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【テレビ】昨年の紅白歌合戦、視聴率下落の可能性。再び40%割れも。日テレは惨敗へ [サザンカ★]
- 2 :サザンカ ★:2022/01/02(日) 08:59:00.22 ID:CAP_USER9.net
- “テレビ離れ”が進む?
では、この大晦日にテレビ放送を見ていた家庭はどのくらいあったのか。
関東でのNHKと民放キー5局を見ていた人の合計視聴率を、19年や20年と比較してみよう。
スイッチメディア関東地区データから作成
スイッチメディア関東地区データから作成
『紅白』が高視聴率となった20年は、午後から深夜にかけて19年よりかなり高くなった。
夜10時も11時も4.8%と、割合にして1割以上も上昇していた。コロナ禍で外出しない人が多かった影響は、もろにテレビ視聴につながったようだ。
ところが去年の大晦日は様子が一変した。
朝の8〜9時こそ差が少なかったものの、1日の大半で総個人視聴率が下がっていた。
『紅白』が始まった夜7時台では前年比6.7%減、最大は『紅白』が最も盛り上がった夜11時の8.0%だった。なんと2割近く下落した計算になる。
電通の調査によれば、コロナ禍でテレビ視聴の状況は大きく変わっていた。
コロナ前の5年間、週に1度以上テレビを利用する人(WAU)は関東で毎年1.1%ずつ減り、約300万人がテレビ利用をしなくなっていた。
一方YouTubeのWAUは年率1.5%ずつ増え、5年で200万人増えていた。
ところがコロナがまん延した20年の半年で、YouTube利用者は700万人増え約2700万人となり、約3000万人のテレビに肉薄するようになったのである。
他にamazonプライム・ビデオが約800万人、Netflixが約400万人と急伸していた。
つまりインターネットで動画を楽しむ人が急増していた。
テレビで見るべきものがないと感じた人にとって、他で楽しむ選択肢は幾つもあるという状況になっていたのである。
この状況を前提に、大晦日に家にいた人の一定割合が、テレビからネット動画へ流れたと推測できる。
新たなライバルとの闘い
実は去年1年間、その兆候は出ていた。
ビデオリサーチが調べるPUT(総個人視聴率)でも、夜7〜11時の数字は下落傾向だった。7〜8月こそ東京オリンピックの影響で20年と同等だったが、10〜12月は2%ほど低くなっていたのである。
今回の『紅白』については、評価する声が多い。
前回の無観客から2年ぶりの有観客となったものの、メインステージだけでなく、東京国際フォーラムのガラス棟やNHKのスタジオを駆使し、多彩な演出が話題になった。
ところが毎分の視聴率動向を見ると、ちょっと様子が違う。
詳細は視聴データが整ってから改めて分析するが、2部での失速感が否めない。去年までは各局をザッピングしていた人々の一部が、今回は途中でネット動画に離れたまま戻らなくなっていたと筆者は推測する。
つまり去年までは、日テレなどの強力なライバルのお陰で、4時間を超える『紅白』の好調ぶりが持続した。
ところがネット動画に逃げてしまう人々は、ザッピングで戻ることが少ない。結果として、後半に勢いが失われるという事態に陥っていたのではないだろうか。
若年層も取り込む新たな道を確立した『紅白』。
ところが成功に手が届いた瞬間に、新たな課題が立ちはだかったようだ。
“テレビ離れ”にどう立ち向かうのか。
制作陣がどんな答えを出してくるのか、楽しみにしたい。
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