【将棋】春日野親方　北の湖理事長、貴乃花危機管理部長、小林顧問、宗像危機管理委員長らに報告した

あずささん ★

大相撲の春日野部屋で起きた傷害事件で、被害者の元力士矢作（やはぎ）嵐さん（２２）の師匠だった春日野親方（５５）＝元関脇栃乃和歌、広報部長＝は２５日、平成２６年９月の事件発生後、時間を置かずに当時の日本相撲協会・北の湖理事長（元横綱、故人）らに報告、謝罪していたことを明らかにした。隠蔽（いんぺい）などの意思はなく、当時の幹部の判断で公表されなかったことを示唆した。

春日野親方はこの日、東京・墨田区の両国国技館で行われている初場所の打ち出し後、平成２６年９月に部屋所属の力士が起こした傷害事件について「日付までは覚えていないが、（事件発生後）３カ月とか半年ではなく、そんなにかからずに報告した」と説明した。協会からの公表はなかった。

春日野親方によると、当時の小林慶彦・協会危機管理委員会顧問らに報告した直後には「（当時の）北の湖理事長にも直接伝えて、謝罪した」。小林氏は２４年２月から危機管理業務への助言などを協会から委託されていたが、２８年１月に契約を解除された。協会は、小林氏が在職中に背任的行為などをしたとして、約１億６５００万円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。

協会の実務担当者によれば、案件の公表に携わる立場として北の湖理事長、小林顧問のほか宗像紀夫危機管理委員長（元東京地検特捜部長）、執行部でもあった貴乃花危機管理部長（元横綱、ともに当時の役職）の名を挙げた。

同担当者は加害者の元力士（２４）の有罪判決が確定した２８年６月にも事件を公表しなかったことについて、その時点で加害者と矢作さんが引退していたため「協会員ではない方の判決で、個人情報の観点もある」（担当者）と説明した。

矢作さんは兄弟子だった元力士の暴行を受け、全治１年６カ月と診断された。２６年１０月に元力士を刑事告訴。元力士は傷害罪で起訴され、懲役３年、執行猶予４年の有罪判決が確定した。

春日野親方も保護責任者遺棄容疑で告訴されたが、不起訴となった。同親方は２８年３月に協会理事に就任。広報部長を務めている。

スポーツ庁はこの日、協会に経過報告を要請し、他にも公表されていない刑事事件がなかったかを調べるよう求めた。

ソース/サンスポ
http://www.sanspo.com/sports/news/20180126/sum18012605030001-n1.html

【将棋】春日野親方 北の湖理事長、貴乃花危機管理部長、小林顧問、宗像危機管理委員長らに報告した

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