【音楽】ジョニ・ミッチェルの「ブルー」：私のお気に入りの曲 - ジェームス・テイラー、キャロル・キング、グラハム・ナッシュなど語る [湛然★]

湛然 ★

Joni Mitchell’s Blue: my favourite song - by James Taylor, Carole King, Graham Nash, David Crosby and more
Interviews by Dave Simpson
Tue 22 Jun 2021 06.00 BST　The Guardian　DeepL翻訳による抄訳
https://www.theguardian.com/culture/2021/jun/22/joni-mitchell-blue-my-favourite-song-james-taylor-carole-king-graham-nash-david-crosby-kt-tunstall-birdy

この伝説的なアルバムが50周年を迎えるにあたり、このアルバムに影響を受けたミュージシャンたち、そしてこのアルバムに影響を与えた人たちが、自分にとって最も意味のある曲とその理由を語ってくれました。

●Carole King: Blue
https://www.youtube.com/watch?v=Nu7aOan-lds

1971年にこのアルバムがリリースされたとき、私はジョニのオープン・ギター・チューニング、予測不可能なコード・チェンジ、そして温かく豊かな低音からベルのような高音までを難なくこなす素晴らしいボーカル・チョップに圧倒されました。私は、ピアノやギター、ダルシマーによるシンプルなリズムの伴奏が大好きでした。

そして、私は歌詞に興味を持った。彼女の痛々しいほどの正直な感情を聞くのは難しいことでした。若い母親である私にとって、「Blue」と「Little Green」は特に感動的でしたが、その後、「California」のように、彼女がひどく面白いことを始めるのです。このアルバムは、インスピレーションに満ちたよくできた曲が完璧に配列されているので、お気に入りの曲を選ぶのは難しいですね。
私はただ、ソングライティングの妹に言いたい。"おめでとう、ジョニ、そしてありがとう。"

●James Taylor: California
https://www.youtube.com/watch?v=l6tlDUqRMUo

ジョニは音楽で成功していた。家と車を手に入れた彼女は、楽しみながら世界を見てみたいと思った。ポータブル・ダルシマーを持ってヨーロッパを1、2年旅した後、彼女はたくさんの曲とアイデアを持って戻ってきました。私たちは同じサークルに入っていて、結局一緒になった。禁酒していたわけではありませんが、当時のヘロイン依存症は比較的静かなものでした。

穏やかで、平和で、素晴らしく、クリエイティブな時間だった。彼女はタバコをやめ、声も素晴らしいものでした。彼女は絶好調だったのです。私がアルバムで演奏するのは自然で簡単なことだと感じました。セッションにはほとんど人がいませんでした。Blueの素晴らしさは、そのミニマリズムにあります。彼女の声、メロディー、そして個性が活かされています。それは純粋なジョニです。

パリで書いた『California』は、家に帰ってきたときの歌です。旅の後、自分の家は世界の中で異なる文脈を持っています。愉快で、個人的で、純粋な曲です。彼女をノースカロライナ州の家族に会わせていたとき、フライトの合間に突然「カリフォルニアに戻らなければならない」と言い出し、私を空港に置いていってしまったんです。彼女は私のこれからの15年間の荒波を感じ取り、縛られたくなかったのかもしれません。彼女は完全に現実であり、自分で考えたものであり、彼女と知り合えたことは私の人生の中で最も良いことのひとつです。

●David Crosby: A Case of You
https://www.youtube.com/watch?v=jqYpK3CFmMk

ジョニは、私やグラハム・ナッシュ、ジェームス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、レナード・コーエンと付き合いました。彼女は刺激的で波乱に満ちた楽しい人で、私たちは皆、彼女を愛していましたが、彼女が幸せだったとは思えません。ポリオ、チャック・ミッチェルとの結婚、子供の出産などを経験してきた彼女にとって、音楽はそれらを処理する手段だったのです。彼女の音楽のように、同じ30分のうちに笑ったり、本当に泣いたりするので、彼女のそばにいるのは難しいかもしれません。それが彼女の真の姿なのです。

ボブ・ディランはジョニと同様に優れた詩人ですが、ミュージシャンとしては到底及ばない存在です。ポール・サイモンやジェームス・テイラーも素晴らしい作品を作りましたが、私にとっては『ブルー』が最高のシンガーソングライターのアルバムです。このアルバムから曲を選ぶのは、自分の子供を選ぶようなものです。A Case of You』以上の曲があるでしょうか？彼女はソングライターとしてとても素晴らしく、私を圧倒しました。しかし、彼女は私たちに努力すべきものを与えてくれます。