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【野球】斎藤佑樹が本音を告白「どれだけ叩かれても叩かれても…」 [砂漠のマスカレード★]

2 :砂漠のマスカレード ★:2021/04/11(日) 20:50:52.93 ID:CAP_USER9.net
「トミー・ジョン手術をすると、復帰まで最低2年はかかると言われています。執刀した瞬間、’21年のシーズンを棒に振ることが決まる。’22年もリハビリで終わるかもしれない。球団にあと2年待ってもらうことになる。これまでの成績を考えたら、自分の中にその選択肢はなかった。なんとしても’21年中に復帰して、結果を残さねばならない。僕にはもう時間がないんです。この新しい治療法を試したアマチュアの選手数名は、いずれも半年ほどで復帰したそうです。迷いはなかったですね」

◆149qの残像と現実

理論的には自分の血液から抽出した「多血小板血漿(けっしょう)(PRP)」をヒジに注射して再生させる保存療法(PRP療法)に近く、「サプリによる栄養摂取を組み合わせるのがポイント」(斎藤)だという。

チームドクターやトレーナーらと相談し、11月には治療をスタート。今年2月に行われた春季キャンプでは一日200球も投げ込めるまでに回復した。

「靭帯って……何もしなくても再生するんだそうです。施術から4ヵ月経ってからMRIを撮ってみたら、完全にじゃないですけど、僕の靭帯も繋がっていました(笑)。キャンプでは200球という数字が大きく取り上げられていましたけど、ごく短い距離でのキャッチボールも含めた数です。復帰したときのことを考えると、ずっと肩を休めてられない。胸郭まわりも鍛えておきたい。だから、ヒジにストレスがかからない程度にピッチングをしていた、というわけです」

本誌が斎藤をインタビューしたのは、セ・パ同時にプロ野球が開幕した3月26日。プロ11年目をファームで迎えた栄光のドラフト1位投手は「真っ直ぐのスピードがやっと130q前半まで上がったんですよ」と白い歯を見せた。「まだまだ、慣らし運転ですよね?」と聞く記者に斎藤は「全力投球です」と胸を張った。
「いまは変化球も全球種、投げています。あとは筋力トレーニングと、”痛みの恐怖”との戦いでしょうね。自分の中にある怖さを取り除く作業――大学4年のとき、僕は149qの真っ直ぐを投げていました。正直、当時の残像が見えるときはありますよ。でも、いまは切り離して考えています。治療後、133qが出たときは嬉しかったな……」

最盛期との落差は、頂点を極めた本人が一番わかっている。それでも、懸命にリハビリに励む斎藤に「辞めてしまえ」「アイツは終わった」との容赦(ようしゃ)ない声が飛ぶ。あらためて斎藤に聞いた。

「ハンカチ王子」ブームからの壮絶な手のひら返しを、本人はどう受けとめているのか。

「実は一度、栗山英樹監督に相談したことがあります。監督はこう言われました。『そういう声はあなたの周りにいる人たちに任せておきなさい。あなたが本当におかしいことをしていたり、変なことをしていたら、声を上げてくれる人たちが、あなたの周りにはいます』と。この言葉に救われましたね……。

もし今回、僕の挑戦が失敗して、復帰が叶わなかったとしても、僕が経験したことは次の世代に活(い)かせると思っています。最低でも、実験台になったことで事例として残すことができる。どれだけツラいことがあっても、どれだけ叩かれても、野球は嫌いになれないですね。ずっと野球とともに成長してきたし、これからも関わっていくつもりです。僕にとって野球は人生の相棒であり、先生だから」

『FRIDAY』2021年4月16日号より

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