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【平昌五輪】テレビ視聴率も金メダル級だった理由。ネット視聴との共存は?

4 :鉄チーズ烏 ★:2018/02/27(火) 07:28:21.08 ID:CAP_USER9.net
>>1 の続き

 12日(月・祝)の夜遅く、高梨沙羅が念願の銅メダルを手にしたジャンプ女子ノーマルヒルは24.8%(NHK)だった。スピードスケート女子1000メートルで、小平奈緒が銀、高木美帆が銅メダルを獲得した14日(水)夜は、24.9%(NHK)。その後もメダル人気は視聴率に如実に反映され、小平奈緒が金メダルを獲得した18日(日)20時からのスピードスケート女子500メートル決勝は21.4%(TBS)、同じく金メダルを獲得したに21日(水)のスピードスケート女子団体パシュートも23.3%(日本テレビ)を記録した。

 宮原知子、坂本花織がロシアの2人に挑んだ23日(金)のフィギュア女子フリーは昼の時間帯だったが13.3%(テレ朝系)が出て、24日(土)の高木菜那が金メダルを獲得した女子のマススケートは10.8%にとどまったが、前述したカーリング女子3位決定戦は、一気にはねて閉会式まで19.5%(NHK)もあった。

 1962年に視聴率調査が始まって以来、五輪はずっと高視聴率を獲得できる優良コンテンツとして君臨していた。全部の視聴率の歴代ランキングをみると、1位は1963年12月31日、第14回紅白歌合戦(NHK)の81.4%だが、2位には、1964年10月23日、東京五輪女子バレーの優勝決定戦、日本対ソ連(NHK)の66.8%がある。五輪の歴代高視聴率番組を振り返ると、パレスチナ武装組織によるテロ事件が報じられた直後の1972年9月8日早朝、ミュンヘン五輪ハイライトが、58.7%(NHK)、スキージャンプ70メートル級で日本が表彰台を独占したあと、90メートル級の試合が中継された1972年2月11日札幌五輪の53.1%(NHK)。そして1968年10月25日、メキシコ五輪で日本サッカーの銅メダル獲得が51.8%(NHK)などがある。
 
 時差の問題を克服して、1996年8月4日アトランタ五輪の男子マラソンが43.0%(NHK)、冬季では2006年トリノ五輪での荒川静香の金メダル(31.8%)、2010年バンクーバー五輪での浅田真央の銀メダル(36.3%)などが、近年の高視聴率の記録だ。

 とはいえソチ五輪、2016年のリオ五輪の視聴率は特筆すべきものではなかったし、世界的な流れから見ても五輪のテレビ視聴率は下落傾向にある。実際、リオ五輪のあと、2032年の夏季までの10大会分を120億ドル(約1兆3000億円)の巨額で契約しているNBCが発表した五輪期間プライムタイムのテレビ平均視聴数は、2448万で、2012年ロンドン五輪の3030万から減少していた。平均視聴率は14.8%で、こちらもロンドン五輪の17.5%より減っている。

 ところが、ライブストリーミングや専用アプリによるネットの視聴者数は激増している。特にミレニアル世代と呼ばれる1980年代から2000年代初頭生まれの30代以下が、テレビではなくライブストリーミングなどのネットを選んで見ているのだ。そのためテレビ視聴率が下がっても広告収入は好調なのだという。テレビからネットへ視聴タイプが変わりつつあるのは、日本も同様だ。

>>3以降に続きます

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