中国「サムスンは次のソニーになるだろう」

サムスンとソニーはある程度でよく似ている。例えば、技術を標榜し、ハードウェア技術が得意。ただ、スマホの発展に伴い、
一部ハードウェアはユーザー需要に追い付いていない。例えば、サムスンの「アイコントロール機能」、「ＮｏｔｅＥｄｇｅ」可撓画面スマホなど。
サムスン「可撓画面」は今でも口コミにつながっていない。国内メーカーと比較し、サプライチェーンはサムスンの強みである。

ソニーのラインナップはたいへん広い。ソニーは１０００種類以上の製品を取り扱っている。ただ、中核競争力不足は問題化している。
韓国経済に浸透しているサムスンは高額携帯電話市場でアップルと戦う唯一のメーカーに育っている。

多すぎるコンシューマーエレクトロニクスがブランド弱体化につながることは両社の共通問題である。サムスンは将来、ソニーの二の舞となる可能性がある。

ソニーは少ない製品を作るが、気質やセンスを維持している。
ｉＰｈｏｎｅやｉＰａｄ、ｉＭａｃ、ｉＰｏｄなどは気質で、アップル・ブランドと一致している。アップルの全機種は「高級」、「高価格」を維持している。

もちろん、ソニー衰退の背景に別の事情がある。例えば、製造技術移転。それは日本電子産業の環境に関わるものである。
しかし、電子製造業の遺伝子に端を発した危険はいずれサムスンに降りかかる。サムスンは将来、ハードウェア産業の潮流に順応し、
正しい位置づけを見つけ、工業発想からインターネット発想へと転換する必要がある。サムスンにとって時間は少ない。
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