http://www.ytv.co.jp/press/kansai/D7536.html
大阪のコメ卸売会社による産地偽装事件。読売テレビが、会社が販売していたコメを購入し独自に検査会社にＤＮＡ鑑定を依頼したところ悪質な偽装の実態が明らかになった。
イオンライスの会長、上田裕雄容疑者（５９）は弟の淑雄容疑者（５５）と元工場長の石田久二容疑者（４９）らに指示し「国内産１００％」と表示しながら中国産などのコメを混ぜて
販売した疑いが持たれている。調べに対し裕雄容疑者は「偽装米のレシピを弟に作成させた」と供述。イオンライスは大阪府内のスーパーなどにコメを卸しており、読売テレビ
取材班は先月、購入したイオンライスの商品を福岡県の検査会社に持ち込みＤＮＡ鑑定を依頼した。その結果、５商品のうち１つに別の品種が混ざっていたことが判明。その商
品は「北海道産ゆめぴりか」。さらに鑑定を進めてもらうと「別品種の混入 ４２％」との結果が出た。半分近くがゆめぴりかではないコメだった。実際にイオンライスが販売した
北海道産ゆめぴりかを食べたことがある人は「食べたら１つもおしくなかった。この米、袋だけゆめぴりかで中身違うんちゃうかと疑っていました」。逮捕容疑以外のコメでも偽装
行為が明らかになった。