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雅ちゃんがももちの胸を触るセクハラ83

389 :名無し募集中。。。:2018/11/06(火) 22:20:40.91 0.net
>>387

「みややっぱそれ荷物多すぎじゃない?」
「せっかく、準備したし」
「いやまあそうだけど。数時間で行って帰って来れそうだしなんなら手ぶらでも良いくらい」
「いいの!」
駅のホームに立っていた。
みやは傍のももを見た。
真っ白いコートに身を包んだももは、天使みたいに見えた。

「歩きやすい車道でも残ってるといいけど」
みやのスマホとにらめっこしながらももが言った。
「そこってもう全然人は来ないの?」
「検索結果見るかぎり、廃墟マニアが写真撮りにとか、たまに来てるかもしれないけども」
「へー」
ももはちらっとみやの方を見上げた。
「インスタにでもあげれば」
「え、ちょっと楽しみになってきた」
「一応釘も刺しとくけど、遊びに行くんじゃないんだからね」
そう言いながら、目を細めて楽しそうな様子のももを、みやは肘で小突く。
「旅行日和だね」
「そうだね」
11月にしては温かい、日差しの心地よい日だった。

「ね、みや、ちょっと休んでかない?」
「は?まだ登り始めたばっかじゃん!お昼には着く予定で」
「時間ならまだ全然あるよ」
「こんなペースじゃ日が暮れる!はい歩く歩く!」
「はぁい」

「みや、ちょっと思いついたんだけど」
「なに」
「そのキャリーの上にももが座ってさ、みやが引っ張って上がってみるとかどう?」
「むり。却下します」
「ももちゃんこんな距離歩き慣れてないんだよぅ」
「みやだって足ぱんぱんなの!」

砂利道は雑草とゴミだらけだった。
紙くずや空き缶に足を取られる度に、みやの顔は険しくなっていく。
もと駐車場だったと思しきスペースに辿り着いた時にはもう互いに無言で
上がる息と足の痛みをかばうのに必死だった。
体を折り曲げ、喘いでいたももがようやく顔を上げる。
「あっち」
それだけ言ってまっすぐ歩き出したももを、みやは慌てて追いかけた。

つづく
>>386
ありがとうございます頑張ります!
感想もいつも大切に読んでますあと続きの参考にもしてます
このスレには本当感謝してます

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