裸のウクライナ美女、「神は女性だ」とおっぱいで意味不明な主張 in バチカン市国

【ローマ＝青木佐知子】ローマ法王庁（バチカン）は２６日、クリスマスのサンピエトロ広場で上半身裸になったとして、ウクライナ人の女性を公然わいせつなどの現行犯で拘束したと発表した。

女性は２５日、「神は女性だ」と裸の胸に描き、法王フランシスコのクリスマスのあいさつが終わった広場に乱入。キリスト生誕を人形で再現した飾りから、幼いキリスト像を奪おうとしたが、
その場で取り押さえられた。この女性は、女性の権利を訴えるフランスの市民団体「フェメン」のメンバーで、団体の公式サイトによると、中絶を禁じるカトリック教会への抗議だという。

同団体を巡っては、法王が１１月、仏ストラスブールの欧州議会を訪れた際も、メンバーが前日に地元の大聖堂の祭壇に登る騒ぎがあった。
バチカン報道官は２６日、同団体が「信仰の権利を、故意に何度も侵害している」と批判した。

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