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【メディア】 渡邉恒雄・読売新聞主筆 「部数は下げ止まる。新聞は十分にやっていける。今、内部留保している現預金1600億円くらいある」

1 :影のたけし軍団ρ ★:2020/01/14(火) 08:45:19.95 ID:0Bqe9N199.net
渡邉恒雄(読売新聞主筆)【佐藤優の頂上対決/我々はどう生き残るか】


あまりに名高い「読売のドン」である。
朝日、毎日の後塵を拝していた同紙をトップに導く原動力となり、社長としては部数を1千万部に乗せた。

一方、政治記者としては、政治家たちと深く交わり、
政策にも政局にも絡んで政治の方向性を決めてきた。御年93歳、ナベツネの回想。

 ***

部数は下げ止まる
佐藤 そうした渡邉さんから見て、今の若者たちはどうですか。

渡邉 みんなおとなしくなったね。

佐藤 記者たちはどうですか?

渡邉 政局が安定しているから、政治記者にとって、今ほど楽で怠けていられるときはないよ。昔はこの内閣はいつ倒れるかって、常に考えていたから。

佐藤 読売新聞はどうですか?

渡邉 一時、1030万部までいって、やっぱり人口減と電子メディアの発達によって減りましたな。それでも今、およそ800万部あります。

佐藤 デジタルメディアは気になりますか。

渡邉 テレビが出てきた時も、これで新聞は抹殺されるだろうと言われたものだよ。確かに部数は減ったが、下げ止まると思っている。
いかに電子化したって、学問する、論文を書くにはペンと紙が必要だし、本のほうが重要な個所を探しやすい。

佐藤 その通りだと思います。紙は3次元だから、必要な場所がすぐにわかる。2次元だと検索してデータを探しに行かなきゃいけない。

渡邉 まあ、新聞は販売にお金をかけ過ぎなければ、十分にやっていけるんですよ。現状、お金の心配はない。少なくとも賃下げはしない。
僕が社長になった時、借金が1600億円くらいありましたよ。それを20年でゼロにした。今、内部留保している現預金がそのくらいある。
社長になってから今日までが30年近く、その間に投資した額が7千億円を超えるので、返した金と貯蓄と投資額を合わせると1兆円稼いだよ。

佐藤 そのビジネスの才能はどこからきたんですか?

渡邉 僕は「販売の神様」と呼ばれた務台さんに取り立てられて、徹底的に仕込まれたからね。
金勘定は務台さんの次に詳しいくらいだ。貸借対照表も、どこがツボか一目でわかるよ。

佐藤 会計士でもやっていけますね。

渡邉 これから公認会計士の試験を受けてみようかと思っている(笑)。

佐藤 それはいい(笑)。ちょっと前にある政治家から、渡邉さんに何かあったのかと、電話がかかってきたことがあります。
あまりお姿が見えなかったから。今、その動静が話題になる方は渡邉さんしかいない。本日こうしてお会いしてお元気なのがわかりました。

渡邉 何カ月か前にね、この部屋で足を引っ掛けて倒れたのよ。膝をひねって、立ち上がろうとしても痛くて動けない。
「おい」ってここで大声を出しても、秘書室に届かないんだな。それで2時間くらいそのままだったよ。幸い大事には至らなかったけどもね。
老人は転倒が一番怖い。それは気をつけていますよ。

渡邉恒雄(わたなべつねお) 読売新聞グループ本社代表取締役主筆
1926年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒。50年読売新聞社入社。ワシントン支局長、政治部長、
論説委員長などを歴任。91年より代表取締役社長・主筆。読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆を経て、
現在は代表取締役主筆。著書に『反ポピュリズム論』『わが人生記』『君命も受けざる所あり』『派閥』など。
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/01140555/?all=1

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