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【特集】妻夫木聡と岡田准一の会話に見る「敬語」の難しさ 敬語は「敬意」ではなく「距離感」の表れ? [朝一から閉店までφ★]
- 1 :朝一から閉店までφ ★:2021/05/25(火) 17:54:45.98 ID:CAP_USER9.net
- 妻夫木聡と岡田准一の会話に見る「敬語」の難しさ
敬語は「敬意」ではなく「距離感」の表れ?
中村 桃子 : 関東学院大学教授
2021/05/23 14:00
わかっているようで、わからない「敬語の正しい使い方」。いったい、なぜ敬語は難しいのか? その理由を俳優の妻夫木聡さんと岡田准一さんのケースをもとに解説。関東学院大学教授、「社会言語学」の専門家である中村桃子氏による新書『「自分らしさ」と日本語』より一部抜粋・再構成してお届けする。
https://toyokeizai.net/articles/amp/427985?display=b&_event=read-body
なぜ「敬語」は難しいのか?
私たちの敬語に対する意識が変化していることは、文部省(現文部科学省)も指摘している。文部省は、『国語審議会報告書20』(文化庁1996:301)で、現代の敬語について、以下の4つの特徴をあげている。
@表現形式の簡素化
A親疎の関係の重視
B聞き手への配慮が中心
C場面に応じた対人関係調整のための敬語
@は、複雑なものより簡素な敬語の形が好まれるようになったということ。
Aは、上下関係による敬語の使い分けが弱まり、相手と親しいかどうかという距離感に基づいた親疎関係が重視されるようになったということ。
Bは、話題に登場する人よりも聞き手への配慮が中心になった。素材敬語よりも対者敬語がより意識されるようになったということだ。
Cは、@では簡素化が挙げられているが、店員がお客に対するときなどの商取引の場面では、極めて丁寧になる場合があるという指摘である。日本人の敬語に対する意識は戦後から長い期間を経て徐々に変化しているのである。
このように敬語意識が変化している状況では、同じ場面でも、ひとつの「正しい敬語」を決めることなどできない。たとえば、対者敬語のひとつである「です」の使い方に関しても、話し手は目上の人に「です」を使うことによって、上下関係にもとづく敬意を表しているつもりでも、聞き手が上下関係よりも親疎関係を重視すれば、「です」は相手との距離感をもたらしてしまう。
いくら目上の人に対してでも、「です」でばかり話していると、「いつまでたっても親しめない人だ」と誤解されかねない。同じ敬語を使っていても、さまざまな解釈が可能なのだ。
敬語の解釈が定まらないという現象は、現代の若者のコメントにも表れている。2018年10月に、俳優の岡田准一(当時37歳)と妻夫木聡(当時37歳)が映画『来る』の制作報告会に出席した。そこで、妻夫木聡が次のようにコメントしたのだ。
"
妻夫木は「未だに気になることがある」と切り出すと「同い年なので岡田くんにはタメ口を話してしまってるんですけど。いまだに岡田くんが敬語なのが気になる…」とポツリ。
岡田は「(自分は)年下でも敬語を使います」と弁解するもすぐさま「でも青木ムネには普通に話してたんです」と暴露。「まだ、やばい。俺は壁があるぞ、これって」と肩を落とした。
(「妻夫木聡同学年〞岡田准一の敬語〞にがっくり「壁がある」/「ORICON NEWS」/2018年10月23日配信)
"
妻夫木聡にとって、同じ年齢の岡田准一に敬語を使われることは、自分に敬意を表してくれているというよりも、自分との間に「壁」を作られることなのだ。
敬語は「敬意」ではなく「距離感」の表れ?
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://toyokeizai.net/articles/amp/427985?page=2
- 90 :名無しさん@恐縮です:2021/05/27(木) 05:26:39.40 ID:Y41gKPRS0.net
- >>18
青木むねってまさかの優香の穴兄弟?
だからタメ口?
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