【アメフト】日大対応次第で被害届取り下げる意向　アメフット、関学大負傷選手の父親

ひかり ★

　アメリカンフットボールの定期戦で日本大の選手による悪質な反則行為で負傷させられた関西学院大の選手の父親が２１日に会見し、
日大に真相究明を求め、対応次第では被害届を取り下げる意向を明らかにした。主なやりとりは次の通り。

　－試合後はどういう対応を取ってきたのか。

　「私は観戦中、基本的にボールを追いかけるから（加害行為を）見ていない。当初は関学のスタッフに全てお任せしてきたが、
世論やメディアスクラムでもう限界だと思い、私自身で顔を出すことを決めた」

－警察には３人で警察に行ったのか。

　「それは間違いありません」

　－けがの具合は。

「左の後ろ腰下にタックルされた。当たった後で最後ひねっている。右足が腫れ、左足がしびれた。５月７日に病院に行き、１４日にＭＲＩを撮った。
現在、腫れは引き、しびれはましになった。将来的に大丈夫かは分からないが、もう練習に復帰できているので大丈夫と思っている」

　－日大の対応いかんで被害届を取り下げる意思はあるか。

　「最初から申し上げている通り、日大の対応いかんだ。日本のみならず世界に、アメフトが安全なスポーツであると発信できるようになればいい」

　－日大監督の会見で『もやもやした』という部分は具体的にどこか。

　「監督が指示していたのか、していないのか。調査を『後ほどする』と言ったが、そもそも調査をするというのがどういうことなのかが
分からない。加害者はまだ未成年だ。（加害行為は）内田監督がコントロールできる範囲ではなかったのか。疑問がある」

　－なぜ会見をしようと思ったのか。

　「複数のメディアが自宅で対応を待っているという状況もあった。もっと早い段階でやりたったが、理解していただきたい」

　－レベルの高いチーム同士で、このような事態が起きたことをどう思うか。

　「まさかという気持ち。それを思うと、息子が元気でいてくれてよかったなと思う。それが故意であれば許せないが、
何より真相究明をしてもらいたい」

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