【野球】日本ハム・栗山監督、Ｄ１清宮に「論語」精神注入！金の卵を大谷級メンタルに

砂漠のマスカレード ★

日本ハム・栗山英樹監督（５６）が１８日、ドラフト１位の清宮幸太郎内野手（１８）＝早実高＝に「論語のススメ」を説いた。
毎年入団してくる新人に「論語と算盤」（渋沢栄一著）をプレゼントしている指揮官は、プロ５年で技術はもちろん、精神的にも大きく成長し、
米大リーグに挑戦する大谷翔平投手（２３）の人間教育にも用いた論語の精神を、未来の４番にも注入していく考えを示した。

技術だけでなく、人間としても一流になってもらいたい－。栗山監督が、ドラフト１位・清宮を筆頭とした期待のルーキーたちに「論語のススメ」を説いた。

「個々に話をしていこうと思っている。あいさつひとつでも、何であいさつをした方がいいのかとかね。
根拠が必要。ルールだからしないといけないとかは、クソ食らえ。必要だからするんだよね」

東京学芸大を卒業し、ヤクルトでの現役引退後は母校の講師や白鴎大の教授を務めるなど、教育者としての側面もある指揮官。
毎年、新人には尊敬する渋沢栄一著の「論語と算盤」を手渡してきた。
清宮や東大出のドラフト７位・宮台らにもプレゼントするつもりだ。

論語は中国の思想家、孔子の教えを弟子たちが記録した書物。
「学んで思わざれば即ちくらし。思うて学ばざれば即ちあやうし」（学んでも考えなければ、ものごとははっきりしない。考えても学ばなければ独断におちいって危険である）。
「知らざるを知らずと為せ。是れ知るなり」（知らないことは知らないこととする。それが知るということ）など、現代人にも必要な言葉が詰まっている。

日本ハムは人間教育に力を入れており、今回の秋季練習中は１５－１８日に講義を実施。
その１回目の講師が栗山監督だった。論語の教えや、チーム方針などを１時間半に渡って説明し、その中には自主参加した大谷の姿もあったという。

「翔平で学ばせてもらったことはいっぱいある。それはもちろん使わせてもらうよ」と栗山監督。
５年間で人間的にも大きく成長した大谷も糧に、金の卵を育て上げる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171119-00000029-sanspo-base
11/19(日) 7:00配信