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【映画】『ドラ泣き』コピーに賛否、ドラえもん50周年記念作品を“泣ける”映画にした理由とは [爆笑ゴリラ★]

2 :爆笑ゴリラ :2020/12/20(日) 08:51:14.48 ID:ECN3IX0c0.net
■映画の使命は「ドラえもんをリアルに表現すること」アニメでは省略できる描写も3Dでは時代設定から

「『STAND BY ME ドラえもん』シリーズには、やろうとしている世界観があるんです」と八木監督は続ける。それは「ドラえもんというお話のリアルを表現すること」。ドラえもんのコミックスが出たのは1974年。この世界観を3DCGで描く場合、どうしても時代設定や色々な物の質感がリアルに出てしまう。CGは細部まで描かれるため、アニメのようにそこをポップに省略することができないのだ。

「そこで、作品に登場するアイテムを初版が出版された当時のものに合わせました。のび太のファッションや靴、蛍光灯のデザイン、自動販売機、自動車など。具体的に言えば前作は1974年、今作は1975年頃のデザインにしてあります。実は、裏設定的には今作は前作の1年後の世界を描こうとしています。要は、今作ののび太は、ドラえもんと出会って1年が経っているということです」

 当時の資料は少なかったため、監督やスタッフが子ども時代の写真や思い出を持ち寄り、アイテムをリアルな1974、1975年物として描いた。「大人になって本作を観る方が、『ドラえもん』のコミックスやアニメを観た当時のノスタルジーを感じてもらいたかった」と言う。

「また、感動の要素については、前作も今作も“人を思いやる気持ち”を大切にしています。前作では、のび太とドラえもんの友情。今作は、おばあちゃんの願いや、それを叶えたいというのび太の想い。のび太は、人を思いやりすぎて逆にネガティブモードに入ってしまう面もありますが、それも含めてしっかりと描くことで、観てくださる方々のそれぞれのご両親やご祖父母への想いに、本作が直結してくれるのではないかと願っています」
 
 あともう一つ、込められているのは「明るい未来」というテーマだ。大友克洋の『AKIRA』や映画『ブレードランナー』に代表されるように、創作で描かれる未来はネガティブなものが多い。さらにバブル崩壊を経て「失われた20年」が到来。ここに今年はコロナ禍が加わり、明るい未来を感じられない人はかなり多いのではないだろうか。

「『ドラえもん』のコミックスが発売された当時、子ども向け雑誌などに載っていた未来予想図は非常に明るくポジティブなものばかりでした。『STAND BY ME ドラえもん』シリーズでは、これを踏襲。そもそもドラえもんは“明るい未来”の22世紀から来た存在ですし、そのユートピアへ向かう過程として、大人のび太の住む未来も明るいものにしています。“未来は暗い”、“昔はよかった”という風潮がある中、ドラえもんがいる世界では、未来は明るくあって欲しいんです」
>>3続く

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