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【相撲】「おい、ニワトリ」「はいじゃない。コケと言え」 貴ノ富士が差別的発言繰り返す 協会が暴行詳細発表

83 :名無しさん@恐縮です:2019/09/26(木) 19:37:04.42 ID:EDVUPO0u0.net
横綱鶴竜が実践する人材育成術〜 ハラスメントの対極にあるもの

阿炎は「あの付け人時代がないと、相撲を辞めていたかもしれませんし、
絶対に今の自分はありません」と断言する。付け人になったのは、
一度上がった十両から幕下に転落していた2016年だった。思うように白星を
挙げられず、自暴自棄になっていた時期に鶴竜の姿を身近で見て、貴重な人生
勉強を積んだ。

阿炎は「人としての振る舞い、心の強さを学びました。満員のお客さんの前で
勝っても負けても変わらない。たとえ負けても人に八つ当たりをせず、記者の
方の質問に返答されていました」と説明する。角界の最高位に座りながら決し
ておごらず、黒星を喫しても感情にまかせて周囲に愚痴を漏らすこともない。
自らとしっかりと向き合って日々の土俵に向かう言動を背中で教え、やんちゃ
だった若者を改心させた。

現在25歳の阿炎は続ける。「横綱はすごく大きい人なんだなと実感しました。
自分も少しでも見習って少しずつでも変わっていけば、また上に戻ることがで
きるんじゃないかと思い始めたんです」。生まれ変わると日常生活の面から
見直した。相撲への鍛錬も重ねて十両に復帰し、幕内昇進へと突っ走った。

▽豊かな人間性

横綱の付け人は、連日の土俵入りの際に綱を締めるのをはじめ、他の関取に付
くよりも用事が多い。鶴竜は「付け人も人間だから、忘れ物をしたり失敗した
りすることもありますよ」と達観したように話し、決して頭ごなしに怒鳴りつ
けることはない。後輩力士の一人は「よっぽどのミスをしたときは『しっかり
してくれよ』と注意を受けることがありますが、僕たちからしたら仏様みたい
な人です」と慕っている。鶴竜は、付け人たちの立て続けの出世にも「たまた
ま、自分にいい若手を付けていただいただけですよ」と謙虚に話す。

相撲界で弟子の育成は一義的には師匠の責任だが、鶴竜とその付け人たちの事
例を鑑みるにつけ、関取が若手力士に与える影響も小さくない。阿炎の他にも、
極芯道は相撲への実直な姿勢を学び「本当に感謝しかありません」と口にする。
阿炎と彩の師匠、錣山親方(元関脇寺尾)は「2人とも鶴竜の付け人に付けさ
せてもらい、成長させてもらった」と謝意を隠さないほどだ。

体一つでのし上がっていく相撲界。気性の荒い若者たちも入門してくる。
以前は「無理ヘンにげんこつと書いて兄弟子と読む」と言われたくらい、
昔は厳しく弟子を育てていた。そんな世界であるからこそ、鶴竜と付け人の関
係は、きらりと光る出来事だ。鶴竜は「人に教えるということは難しいこと。
自分がやってきたことが、その人にあてはまるかどうかは分かりません。
自分のことを見て、それぞれが何か一つきっかけをつかんでくれればいいと
思っています」

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