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【映画】『タイタニック』「ジャックは生き残れたのではないか問題」がついに決着 [ゴアマガラ★]

1 :ゴアマガラ ★ :2020/08/22(土) 22:07:22 ID:CAP_USER9.net
1997年の映画『タイタニック』──。レオナルド・ディカプリオ扮するジャックが大西洋の氷河で力尽きるラストシーンを覚えているだろうか。

実はこのラストシーンをめぐっては「ローズが乗っていた板には2人分のスペースがあったのではないか」
「ローズがちょっと詰めていれば、ジャックは生き残れたのではないか」という論争が長年くすぶり続けていた。

だが、とうとう今年、ファンを二分していたこの論争に科学の力によって終止符が打たれたという。英紙が報じた。

人類にとっての難問

「これは数十年にわたって激論が戦わされてきた論争だ。このせいで、多くの家族が分裂した。これは、
我々にとって人間らしさとは何かを問いかける非常に重要な難問であり、国家のみならず地球上のすべての人々を二分してきた」

英紙「ガーディアン」は少々大げさに論じている。

ジャック・ドーソンはローズ・デウィット・ブケイターが乗っていた例の木の板に這い上がり、彼女と一緒に助かることができたのではないか? 
ローズがちょっと詰めてやれば、ジャックも助かり、ハッピーエンドだったのではないか?

実は、この問題を取り上げたのは「ガーディアン」が初めてではない。2013年に、アメリカのテレビ局「サイエンスチャンネル」も映画の瓦礫に似た木のドアを製作し、検証実験をおこなっている。
実験では、もしローズがライフジャケット脱いで板にくくりつけていたら、板は波に耐えやすくなり、2人の人間が乗っても大丈夫なことが証明された。
ジャックとローズは「いつまでも幸せでセクシーに」暮らせたのかもしれない。

しかし、「ガーディアン」はローズに汚名を着せるのはまだ早いと主張する。まず、タイタニック号の実際の残骸と照合してみると、
ローズがつかまっていたのは木のドアではなく、「樫材のドアフレームの一部」だということがわかる。
そして、この板にほんとうに2人の主人公が乗れるのかどうかを検証するには、浮力の問題を考えなくてはならない。

物理専門サイト「フィジックス・セントラル」がその浮力の計算をおこなった。サイトによれば、ジャックとローズの体重を合わせるとその重量は3184ニュートンに相当する。
ところが、塩水の上で樫材の板が耐えられるのは、計算によれば2490ニュートンまでだ。つまり、ローズがジャックに場所を空け、
2人で板に乗っていたら、2人とも暗い海の底に沈んでいっていただろうというのだ。

では、ライフジャッケットを板にくくりつけ、浮力を増す「ライフジャケット理論」についてはどうだろう? 
「ガーディアン」はこの理論も退けた。マイナス2.2℃の海水の中ではライフジャケットを板にくくりつける前に、ジャックは気絶してしまうというのだ。

結局あらゆる角度から検討して、ジャックは自分が助かるか、ローズを助けるために犠牲になるかの選択をせざるを得なかったのだ。
「彼は正しい選択をしたのか? その答えはあなた次第だ」と英紙は記事をしめくくっている。

https://courrier.jp/news/archives/209923/
https://courrier.jp/media/2020/08/23014351/GettyImages-1192757498-1600x833.jpg

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