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【野球】「そろそろやらないとヤバイ」 危機感アリの甲子園ヒーロー・中村奨成(広島)の現状は?〈dot.〉

1 :砂漠のマスカレード ★:2020/02/23(日) 18:49:53.28 ID:2D89fFBD9.net
注目のプロ入りから3年目を迎える広島・中村奨成は、一軍定着を目指してキャンプから必死にアピールを続けている。

「とにかく、強く振ることを意識している。強い打球を遠くへ打ちたい」

高3の夏、甲子園記録となる1大会6本塁打を記録して大きな注目を集めたが、いまだ一軍出場機会はない。
一軍打撃コーチの朝山東洋は中村の潜在能力を認めたうえで、よりスケールの大きな打者に育て上げようとしている。

「もともと打撃に良いものを持っている。身体も少しずつできて、強いスイングができ始めている。打撃練習の見栄えは良くなっているから、あとは実戦での打撃。
外側の球への入り込みが足りない。これは頭部死球の影響もあるのかもしれない。身体の入り込み、踏み込みが足りないから、外の球を強く打ち返せない」

そこで朝山コーチはロングティから外側の球を投げ、身体の入り込みを意識させている。
「お前(中村)レベルではまだ、相手投手も内側の球を使って攻めてこない。そのうちに外側の球をしっかり打って結果を残すこと」という叱咤激動も忘れない。

中村も「とにかく1日1日しっかりやるだけ。その先に結果がつながっていると思う。
捕手としてももちろんですが、自分の強みである打撃をさらに磨きたい」とその期待に応えようと必死に食らいついている。
課題だった身体作りも少しずつだが進んできたので、自信のある打撃をさらにアピールしたいところ。
中村本人もレベルアップを目指して意欲的に練習に取り組んでいる。

一方、一軍バッテリーコーチの倉義和は、中村の捕手としての取り組み方にはさらなる改善が必要と苦言を呈する。

「打撃が良くても捕手は試合に出られない。それでは代打か、他のポジションへコンバートとなる。
捕手として出たいなら、もっと興味を持って取り組んで欲しい。
秋の時点での課題に対し、オフでも自分で練習できるようなやり方で教えた。
やっているとは思うけど、そのわりには変化が見られない。それなら、やり方やアプローチ方法を変えないといけない」

現在、広島の捕手には會澤翼の他にも石原慶幸、磯村嘉孝、坂倉将吾などがいる。
それぞれ他球団に行けば、定位置奪取も可能な高いレベルでの争い。
中村が広島でレギュラーになるためのハードルは高い。だからこそ、倉コーチの要求も厳しくなる。

「過程もだけど、結果を出さないといけない。そのためには自分自身で課題を克服していかないと。
他の捕手もいるので、中村1人に付きっきりではいられないから。チーム内での競争で、上の捕手を超えていけないといけない。意欲がもっと欲しい」

他のポジションと異なり、捕手の座は1つしかない。倉コーチ自身も現役時代、熾烈な定位置争いを経験してきた。

「もっと自覚を持つこと。思うだけではなく行動で示してほしい。會澤や石原という球界を代表する捕手がいる。
良い教材が近くにいるから使うべき。會澤とかには『いろいろ教えてやってくれ』と言っているけど、自分からもどんどん聞きにいって欲しい。
首脳陣がいるところだけでなく、いないところでもやらないと」

倉コーチは大きな期待を寄せているからこそ、言葉も厳しくなっていく。
結果が出るための確率を高めるため、やれることすべてに取り組んで欲しいと思っているのだ。

昨年のドラフトでは天理大から石原貴規が5位指名で加入。
捕手の人数がさらに増えたことで、中村も「新人の捕手も入ったし、そろそろやらないとヤバイ」と危機感を抱いているが、現状は“ヤバイ”どころではない。
周囲の見方も年々シビアになっており、さらなる成長が求められる。
大器として期待しているからこそ、誰もが歯痒さを感じている。「高卒だから数年は身体作り」という声も聞こえるが、時間はそこまで多く残されていない。

キャンプインからの1軍帯同は、ライバルの捕手と同じ土俵に立ったに過ぎない。
猛者どもを押し退け、結果を残さないといけない。今は苦しい立場だろうが、絵に描いたような成り上がりのストーリーを期待している。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200223-00000004-sasahi-base
2/23(日) 16:00配信

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