を浮かべたことがある。
「アウェイでの試合が『守備的だった』という意見を聞いた。確かに守備の面で戦術や規律を守り、相手にチャンスを作らせなかった側面はあるが、選手たちに『点を取るな』という指示は出していない」

サウジアラビアを埼玉スタジアムに迎えた11月シリーズでは、1トップに26歳の大迫勇也(ケルン)、右ウイングには22歳の久保裕也(当時ヤングボーイズ、現ヘント)を抜擢。
所属クラブで結果を残している、いまが旬の選手を起用した采配で2‐1の快勝を手繰り寄せた。

一方で本田、香川真司(ボルシア・ドルトムント)、岡崎慎司(レスター・シティー)の「ビッグ3」はともにベンチスタートだった。
過去の実績にとらわれない大胆かつ柔軟な選手起用は2017年に入り、因縁のUAEと敵地で再び相まみえる3月23日の大一番でさらに顕著になった。

9/12(火) 6:00配信 ダイヤモンド オンライン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170912-00141831-diamond-bus_all

総レス数 75
37 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★