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【芸能】<石田ゆり子(48)>「一生のうち、一度は誰かの奥さんになりたいとは思っています」自身について「常に人がいるとダメなんです」

667 :名無しさん@恐縮です:2018/09/22(土) 13:28:21.48 ID:4/VrsRNo0.net
冬の雪の積もった銀山温泉は風情があり美しいが、これが夜だと一層煌びやかな温泉街と変わる。
とりわけ浴衣を着たゆり子は奥ゆかしいと歩くのはこれ以上ない至福であった。
少しサイズの大きな丹前を重ね着しており彼女をより可愛らしくさせる。
西島秀俊似のおれと彼女は絵になるのか周りの人達も理想的だと羨望の眼差しを向ける。
ああ、光り輝く夢のような夜景をいつまでも二人で歩いていたい。
すると、横の彼女は無邪気に目を閉じて両手を伸ばした。

「温泉気持ち良かったぁ」

来てよかったねえと笑顔のゆり子。それはこちらの台詞と言わせてほしい。
ライトアップされた豪華絢爛な旅館を背景に日本一美しい横顔を眺められるのだから。
温泉で汗ばんだ肌が一層の色気と魅力を与えてくれる。

石田ゆり子が未だに自分の妻であることが信じられない。
しかもあの銀山温泉街を歩けるとは、こんな贅沢はないと断言できる。

彼女は優しい穏やかな視線が常だが親しい関係になると別の表情に変わる。
時折クリクリした目で見てくるとドキッとする。この甘えたがりな一面も夫の特権だろう。

「ねえ、地酒あるんだって。熱燗飲みたいな」

彼女が店の前で足を止めて催促する。しかもなぜか満面の笑みだ。
「まったく、お前なあ」
ため息をつきながらも実は満更でもなく今のおれは世界最高の勝ち組だと確信していた。

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