【サッカー】＜マジョルカのモランゴゴＣＥＯ（最高経営責任者）＞ＭＦ久保建英のレンタル延長を希望「できるだけ長くプレーして欲しい」

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【バルセロナ（スペイン）６日＝豊福晋】スペイン１部マジョルカのマヘタ・モランゴＣＥＯ（最高経営責任者）が６日、取材に応じ、日本代表ＭＦ久保建英（１８）について語った。７日に古巣のバルセロナと戦う１８歳を高く評価。現在はＲマドリードから１年間の期限付きで加入しているが、レンタルの延長を希望していることを明かした。

　―今季の久保をどう評価する？

　「素晴らしい活躍を見せてチームに貢献してくれている。久保で驚いたのはその落ち着いた性格だ。１８歳という年齢でこれだけ騒がれているにも関わらず、常に冷静でいることができている。彼の加入直後にこんなことがあった。どのクラブも通常新加入選手がやってくると入団会見というものをやるものだ。お披露目でもあるからね。マジョルカも歴史上、ずっとそうやってきた。当然、久保の注目は非常に高く、クラブとしては入団会見を企画していた。しかし、彼がそれを断ったんだ。まだ何も成し遂げていない自分がメディアに大きく出て騒がれるのは、他の選手に申しわけがたたないとね。普通の１８歳の若者というのは、インスタグラムやツイッターでフォロワーを競ったり、とにかく目立ちたいもの。しかし、彼は冷静にサッカーに取り組んでいる。久保の技術や才能はもちろんだが、彼が将来偉大な選手になると私が確信しているのは、何よりも人間性がしっかりしているからだ」

　―今季終了後にはレンタル元のＲマドリードに戻るが、クラブとしては来季もレンタル継続を求める？

　「契約に関しては当然ながら保有権を持つＲマドリード次第というのが大前提だが、マジョルカとしては来季意向も契約を延長したいと考えており、そのように働きかけていく。久保はマジョルカにおいて重要な選手になっており、素晴らしいプレーを見せている。Ｒマドリードも久保のここでの活躍に喜んでいる。できるだけ長くマジョルカでプレーしてもらえるようにクラブとしてトライしていく」

　―仮に久保がいなくなった場合、新たな日本人選手を獲得する意向は？

　「クラブとしては久保の後のこともすでに考えており、すでに次の日本人選手を探しているところだ。日本人選手は個人的にも好みなんだ。私はジェノア時代の三浦知良の頃から日本人選手については知っているし、個人的に高く評価している。今季もＭＦ乾はもちろんのこと、ＭＦ柴崎やＭＦ香川、ＦＷ岡崎など多くの選手がスペインでプレーしている。久保の後にも積極的に日本人選手を探していくだろう。１１月に、日本を訪れた際にも広島で東京五輪世代のＵ―２２日本代表の試合を観戦した。当然、獲得候補としてまず考えるのは選手の質だ。その上で、我々が重視している日本人選手であれば、なおいい。マーケティングの観点から見ても、日本というのは最重要市場のひとつ。今後も日本との繋がりを強化していこうと考えている」

12/7(土) 22:15配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191207-12070224-sph-socc