【野球】西武・松坂大輔、夕刊フジ単独インタビュー！　「投げられなければ叩かれて当然」

砂漠のマスカレード ★

１４年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手（３９）が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。昨季は未登板に終わり、ファンからは厳しい声もあるが、真正面から受け止めて復活に挑む。自らの引き際について言及しつつ、かつて２度の五輪に出場している「平成の怪物」は、今夏の東京五輪出場にも意欲を見せた。（聞き手・塚沢健太郎）

－－久しぶりに帰ってきて「これは西武っぽいな」と感じたところは

　「投手陣の持っている全体的な雰囲気。明るい感じは、僕が若いときにいたライオンズと似ているなと思いました」

　－－西口投手コーチ、豊田投手コーチら首脳陣にはかつての同僚が多い

　「不思議な感覚がします。一緒に選手でやっていた人たちと、コーチと選手でやるとは思っていなかった。僕も気を遣うでしょうけど。近すぎてもダメだろうし、豊田さん、西口さんもすごく気を遣うと思います」

　－－昨年オフ、もしも西武から声がかからなかったら、どうしていた

　「本当になかったら、どこでやるか、いろいろ考えたんじゃないですかね。ツテがないわけではないので。アメリカの独立リーグ、久保（康友）みたいにメキシコに行っていたかもしれないし」

　－－現役にこだわる

　「（オファーが）なかったら、スパっと辞めているんじゃないですかね」

　－－ソフトバンク、中日では投げていないとファンから厳しい声が

　「それがあって当然だと思っています。プロとして、投げて抑えれば称賛されるだろうし、打たれれば、投げられなければ叩かれる。そういう世界だと思っています」

　－－今年は東京五輪がある。やはり五輪は特別か

　「特別だと思います。僕の場合は五輪より、日の丸を背負って戦うということを、すごく意識してきました。日本代表のユニホームを着られるなら、いつでも着たいと思ってやってきた。その舞台が五輪なら、最高なんじゃないですかね」

　－－五輪とＷＢＣに２度ずつ出たが違いは

　「いや、違うという感覚は僕にはないですかね。日の丸を背負って戦うことに違いはない感じですかね」

　－－五輪に出る選手にアドバイスは

　「僕ができるアドバイスなんかないですよ（笑）。経験した人にしかわからない大変さがあると思う。自分が経験したことといっても、実際にプレーする選手たちがどう感じるか。でも一生、忘れない経験、財産になると思う。ライオンズの選手も何人か行くでしょうし、みんなに日本代表のユニホームを着てほしい」

　－－シーズンの調子がよければ、東京五輪に出てみたい

　「いや、いや、いや（笑）。それはないと思いますけど。でも、気持ちがあるのはウソではないです。いつでも出たい、選ばれたいと思っています」

　－－野球以外で見てみたい競技は

　「僕は他の競技を見るのが好きなので。新しい種目もいいですよね。テレビで見られるときは、間違いなく見るでしょうし。直接、見に行けるなら、何の競技でもいいから、せっかく東京でやるのだから見たい。チケットもないので、テレビで見ますけど」

　－－五輪で他競技との交流は

　「ないですね。北京（２００８年）から後はわからないですけど。僕のときは（選手村とは）別でしたね。入りたかったですけどね。アテネのときは、チームで選手村に遊びに行きました。五輪の選手村の設備に驚きました。選手村でランチしたのを覚えています」

　－－最近の五輪で印象に残っていることは

　「見られるときは見ていましたけど。リオ（ソフトバンク２年目の１６年）も見られるときは見ていたけど、たぶん自分のことが大変だったから（笑）。見て楽しむ余裕はなかったかもしれないですね」

2/8(土) 16:56配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200208-00000003-ykf-spo

【野球】西武・松坂大輔、夕刊フジ単独インタビュー！ 「投げられなければ叩かれて当然」

【野球】西武・松坂大輔、夕刊フジ単独インタビュー！　「投げられなければ叩かれて当然」