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【野球】<野球の醍醐味とは?>ストライクの判定を機械に委ねることへの違和感「機械がやってしまったら誰でも球審ができてしまう」
- 1 :Egg ★:2019/03/14(木) 14:25:35.61 ID:hzG00Yaz9.net
- 米独立リーグ、アトランティック・リーグが、今季からストライク、ボールの判定に弾道測定器「トラックマン」を導入する。メジャーでの将来的な導入に向けたテストの意味合いがあるという。この一報に、複雑な思いになった。
数年前、NPBのある審判員に聞いたことがある。「ボール球をストライクとコールしてしまったときは、その日は同じコースの球を全てストライクにするんですか?」。返ってきた答えは「NO」だった。理由は「そうすると、一日に2度以上、ジャッジを間違えることになるから」だった。審判としてのプライドを感じた。
公認野球規則のストライクゾーンは、こう定められている。
「打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、膝頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである」
打者の体格、打撃フォームによって異なるゾーンを、人間がジャッジするから多少のミスは起こる。ただし、それも野球の一部だと思う。私が高校生のときは指導者から「審判とケンカするな。微妙な判定でも、絶対に顔に出すな」と口酸っぱく言われた。
ポール際のホームラン判定をリプレー検証によってジャッジすることは賛成だが、ストライクゾーンの判定まで機械が下すのは、ちょっと違和感がある。同審判は言っていた。「ストライクの判定まで機械がやってしまったら、極端な話、誰でも球審ができてしまう。私たちはあそこに立つために、間違えないようにするために訓練を積んでいるんです」。
機械に委ねすぎると、野球の醍醐味(だいごみ)が失われるような気がするのは、私だけだろうか。ストライク、ボールの判定だけは、人間が下すルールであってほしい。(記者コラム・川島 毅洋)
3/14(木) 10:31配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000128-spnannex-base
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