【野球】「もう一度ドラゴンズでやってみたかった」宇野勝ロッテ移籍とその後の真相」 [砂漠のマスカレード★]

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新型コロナウイルスの影響で延期が続いていたプロ野球開幕も、いよいよ今週金曜日。YouTuberとして活躍の場を広げるドラゴンズOB宇野勝さんが、今回は自身が経験したトレード移籍について語ってくれました。

【1992年の秋。その時は、突然やってくる…】
宇野　沖縄で秋季練習があるから、そのための荷物をまとめていたんだよね。そしたら球団代表から電話がかかってきて、トレードって…。

ロッテは92年に本拠地を川崎から千葉に移したばかり。「地元に愛されるチーム作り」を掲げる中、千葉出身の宇野さんをトレードで獲得したのです。ところが当の宇野さんは…

宇野　千葉出身だからといって「地元に帰る」という考え方はなかったね。それ以上にドラゴンズに「もう要らない、出された」って想いの方が強くて…。ショックだったね…

【ウーやんの人生も変えた10.8決戦】
ロッテ移籍後の宇野さんは、移籍初年度にわき腹を痛めたこともあり、思うような活躍・成績を残すことが出来ず、移籍2年目（94年）の途中からは2軍の浦和球場で汗を流していました

宇野　10月の初めくらいだったかな、星野さんから電話がかかってきて。『オレは監督に復帰する、お前まだ野球やる気あるのか』って。あります！って答えたら『じゃあ名古屋帰ってこい』よしっ、名古屋でまた野球ができる！という気持ちになったよね。

しかし喜びもつかの間、その年の10月8日。巨人・長嶋茂雄監督が「国民的行事」と謳った10.8決戦（※1）を機に、退任予定だった高木守道監督の続投が決定。星野さんの監督復帰話が消えるとともに、宇野さんのドラゴンズ復帰も幻に。そのまま36歳で現役引退となりました。

宇野　出来ることならもう一度ドラゴンズでやってみたかった。36歳…出来るかどうかわからなかったけど、うん。ナゴヤ球場でプレーしたかったな…。

※1 　1994年10月8日、中日と巨人のシーズン最終戦。同率首位で並んだ両チームの直接対決となり、勝った方がリーグ優勝を成し遂げる日本プロ野球史に残る一戦。2位・中日がシーズン終盤に猛烈な追い上げを見せたことで、この出来事が起きた。なお試合は6－3で巨人が勝利を収め、リーグ優勝を果たした。

（YouTubeメ～テレ公式チャンネル

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