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【文芸】<東大生>月に何冊くらい本を読んでいるのか?
- 1 :Egg ★:2019/01/02(水) 08:12:18.63 ID:CAP_USER9.net
- 「東大生」といえば、今も昔も日本最高峰のエリート候補生であることは間違いない。彼らの知的レベルはどの程度なのか、東大出身者以外の人間には気になるところだが、その手がかりとなるのが「東大生の読書生活」。
彼らが日頃どんな本を読んでいるのか、それを最も知るのが、東大生協の書店員だ。著書『東大生の本の「使い方」』を上梓した、元東大生協書籍部主任の重松理恵さんが、東大生の読書の実態を紹介する。重松さんによると、東大生にはある共通した読書習慣のルールが存在するという。
● 東大生はお菓子を買う感覚で 気軽に本を買っていく
東大生協書籍部で働き始めて、まず驚いたのが、東大生がたくさんの本を気軽に買っていくことでした。
私が東大生協書籍部ではじめて会計カウンターに立ったときに持った感想は、東大生は、おやつを買うのと同じような感覚で文庫や新書を買うんだな、というものでした。
前に勤めていた大学生協は、書籍単独店である東大生協書籍部とは違い、弁当なども一緒に売っている複合店でした。
私もレジを打つことがありましたが、残念ながら、本を買っていく人は多くありませんでした。
昼休みになると弁当やお菓子、ヨーグルトなどは飛ぶように売れていくのに、本はほとんど売れず悲しい気持ちになったものです。
たまに本を買いに来てくれる学生もいましたが、就活本や参考書など大学生が読みそうなものを1冊だけ買う人がほとんどでした。
しかし、東大生は違いました。彼らは何冊もの本をまとめ買いしていくのです。
教科書数冊に文庫、専門書と文庫数冊、または雑誌と文庫と新書、といった感じで、「その冊数は何?」と尋ねたくなるくらい気軽に文庫や新書を購入している姿にとても驚きました。
そんな東大生の姿を見ていると、単行本よりサイズの小さい文庫や新書が、他の大学で弁当と一緒に購入されていたヨーグルトやお菓子のように思えて仕方ありませんでした。
次々とレジを打ちながら、東大生にとって、文庫や新書というのは、本の中でも、おやつ感覚に近いものなのかもしれないなと感じたものです。
それだけ気軽に本を買うというのは、それだけ気軽に読んでいるということでもあります。東大生にとって、読書は日常に溶け込んでいる当たり前のことなのです。
● 東大生には他大学のような 読書離れは無縁?
「東大生は月何冊くらい本を読んでいるのか?」
東大生にこういう質問をすると、「重要なのは冊数ではなくて、本の中身だから」などと理屈っぽい答えが返ってきたりします。
しかし、実際のところは、月平均3〜5冊くらいのようです。
これは、2009年に、書籍部の品揃えなどについて東大生から意見を聞く「店舗クリニック」という会を開催したときのアンケート結果をもとにしています。
少し古いデータなので、読書離れが進む現在では、もっと少ないかもしれません。しかし、先ほどお伝えした通り、いまの東大生もたくさん本を読んでいるため、個人的にはあまり変化はないのではないかなと考えています。
東大では多くの学生が読書を楽しんでいますが、他の大学では、読書離れが深刻化しているようです。そこで、学生にもっと本に親しんでもらおうと、さまざまな読書推進活動が行なわれています。
大学生協全体が取り組んでいる「読書マラソン」もその一つです。「大学4年間で本を100冊読もう」というのを目標に、エントリーした学生に、読んだ本のコメントカードを書いてもらいます。そして、そのコメントカードが10枚たまったら、図書カードや割引チケットと交換できるという取り組みです。
しかし、東大生の平均は月3〜5冊ということなので、仮に月4冊で計算すると、4年間では約200冊になり、読書マラソンの目標冊数を大きく上回っています。
というわけで、東大生協でも一応読書マラソンはやっていますが、積極的には取り組まれていません。
すでに東大生は自分なりに「本との付き合い方」を見つけていて、わざわざ私たちから「本を読みましょう」と働きかける必要はないのです。
一部抜粋
2018/12/29(土) 6:00配信 ダイヤモンド
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181229-00189291-diamond-bus_all&p=1
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