近年、結婚できない男性が増え、親が息子のための婚活に四苦八苦するような現象が起きています。しかし、我が子が大人になってから焦るのではもう手遅れかもしれません。
教育環境設定コンサルタント・松永暢史さんによれば、男の子が将来、結婚できるかどうかは12歳までの育ち方に大きく左右されるといいます。
息子さんをお持ちのお母さん！ あなたが目に入れても痛くない最愛の坊やも、育て方しだいではずっと独身……というおそれも十分に考えられるのです。
今回は、松永さんの著書『結婚できない男は12歳までにつくられる！』をもとに、息子が将来結婚できなくなる母親の習慣2つをお届けします。
■1：危険なことは一切させない
男の子の行動は、お母さんから見るとヒヤッとするような危険なものが珍しくありませんよね。たとえば、階段からの飛び降り遊び。
2、3段くらいならともかく、4段、5段……となってくると、「やめなさい！」と制止したくなるお母さんが多いのではないでしょうか？
ところが、危険だからといって、男の子から“失敗の機会”を奪うことは、その子の成長にとってマイナスであると松永さんは主張します。
■2：夫婦の会話がない
いまどきの未婚男性のなかには、「自分の両親の姿を見てきて、結婚生活に希望がもてない」と嘆く人が少なくありません。会話のない夫婦の間で育つと、結婚願望をもてなくなる可能性が高いともいえます。
「おはよう」「いってらっしゃい」といった基本のあいさつを欠かさないようにしたり、「今日はずいぶん暑かったね。お疲れ様」
とさりげなく相手を気遣う言葉をかけたり、ささいな心がけでも十分だといいます。ちょっとした会話の積み重ねで、子どもに“そこそこの幸せ”を実感させましょう。
かわいい息子をずっと手放したくないという親心もあるでしょうが、結婚できないままでは息子さんが将来、みじめな思いをするかもしれませんよね。
息子さんの結婚力を育むために、今回お届けした2つのNG習慣はぜひ改めましょう。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140625-00083777-wooris