【野球】＜競技人口減少の野球＞少年少女年代まで統一された組織づくりが必要！24年のパリ五輪では野球競技は採用されず... [Egg★]

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東京五輪で侍ジャパンが待望の金メダルを獲得した。24年のパリ五輪では野球競技は採用されず、チームを率いた稲葉監督は、金メダル獲得が野球人口の底辺拡大につながることを希望していた。

野球の競技人口の減少が懸念されて久しい。高校野球の都道府県大会でも出場資格を維持するために合同チームが認められたりするようになった。少子化、競技の多様化もあるが、野球界にも大きな改革が必要な時期が来ていると感じる。

プロ野球担当に復帰する前には事業部にいた。そこでは少年サッカーイベントにも関わる機会もあり、小学生年代に8人制サッカーを導入するなど過渡期だった。

小学生年代は、より多くの子どもたちがボールに触れる機会を増やすことがテーマの1つだった。サッカー界は日本サッカー協会が頂点。各都道府県で採用時期にズレもあったが、最終的には全国で統一され、底辺拡大の一翼を担っている。

野球界は、9人で競技をするスタイルは、プロから少年少女年代まで大きく変わらない。軟式、硬式の野球団体に分かれ、硬式でもリーグが分立している。8人制を導入したサッカー協会関係者も「統一された組織でも導入までに紆余（うよ）曲折はあった」と、苦労を振り返る。

五輪での金メダルが子どもたちの目を野球に向けさせたと思うが、少年少女年代まで統一された組織づくりが必要な時期がきていると思う。

2042年に最後のワールドシリーズが行われて、野球は廃れてなくなる－。未来を舞台にするSFドラマ、スタートレックで描かれた野球界のおとぎ話。あながち幻想でないような気がしてきた。【中日担当　伊東大介】

8/21(土) 5:00 日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/87ff003bf41cde165d61528b79a4a0f2a575aa15