みのもんた「主張の出来る報道番組をやりたい」

　タレントのみのもんた（７０）が２４日、東京・虎ノ門のホテルオークラで古希の祝いを行った。
ソフトバンクホークスの王貞治会長（７４）、プロゴルファーの青木功（７２）、俳優の里見浩太朗（７７）ら各界から
約１０００人が出席。昨年、次男（３２）の窃盗事件で報道番組を降板したが、「新聞の社説のような、
日本を動かせる番組をやりたい」と復帰へ意欲を見せた。

ちょっと略

　パーティー前の会見では、昨年降板した報道番組への熱い思いを明かした。「チャンスがあればという気持ち。
やっぱり日本の将来をけん引するような番組をやりたいね。はっきり新聞の社説のように主張の出る番組をやりたい」
と熱望した。

　次男の事件後、現在もバラエティー番組には継続して出演しているが、２００５年から昨年の１０月まで
司会を務めたＴＢＳ系「みのもんたの朝ズバッ！」などの報道番組は降板。この日と同じホテルオークラで
昨年１０月に行った謝罪会見で「報道番組は私の憧れだった」と悔しそうに語るなどこだわりは強く、
降板後も各局の朝の番組は細かくチェックしていたという。「どの番組もバラエティーみたいになって、
お昼のワイドショーと変わらない。つまんねえっていうのがあります。やっぱり日本を動かせるような番組が
出てきてほしいと思っている」。現状の番組に苦言を呈しつつ、「俺が」の思いが日増しに強くなっていった。

　事件後日本テレビを退社し、現在は、みのが社長を務める水道メーターの製造販売会社「ニッコク」に勤務する
次男も、スタッフとしてパーティーの運営を手伝った。次男に対しては「親子の絆は切っても切れない。
頑張って生きていってほしいし、応援したい。落とし穴からはい上がってほしい」とエール。また１２年５月に
死去した妻の靖子さん（享年６６歳）の納骨を済ませていないことを明かし「『あんたが死んだ時に一緒に入る』って
約束してるので再婚するわけにはいかない。再婚は１００％ない。不便なこともあるし、いろいろ薦められるけど、
どうしても女房と比べちゃう」と断言していた。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141024-OHT1T50318.html